エズ村の散策は、以前アンリ夫妻と歩いたところだったが、昼食後ミッシェル夫妻がおすすめのエズ村の公園へ行くことになった。
公園かあと思った私の気持ちは、その素晴らしい眺望ですぐに吹き飛んだ。
エズ村は村の中の散策だけでなく、高いところにあるので、そこからの海の方への眺めも見事だった。
ゆっくり見て回り、十分満足できたところで、帰ることにした。
予定のバスより早いバスがあるかどうか案内所に尋ねると、あるとのことで一時間くらい早いバスに乗ることにした。
大勢の観光客がすでに待っていて、バスに乗り込むと座席は既にいっぱいだった。
立っていると、高齢のミッシェル夫妻に「どうぞ」とゆずってくれる若者がいた。
「あなたも疲れているでしょうから」と夫妻は遠慮したが、「いえいえ」と言うことで夫妻は彼らの好意を受けて席に着いた。
それから間もなくして、バスは大げさではなくジェットコースター並みのスピードでカーブの続く下り道を走り抜けていった。
カーブのたびに大きく揺れるので手すりを持つ手にも力が入る、見ると座っている人たちもしっかり握りしめている。
この状況では話す余裕のある人がないほどだった。
そしてニースの入り口に着いたとき、下りた乗客たちは「ああ、助かった」と口々に言って降りて行った。
何事もなかったからよかったものの、今までに体験したことのないスリリングな運転のバスだった。
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