太王四神記より・・・
高句麗の太王タムドクと同じ日、チュシンの王の誕生を知らせる星が輝いた夜に産まれた悲劇の子。のちに覇権を賭けてタムドクと対立することになる。
人の命に『・・・たら』『・・・れば』はない。それは分かってる。でも・・・
チュシンの王の誕生を知らせる星が輝いた夜に産まれなければ
タムドクの先々代・第17代ソスリム王の妹を母に持たなければ
高句麗一の名家・ヨン家に産まれなければ
息子を太王にするためには手段を選ばない親の元に産まれなければ
そして、
親の言うことを信じて疑わない素直で優しい子供に産まれてこなければ
きっとタムドクと共に国の繁栄のために尽力する大きな助け舟になれただろうに・・・