
今日は新入生体験入学会を、三中で開催しました。南小・西南小の6年生が授業体験、クラブ見学をしました。
6年生は、もちろん4月からの中学校生活を楽しみにしています。でも、だれでも新しい世界へ入るのはちょっぴり不安があるのではないでしょうか。
まして、いまどきの子どもたちです。人間関係をつくるのが、苦手な子もいます。自分に自信をもちにくい子もいます。ですから中学入学に、ある意味で不安な気持ちをいだきやすいのです。
中学入学へのちょっぴりとした不安は、陸上競技のハードルを越えるようなものかと、私は思います。
そこで、三中では今日の体験入学会を開きました。体験入学会は、ちょっぴりの不安というハードルの高さを低くするものです。そして小さな不安を、入学への期待に変えたいと思っています。
そこで、私は冒頭のあいさつで、今日の目標を一つだけ言いました。
「1人でも多く、三中で知っている人を増やしましょう。」
生徒会の先輩・後輩でもいいです。教室に案内してくれる1年生のお姉ちゃん・お兄ちゃんでもいいです。体験授業を担当する先生でもいいのです。クラブの先輩でもいいのです。クラブの顧問の先生でもいいのです。
1人でも多くの人を知っていることが、6年生にとってハードルの高さを下げることになります。
『あ、あの人知っている、去年の体験入学のとき授業をしてくれた先生や』
このように「人」を知っていることで、三中がぐっと近くなるのです。
「ドアの前で考えるな」
この言葉もプレゼントしました。
ドアの前で開けようかどうか考えていても、どうにもなりません。まず、ノックして開けることが、新しい一歩になります。
4月の入学を心まちにしています。