自民党圧勝劇。

選挙は予想通りの自民圧縮で終わった。維新が全国区にはまだなりきれな様も明らかになり、小沢チルドレンは無惨にも消えて行った。私的にはこれで良かったと言うより、これしか選択がなかったと言うのが正直なところだ。自民の強烈な経済対策は評価する。しかし、原発ゼロに手を付けないのは完全に無評価だ。それは前にも書いたが、国民の命と日本の経済を天秤にかけた時、重いのは命に決まってるからに他ならない。もし日本の経済がボロボロになったとしても、国民は慎ましやかに助け合いながら生きていけるだろう。しかし、肝心の国民がいなければ経済もクソもない。そんな簡単な理屈が繁栄されない今回の選挙結果とも言えるだろう。

しかしまぁ、この低投票率といったらどうよ！日本人として情けないわ！もっと真剣に自分達の（自分の子供達の）事を考え、大事な一票を投じる意識はないのか！「入れたいところがないから」と言う言い訳は論外だ。自分が選挙に行かなくても、どこかが政権を取って日本を動かす。しかし、与えられた選択肢のなかで自分が最善と考えるところに一票を投じ、真剣に日本の事を考える意識が大切な訳で・・・前回の民主党圧勝劇の時も同じだが、選挙に行って自分の意思を示す事をせずに「民主党が日本を余計におかしくした」なんて吠える資格はない。

さて、今回の選挙結果は素直に株価にも現れていて、バラマキ経済対策が進むとの観測で円が売られ輸出銘柄を中心に株価は上昇。明日以降の動きが気になるところでですね。
海外の反応はといえば、今朝の海外ニュースを見ていると日本国内以上に“日本の右傾化が進む”ことについて大々的に報じられており国内との温度差を感じた。中国や韓国がどんなアクションを見せてくるのか、こちらもまた注目です