さて、マルセイユ最終日。
最初の予定では、小さな村を訪問するとかと言っていたのだが、急遽予定変更になったようで、まずエンマのバレエレッスンの送迎から始まった。
私たちもそう言う光景も見てみたかったし、小さな村はまたの機会もあるだろうと思い、快諾した。
エンマのレッスン中に少し小さなスーパーに買い物に行った。
ここで、日本の「あられ」のようなお菓子を見た。初めてこういう甘くない日本のお菓子をフランスで見たのだが、そのくらい日本のお菓子も人気が出てきているということだ。
直訳すると「日本ミックス」という名前がついている。↑
このレジで並んでいるときも、目と目が合ったお客さんと話し、日本から来たというと、にっこりして「いい国だわ。私も行った事があるのよ。」と日本と日本人に好感を持っていてくれることをはっきり感じた。
そしてエンマをバレエ教室へ迎えに行く。
彼女は家では天真爛漫だが、外に出ると気づかいもできるようだ。今日からレッスンに参加した女の子が1人だけ、他の女の子からお菓子をもらえなかったそうで、そう言う様子を見て取ったエンマは自分の持ってきたお菓子をあげたようだ。
また別の女の子にもあげようとしたが、その子はもらったお菓子をなんと床に捨てたそうだ。その子のお母さんは大変恐縮して謝っていたそうだが、子どもの世界にもいろいろなことがあるようだ。
今日のランチについて、私たちに食べたいものはあるかと聞かれたので、本音はこのあたりが本場のブイヤベースだったが、おそらく彼らの招待になることが想像されたので、少し遠慮しようと思ったことと、ミッシェルさんは魚は釣るのだが、魚を食べるのは苦手なので「魚のスープ」というにとどめた。
そして以前ミッシェルさんが釣った魚を卸していたというレストランへ向かった。
彼曰く、オーナーが変わり味がどうなったかわからないんだけど、ということではあった。
その前のオーナーは店の前に座っていて、ミッシェルさんは挨拶を交わしていた。しかし結果としてはやはり以前とは味が変わったと残念がっていた。
私たちは以前の味を知らないので、美味しいと思ったが、確かに言われるとどこにでもあると言えばある味だったかもしれない。魚介のサラダの方はやはり新鮮だったので確実に美味しかったといえる。まあ接客を含めて雰囲気も客層も悪くなかったのでよしとした。
レストランのトイレ↓