愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

上和田の大久保一族 岡崎市

2014年01月23日 19時08分06秒 | 岡崎市
 小豆坂の戦いで、家康が上和田の大久保一族に対して針崎勝鬘寺の押さえとしたという記事があります。上和田は、代々大久保一族の居城だったようです。

上和田にある大久保一族の石碑(8月に撮影しました)

大久保一族の家族関係
 上和田にこもっていた武士たちは、「松平記」では、以下のように記しています。(赤色が大久保一族です。)

大久保五郎右衛門忠俊、同甚四郎忠員、同新八郎忠勝、同弥三郎忠政、同新七郎、同弥八、同甚右衛門、同三助忠吉、同喜六忠豊、同与一(忠益)、同新蔵忠寄、同与次郎、同九八郎筒井甚六忠光、杉浦八郎五勝吉、同弥七、杉山久内、同市助、市川理兵衛、田井善(彦)次郎が日々敵と競り合っていた。


大久保一族の家族関係は図のようになります。

大久保彦左衛門も上和田生まれ
 一心太助の物語や天下のご意見番として有名な大久保彦左衛門という人が江戸時代初期にいますが、三河一向一揆のときは、三歳だったそうです。後に「三河物語」を子孫のために残す人です。
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