本日は、豊中市立文化芸術センターで、大阪府吹奏楽コンクールの北摂地区大会がありました。
箕面三中は連作交響詩「わが祖国」より モルダウを演奏しました。
モルダウ(ヴルタヴァ)川(Vltava)は、ボヘミアを南から北に流れるチェコの重要な河川の一つ。
交響詩「モルダウ」では、モルダウ川の源流からプラハ市内へと続く、上流から下流への川の情景を演奏によって、鮮明に描写します。
まず上流の演奏。
山奥深いモルダウ川の水源から雪が溶けて水が集まっていく様子が描かれ、森を抜け、勇壮な狩人が横切ります。
そして、角笛が響き渡り、村の結婚式が行われています。
月明かりの静寂の中では、水辺を妖精が舞い踊ります。
ついで、下流の演奏。
水流が強くなり、プラハ市内へ水が流れ込みます。
やがて、徐々に水の量が増えていき、突然の急流に水しぶきが上がります。
プラハ市内に入ると、勇壮な古城を讃える華やかな演奏が続きます。
そしてモルダウ川はプラハ市内をゆったりと悠然と流れ続けていきます。
これらのモルダウ川の風景を、場面ごとに三中は見事に演奏しました。