この方の声も聴いていてとても落ち着くんですよ。30代の僕が子供の頃から聴いている声ですからね。『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎、『銀河鉄道999』の鉄郎、『ガンバの冒険』のガンバ、『DRAGON BALL』の孫悟空、孫悟飯、孫悟天・・・あぁ、挙げてるだけで懐かしくなってきた。『DRAGON BALL』なんて、なかなかないでしょ。親子三世代を一人の方が演じるって。
そんな好きな声の野沢雅子さんなので『ONE PIECE』でDr.くれはの声が彼女だと分かったときは嬉しかったなぁ・・・声を聴いた途端「あっ!!」って叫んだまま固まったもの。
それと僕の好きなポケモンに参加してくれたときも嬉しかった。サトシのライバル・マサムネのド根性さを出せるのは彼女しかいないかもしれない。
野沢さんはアニメについて、大人向けが増えたけどもっと子供向けが増えても良いと思っているようです。「思いやりや他人の痛みについて楽しみながら身につけて欲しい」らしいです。秋田の地方ローカル新聞にインタビューが載ってました。その記事に声優に必要な資質とは?との質問に「人間性です。優しさの感情一つとっても、いろんな表現がある。若い人たちには、もっと活字を読んで想像力を養って欲しい。話す力よりも人の話を聞く力を身につけることが大事です」と答えてらっしゃいました。様々なヒーローを演じてきた方はやはりどんなときもどんな形でも僕の中のヒーローなんだなぁ・・・