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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

心のこもった豪華な美味しいランチ

2021-05-10 11:12:23 | 2018年春の旅行(パリ・ブルゴーニュ・リヨン)

庭に出ると、クリスチャンがバーベキューのお肉を焼く係として、板についている感じで、爽やかな笑顔を私たちに向けている。

その間、フランソワはハンモックでゆらゆらしたり、フランソワーズとカトリーヌはテーブルについて、おしゃべりをしている。

アペリティフをいただいていると、いいにおいがしてきて、皆テーブルについた。

前菜は生ハムメロン。

そして、クリスチャンがお肉を持ってきた。

見るからに美味しそう!!!豚肉をレモンなどでマリネして(つけおき)、焼いている。

今夜、ブルトン人のエルワンとの夕食の約束があるので、控えめにしないといけないのだが、つい食べ過ぎてしまう美味しさだった。

 

付け合わせもクリスチャンが用意をしてくれていた。ポテトのクリーム焼(たぶん、ドーフィノワと呼ばれるものかと)、いんげん。

パスタもそうだが、フランスでは、日本やイタリアのように歯ごたえを残すという感覚がないらしく、いんげんやホウレンソウなどはクタクタ、パスタも全く歯ごたえがないものが多い。

 

トマトのサラダに、最後はチーズ。

デザートは、ババオラム。これは、京都を案内したとき、休憩をしたカフェで、「えー!!ババオラムがあるの!?」と彼らをびっくりさせたもので、おかげで彼らにごちそうになった思い出のデザートだった。あえてそれを選んで作ってくれたのだ。

京都を案内したとき、彼らにごちそうになったババオラム↓

その時から、「うちに来たら作るからね」とは言っていたが、ちゃんと覚えていてくれたのだ。お店の上品なババオラムと違って、家庭のダイナミックなババオラムは、昔イタリアの蜂蜜農家でもいただき、その時からのお気に入り。

ババオラムは、カトリーヌのお手製だった。



そこへ息子さんがふらりとやってきた。クリスチャンはオリジンはポーランド人なので、お母さんのカトリーヌはフランス人で、ハーフということだ。そして、その息子さんはポルトガル人と結婚しているので、その子供(カトリーヌとクリスチャンの孫)は、クオーターということになる。フランスはこんなふうに、生粋のフランス人でない人もたくさんいるということだ。

だから、地方によってはもちろん、すべてがラテン系とひとくくりにできない気質の人も多い。

息子さん↓

中央の母子が息子さんの奥さんとその子供↓

楽しいデザートタイムが終わると、もう帰る時間。

「次は、絶対泊ってね。たくさん部屋があるから」と言ってくれた。こういうときの彼らは決して社交辞令なんかではなく、本当にそう思っているのだ。名残惜しくお暇した。

 

ほんとなら、この春の三ヵ月滞在で、もちろん何泊かお世話になっていたことだろう。

 


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