愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

長久手古戦場(1) 長久手市

2014年04月14日 14時24分35秒 | 長久手市
 退職をしましたので、今日初めて皆さんが仕事をしている日に休みました。なんか申し訳ないような気分ですが、史跡めぐりには絶好の日和です。ただ、月曜日なので資料館や図書館がお休みなのが残念です。

 さて、今日は長久手古戦場を訪れました。長久手市とは、尾張の北東部にある小さな市です。


小牧・長久手の戦い
 ここは、羽柴秀吉と徳川家康が戦った長久手古戦場があります。「小牧・長久手の戦い」は、以前「岩崎城」を見学した際に紹介したと思います。
 改めて、戦いについて概略を述べます。
 織田信長が明知光秀に本能寺で討たれ、自害しました。(天正10年・1582年)その後、信長の家臣同士の争いとなり、羽柴秀吉と徳川家康が戦ったのが「小牧・長久手の戦い」です。
 初め、犬山(羽柴軍)と小牧(徳川)で、両者は対峙していましたが、羽柴秀吉は敵の本拠である岡崎を攻撃しようと池田恒興らを先鋒にして、岩崎城方面へ兵を出しました。岩崎城付近で秀吉側・池田恒興は、家康側・丹羽氏重、加藤景常らを討ちますが、家康もこれに気付き、兵を長久手方面に出してきました。
 秀吉軍と家康軍は、こうして長久手で激しい戦いとなりました。この戦いで死者は3000人以上といわれています。また、秀吉の部下、池田恒興、池田元助、森長可が戦死しました。

 ホームページ「長久手観光案内」に史跡めぐりの地図が掲載されていましたので、それにそって見学しました。


古戦場公園
 まずは、古戦場公園です。ここには市郷土資料館があります。

中に入りたかったのですが、今日が月曜日休館日でした。

古戦場のジオラマ
 公園には古戦場のジオラマがありました。

手前の銀色の看板にジオラマの説明がありました。しかし、あまりイメージは湧きませんでした。

道しるべ
 公園内を歩くと、おもしろい石がありました。道しるべだそうです。右が「いぼ」左が「やくさ」とあります。伊保、八草が古くからあることが分かりました。