1月26日の天気予報は曇り時々雨。「ずっとっ降っているわけではないし。傘さしてやろう」と、ドキドキしながら皆さんにGOサインを出しました。しかし、実際は薄日が差し、絶好の日よりとなりました。晴れ男、晴れ女は、どなたでしょうか。ありがとうございました。
海賊佐治氏の気分に 大野城(常滑市)
展望台前の説明板で
大野城は北駐車場からが大手口になります。しばらく登ると、三の丸が見えて、「ここに井戸があったらしいです。しかし、あまり水が出なかったようで城は廃城になりました。」「前来たときは、井戸跡があったような気がしたんだけど・・・」ちょっと探しましたが、見当たらず残念でした。本丸に行くと展望台(模擬天守)があります。その前に大野城の城主、佐治氏についての説明板がありました。織田氏との関係や、お犬の方、お江の方との関係を知り、展望台に登りました。展望台からは霞がかかった伊勢湾や鈴鹿山脈が見えました。ちょうど海にはノリの養殖のしかけがたくさんあり、船が停泊しているように見えました。海賊佐治氏の気分になりました。展望台から北の方を見ると、大草城が見えました。本丸の先に見張り台跡があり、佐治神社になっていました。「佐治神社というぐらいだから、きっと佐治氏のご先祖だよね」後で調べましたら、第4代目当主佐治一成の像でした。展望台から降り、本丸の周りをぐるっと回ると、横堀の跡や腰曲輪の跡がありました。横堀のよこに土塁状のものがあり、「これ、土塁だよね」と「新発見」でした。
実はすごい土塁と水堀 大草城(知多市)
本丸土塁跡を見上げる
つぎは、大草城です。案内人が道に迷ってしまい、目的の駐車場に着けず。近くのお寺の駐車場に止めることにしました。見学コースを変更し、二の丸のお堀から入る事にしました。なかなか素敵なお堀で、水の上をカモが泳いでいました。このお堀のかべは土でできていて、石垣が使われていないそうです。お堀から、虎口を通り、二の丸の土塁の上を歩きました。そして北西隅のやや広いところに出ました。天守があったかもしれないというところでした。二の丸から本丸に渡り、展望台(模擬天守)に入りました。本丸は広場になっていて、少年サッカーチームが練習をしていました。展望台から南の方を見ると、大野城の展望台が見えました。最後に東側の土塁を見学しました。「高さ6メートルと聞いたときはびっくりしたが、上を歩くと納得できる」と感心しました。また「前来たときは、この展望台に登って終わっていたけど、こんなに広いとは思わなかった」という方もいらっしゃいました。
展望台(模擬天守)を見たり、中に入って登ったりすることで、城を味わったような気分になりがちですが、城には模擬天守の周りにも素敵なところがたくさんあることが分かりました。
参加者の感想
私が一番に感じたことは、大野城の展望台から見た風景!すごい!伊勢湾を手に入れたような気分になれました。のりいかだを軍艦に見立て、佐治水軍が出張っていく景色が見えるようでした。そして、大草城の土塁の凄さです。しかも、これが完成されることなく残っていることにも驚きを感じました。城としての役割もなく、どんな存在の在り方をしてきたのか余計に興味がわきました。実際にその場に立って、話を聞きながら、時代の風を肌に受ける心地よさは何とも言えませんね。ありがとうございます。 (豊田市 H)
海賊佐治氏の気分に 大野城(常滑市)
展望台前の説明板で
大野城は北駐車場からが大手口になります。しばらく登ると、三の丸が見えて、「ここに井戸があったらしいです。しかし、あまり水が出なかったようで城は廃城になりました。」「前来たときは、井戸跡があったような気がしたんだけど・・・」ちょっと探しましたが、見当たらず残念でした。本丸に行くと展望台(模擬天守)があります。その前に大野城の城主、佐治氏についての説明板がありました。織田氏との関係や、お犬の方、お江の方との関係を知り、展望台に登りました。展望台からは霞がかかった伊勢湾や鈴鹿山脈が見えました。ちょうど海にはノリの養殖のしかけがたくさんあり、船が停泊しているように見えました。海賊佐治氏の気分になりました。展望台から北の方を見ると、大草城が見えました。本丸の先に見張り台跡があり、佐治神社になっていました。「佐治神社というぐらいだから、きっと佐治氏のご先祖だよね」後で調べましたら、第4代目当主佐治一成の像でした。展望台から降り、本丸の周りをぐるっと回ると、横堀の跡や腰曲輪の跡がありました。横堀のよこに土塁状のものがあり、「これ、土塁だよね」と「新発見」でした。
実はすごい土塁と水堀 大草城(知多市)
本丸土塁跡を見上げる
つぎは、大草城です。案内人が道に迷ってしまい、目的の駐車場に着けず。近くのお寺の駐車場に止めることにしました。見学コースを変更し、二の丸のお堀から入る事にしました。なかなか素敵なお堀で、水の上をカモが泳いでいました。このお堀のかべは土でできていて、石垣が使われていないそうです。お堀から、虎口を通り、二の丸の土塁の上を歩きました。そして北西隅のやや広いところに出ました。天守があったかもしれないというところでした。二の丸から本丸に渡り、展望台(模擬天守)に入りました。本丸は広場になっていて、少年サッカーチームが練習をしていました。展望台から南の方を見ると、大野城の展望台が見えました。最後に東側の土塁を見学しました。「高さ6メートルと聞いたときはびっくりしたが、上を歩くと納得できる」と感心しました。また「前来たときは、この展望台に登って終わっていたけど、こんなに広いとは思わなかった」という方もいらっしゃいました。
展望台(模擬天守)を見たり、中に入って登ったりすることで、城を味わったような気分になりがちですが、城には模擬天守の周りにも素敵なところがたくさんあることが分かりました。
参加者の感想
私が一番に感じたことは、大野城の展望台から見た風景!すごい!伊勢湾を手に入れたような気分になれました。のりいかだを軍艦に見立て、佐治水軍が出張っていく景色が見えるようでした。そして、大草城の土塁の凄さです。しかも、これが完成されることなく残っていることにも驚きを感じました。城としての役割もなく、どんな存在の在り方をしてきたのか余計に興味がわきました。実際にその場に立って、話を聞きながら、時代の風を肌に受ける心地よさは何とも言えませんね。ありがとうございます。 (豊田市 H)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます