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“あいうえお”ゲットだぜ!!

HIROYASSのお気に入りを『あ』から『ぽ』まで『を』『ん』『ぢ』『づ』を除いた67文字に当てはめて紹介するブログ

『て』-5 ティンカー・ベル

2009-02-09 07:26:39 | 映画

この冬公開されたディズニーの新作映画“ティンカー・ベル”。

もう一つのブログで『ティンカーベルが教えてくれた。。。』というタイトルをつけている僕が観に行かないわけにはいかない!!
ということで観てきました。


産まれたての赤ちゃんが初めて笑い声を上げたとき、妖精が誕生します。妖精の国ピクシー・ホロウにまた一人妖精が仲間入りしました。名前はティンカー・ベル。仕事は《もの作り》で夢は人間の国メインランドに行くこと。
ピクシー・ホロウは今、メインランドに春を告げる準備で大忙し。植物の妖精は草花を育て、動物の妖精はひな鳥の巣立ちを手伝ったり、光の妖精は雪を溶かし、風の妖精は花粉や種を飛ばす・・・ティンクの仕事はそれらの手助けをする道具を作るという地味なもの。面白くありません。しかももの作りの妖精はメインランドに行くことができません。

きっと自分はもの作りの妖精じゃない

そう考えたティンクは他の妖精に頼んでいろいろな仕事を試させてもらいます。
が、何一つ上手くいきません。
それだけでなくみんなが準備したものをめちゃくちゃにしてしまいます!

果たして妖精たちは無事に春を届けることができるのでしょうか?


誰もがぶつかる自分の本質の壁。
ティンクはどう乗り越えるのか?

見終わった後に心がほっこりする作品です。
家族で見ても楽しめるし、友達同士で見ても楽しめます。


『す』-5 Sweet Rain~死神の精度~

2008-04-20 23:54:30 | 映画

金城武主演のSweet Rain~死神の精度~
彼の日本映画の出演は実に6年振りらしい。ということは“RETERNER”以来になるのかな?しかも原作“死神の精度”の作者・伊坂幸太郎氏がどれだけ映画化の依頼が来ても断り続けていたのに『金城武が出るなら』ということで実現した。それだけ注目するのに値する作品だと僕は思う。

今回の金城武の役どころは死神。といっても鎌を振りかざしたりおどろおどろしいものではなくて、7日後に死ぬであろう人の前に現れてその人を観察し『死』か『生かす』かを判断するのが仕事。
今回彼が判断するのは3人。1985年に藤木一恵というOL、27歳。電器機器のクレームを電話で応対する仕事の彼女は、彼女を指名してくるクレーマーの存在に悩まされている。そして7日目、なんと彼女は帰宅途中にクレーマーに付け狙われているのだった・・・
二人目は2007年に阿久津伸二というチンピラ。しかし7日後に死を迎えるのは藤田という阿久津が慕う40歳のヤクザ。金城演じる死神は藤田の仇である栗木というヤクザの居場所を教える情報屋として阿久津と出会う。しかし阿久津はそれを藤田には伝えずに栗木のアジトへ乗り込んでしまう・・・
三人目は2028年に70歳の美容師・かずえ。この女性には死神としての正体に気付かれてしまう。
実はこの三人、時代は違えども繋がった関係。それについてはその目で確かめて欲しい。


『ぴ』-4 ピアノの森

2008-03-03 20:24:38 | 映画

昨年の夏に公開された“ピアノの森”。
一色まことという方の漫画が原作だそうです。

ストーリーは雨宮修平という優れた少年ピアニストがとある田舎町に転校してきたことから始まる。その町にはとても大きな森があり、そこにはピアノが放置されている。誰にも弾くことが出来ないピアノが。しかしそのピアノを弾くことが出来ると豪語する少年がいる。名前は一ノ瀬海。その話を偶然耳にした教師・阿字野壮介は森に確認しに向かって驚愕する。そのピアノはかつて阿字野が世界的なピアニストとして活躍していた頃に使用していたもので、不慮の事故で左腕を怪我してしまい引退と同時に手放したもの。しかもわざと鍵盤に細工をして重くしてあるので他の人には、まして小学生になどとてもじゃないが弾けたものではない。それをは滑らかに演奏してしまう。海の才能を伸ばすため、阿字野は特訓を持ちかける。そして雨宮はピアノコンクールで対決することになる。


『れ』-4 レミーのおいしいレストラン

2007-10-13 00:01:26 | 映画

この夏、素敵なファンタジーに出会いました。
“レミーのおいしいレストラン”

舌と鼻がとっても利いて料理に興味があるねずみ・レミー
ある日、人間に追いかけられて下水道に逃げ込んだものの濁流に飲まれ仲間や家族と離れ離れになってしまい着いた先は花の都・パリパリにはレミーが憧れる今は亡き偉大なシェフ・グストーの店がある!!
そこにいたのは料理も出来ないくせに下働きをしているリングイニ。体が小さくて料理が出来ないレミーと体は大きいのに料理が出来ないリングイニ。二人の利害関係が一致したときパリの料理会に奇跡が起こる!!

・・・とはいえ全てが上手くいくわけではない。くじけそうなときもある。
そんなときグストーの名言がレミーを励ましてくれる。

臆病者にいい料理は作れない
独創的に、失敗を恐れず、何にでも挑みなさい
どこで生まれ育とうが、他人に限界を決めさせてはいけない
あきらめなければ何でも出来るのです
本当に誰でも名シェフ
でも、偉大な料理は、勇気から生まれる

あなたにも届きましたか?グストーの言葉。


『ら』-4 Life~天国で君に逢えたら~

2007-10-01 02:19:14 | 映画

この映画を観るまでプロウィンドサーファー・飯島夏樹さんのことを知らなかった。
ウィンドサーフィンにプロ世界があることさえ知らなかった。

ウィンドサーフィンの世界で生計を立てられるようになり、4人の可愛い子供を授かった夏樹さんに待ち受けていた運命・・・肝細胞ガンによる残りわずかな人生だった・・・

僕はこの手の作品を観ると結婚したくなくなる。
だって自分の愛した女性を、その愛の結晶である子供たちを残して逝くなんて・・・
絶対に耐えられない・・・悔やんで想いがこの世に残ってしまうだろう。
・・・まぁ、そういう心配は結婚してから言えって言われそうだけど・・・

飯島夏樹さんは迫る『死』を感じながらも家族との時間を見つめなおし、交流を大切にしたそうだ。そして「病気になって良かった」と言ったらしい。言える?そんなこと。死を目の前にして。強いよ、夏樹さんは。その強さ、暖かさが溢れた映画だった。


『よ』-4 夜の上海

2007-09-28 02:33:41 | 映画

旅先で、恋におちたり、恋におちそうになったりしたことない?
例えば移動の電車の中でたまたま向かい側に座った人だったり、ホテルのロビーでぶつかりそうになった人だったり・・・

カリスマスタイリスト・水島直樹、周りが何でもしてくれるため自分のことを何もできない、そんな生活に嫌気がさしていた彼が仕事先の上海で出会ったのは、親を亡くして我が儘な弟を育てる肝っ玉ぶりを見せながらも好きな相手に自分の気持ちを伝えられない女性タクシードライバー・リンシーだった・・・
言葉の通じない二人が何とかコミニュケーションをとって見つけた共通点、それは
・・・伝えるべき想いを伝えるべき人に伝えること・・・
二人の長い夜が始まる。

水島を演じる本木雅弘はとってもスタイリッシュなので水島役にピッタリ。
リンシー役のヴィッキー・チャオは“少林サッカー”のヒロインだった娘。パッと見菅野美穂に似てると思うのは僕だけ?


『ひ』-4 HERO

2007-09-04 22:11:42 | 映画

いよいよ、いよいよ、久々に
久利生 公平キター

2001年1月~3月に放送され毎回とんでもない視聴率を叩き出した“HERO”が昨年7月のTVスペシャルに続きついに映画化

待ってたよ~僕はこのドラマ、大好きで初回限定のDVD-BOXを買っちゃったくらい。
実は第一回目の放送時、入院していたんです。(と、言っても退院真近だったんですけど)各ベッドにテレビが付いていたので消灯時間過ぎてイヤホンつけて見てたんですが・・・ムズムズしてくるんですよ、面白くて面白くてじっとしてるのがイヤになってくるんですよ。
ラスト近く、被疑者が事件当日にヨットの上で撮った写真のアリバイを崩そうと奔走する久利生雨宮。ふらっと訪れたヨットハーバー・SUNSET HARBOR。試しに乗り込んだSt.MARYというヨットで写真の矛盾に気付き、実際に被疑者のヨットを確認しに行こうと事務所にいる中村検事(大塚寧々)にケータイで場所を聞く雨宮

「場所は・・・品川の第三埠頭の近くの・・・SUNSET HARBOR。」
「船の名前は・・・St.MARY。」

全部分かってたのかよ、久利生と思ったら気持ちはベッドの上でスタンディングオーベーションでした

でも・・・この作品の中で一番心に突き刺さっているのは・・・第10話、梅沢富美男が刑事としてゲスト出演した回。
人気キャスター襲撃事件の犯人として誤認逮捕された男を不起訴処分にした久利生。しかし二度目に襲撃された際、警察もマスコミも男を犯人に仕立て上げた。・・・結果、男は自殺した。梅沢富美男の策略を暴いた久利生の台詞・・・怒りに震え、瞳を潤ませ、顔を紅潮させて振り絞った台詞・・・
「オレ達みたいな仕事ってな、人の生命奪おうと思ったら簡単に奪えんだよ!
アンタら警察も!オレら検察も!!そしてマスコミも!!!
これっぽっちの保身の気持ちでな、ちょっと気ィ緩めただけで人を簡単に殺せんだよ!!」
これは警察に限らず、全ての人間が心に抱いていないといけないことだと思います。

そんな“HERO”、いよいよ今週末から全国公開です。
その前に1話から全部見ちゃおっと

 


『は』-4 ハリー・ポッター シリーズ

2007-09-03 21:13:45 | 映画

先日(こーゆー入り口だとビビる大木のネタみたい)観て来ました。
“ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団”

僕らにもあった・・・大人は信用できない、大人は頼りない、だから僕らが行動する、それをハリーの世界観で見事に表現し、役者陣も見事に演じてくれた作品だった。

シリウス・ブラックの死はやっぱ辛いわ・・・ハリーが心から頼っていただけに・・・

そうそうハリーはじめてぇのぉチュウ~
ハリーは東洋人がお好き?全国の女子!!希望が持てましたね~

あとさぁ、ハリーがマグルの世界で世話になっているダーズリー家の面々・・・特にダドリーのブタ野郎は魔法でぐちゃぐちゃにしてもいいってことに魔法省も許可しちゃいなよ!!
You 許可しちゃいなよ(ジャニーさん風に)


『そ』-4 そのときは彼によろしく

2007-07-23 20:55:18 | 映画

僕の大好きな市川拓司(『いま、会いにゆきます』でおなじみ)原作でこの春公開された、時間の流れがゆったりな恋物語。

あなたは憶えていますか?子供の頃に好きだった子の名前。恋というものが何なのかも分からなかったけど、その子の前だといつもとは違う自分が見え隠れして・・・ドキドキ、ソワソワ不思議な浮遊感に戸惑ったこと、忘れてない?
山田孝之演じる遠山智史は忘れていた。13年前のときめきを。離れ離れになった長澤まさみ演じる滝川花梨の存在を。
だから再会を果した時は思いもしなかったんだ。彼女がもう目を覚まさなくなるなんてこと・・・


『す』-4 ストリングス~愛と絆の旅路~

2007-07-20 23:29:11 | 映画

デンマークで作られた演者がすべてマリオネットの作品。巧みな操りにより、キャラクターの苦しみ・悩み・喜びが見事に表現された、見るものの感性をくすぐる作品。いまだにどうやって水の中であれほど上手にマリオネットを動かせるのか不思議だもの。

その素晴らしい作品を日本に紹介してくれたのが“新世紀エヴァンゲリオン”の監督でおなじみの庵野秀明氏。

このストーリーの世界は、天上から無数の糸が垂れ下がり人々の体と繋がっているマリオネットの世界。その中の一国、ヘバロン王国では何百年も内紛が続き疲弊していた。
ある夜、国王カーロが自害する。この国を混沌に落とした自分の過ちを悔やんで。
カーロは息子・ハルにこの国の実権を譲る遺書を残したが、それを奪おうと企むニゾに破られる。しかもカーロは敵対組織・ゼリスの長に殺害されたと嘘を触れ回る。当然ハルは敵討ちの旅に出る。その間に国を手中に治めるつもりなのだ。
旅をしていくうちに全ての真実を知ることとなるハル。国を平和へと導くため、王都へ戻るのだが・・・結末は悲劇へと向かっていく・・・


劇中で腕をダメにしたハルのために代わりの腕を他のマリオネットから引き抜き付け替える・・・こんなことが当たり前のように行われている状況が観ていて嫌になった。でも命を軽んじる僕らの世界とダブってしまい、悲しくなった。多分、製作者もそれも伝えたかったことの一つではないかと僕は思う。