2008年4月から半年間放送されたNHK連続テレビ小説・瞳
榮倉奈々演じるヒロイン一本気瞳はダンサーを目指し上京する。
お世話になる祖父の家には見覚えのない子供たちがいる。里親制度を取り入れている祖父は、親に捨てられた子、経済的事情で実の親と暮らせない子を我が子同然に育てていた。妻を亡くした祖父に里親は務まらない。瞳はダンスを続けながらの祖父のサポートを決意する。
普段生活していてはなかなか気付かない里親制度の現状。
ドラマの中に出てきたエピソード・・・
里親になることが決まった男性が施設からある男の子を連れ出そうとすると、持っている荷物は小さな袋一つ。中身は・・・替えのオムツとブロックだけ・・・
そのあまりの軽さに「これがこの子の人生の重みなんだ・・・」と思うと切なくなった、という。
僕は泣いてしまった。
だって子供は産まれて来る場所を選べないのに・・・祝福されて産まれて来れるかどうかは大人次第なのに・・・
少子化も問題だけど基盤はきちんとするべきだ。