勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

財政の崖。

2012年12月20日 | 
ここ一月半でグイグイ上げた日経も流石に一服。自民党圧勝により景気対策最優先が現実のものとなりそうで、大きく市況が転換していく事に期待が高まります。しかし実際には企業の業績はそう簡単には転換するはずもないのが現実。なのに日経は上げ上げやはり市場は心理戦・・・ようは気分の問題で、そこに政策を付けていくと更に気分は向上する。プラスのスパイラルに転換させればそういう意味では“野田ブー”の消費税増税は正反対の政策で上げ上げ気分も消えうせるというもの。国民に目線を向けていなかった民主党の甘さが露呈した結果と言えましょう。

経済対策は大まかこれで良し。ところが、ひとつ胸にずーと引っかかるものが・・・それが原発・放射能です。震災以降、ここ最近では忘れ去られたかのようにメディアでは「放射能」や「セシウム」・「健康被害」など報じられませんね~。報道規制がないネットの世界では多くの実態報道が組織的にも個人的にも開示されています。その辺りに、じっと目を向けると数年後の関東から北の人々の健康状態が非常に気になるのです・・・

さて、目をアメリカに向けてみると最近『財政の崖問題』が日本では連日マイナス報道されていますが実際のところはどうなんでしょうねぇ。あのリーマンショックのインパクトから見ればこの『財政の崖問題』は些細な規模に過ぎないとの見方が現地アメリカではありますが、個人的にも同感でさほど心配していません。だいたい来年1月のインパクトポイントと言われているのにダウが暴落していかないのを見ればある程度市場が織り込んでいると考えていいと思うのだが・・・

次に個別銘柄に目をやってみると、かなり評価損も少なくなってきています
ただしかなり上離れしている銘柄が多いのでこの辺で調整(確定売り)模様となりそうな感じ。と言うことで日本板硝子の一部を確定売り。その余力をまだ上げ切れてない「昭和電工」に回した。あと、情報系がずっと冴えないので買うならこの辺りとばかりに「ITホールディングス」を買い。ちょっと放置して見守ろうか・・・



<保有銘柄>
ゲオ
日本板硝子
ザインエレクトロニクス
ミヨシ油脂
北陸電気工業
ノリタケ
三信電気
昭和電工
ITホールディングス

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