全国的に、学校の校則の行き過ぎが問題になるなか、いま、学校の校則が見直しされ始めています。
学校の校則は画一的にならないのが望ましいというのが、基本的な考えです。
神戸市の見直し例です。
(性の多様性に配慮がないもの)
女子はスカートを着用する
→性別ごとに設定し、選択の余地がない
男子の髪は耳にかからない長さとする
→性別ごとに違う髪型を定めている
夏服は半そでシャツのみ
→肌を隠せない
(健康上の配慮がないもの)
マフラーやタイツの禁止
→体調維持の面で問題がある
給食はきめられた時間に食べる
→健康被害につながる
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このような指針を定めました。
各学校は、これをもとに校内組織をつくり、毎年度児童生徒が話し合う機会を設けます。
また、保護者にアンケートを行います。
アンケートの結果は公表して、どう見直したかを明らかにします。
校則を厳しくしたのは、学校が荒れた時代に、生徒指導上の必要から生まれ、今も残っているものがあり、時代に合わなくなっています。
今の時代に応じた校則のあり方が求められていると考えるべきでしょう。
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