先日、映画館に観に行ってきました。韓国でリメイクされた《世界の中心で、愛を叫ぶ》です。このブログの『そ』でも紹介しましたソン・ヘギョ、僕の大好きなソン・ヘギョが出演していたので楽しみにしていました。
・・・が、僕はやはり日本版のほうが好きですね。韓国版はコミカル過ぎる。
なぜあんなにも笑わせようとしたのかな?悲しい話だから?笑えるシーンと泣けるシーンとのギャップ、メリハリをつけることで涙を誘おうとしたのかな?うーん・・・
『悲しさ』で言ったら、主役二人の恋愛よりスホ(日本版のサク)のお爺さんの初恋のほうが涙を誘うと思うな。日本版では写真館を営んでいたお爺さん、韓国版では葬儀屋でした。結ばれなかった二人は離れていてもお互い心の中で想いを秘めていて、相手の方は亡くなる前にお爺さんが葬儀屋を営んでいることを知り、自分の葬儀を依頼するんです。想いが溢れ出すはずなのに見事に大役を果たすお爺さんを見ているのがとても切なくて切なくて・・・そのシーンを観るだけでもこの映画を観る価値は大いにあると思います。