定山渓小天狗岳に行ってきました。天気予報は曇りのち晴れですが午前中はにわか雨がありそうです。案の定、バスが定山渓に近づくにつれ、路面が濡れてきました。この感じだと今日もにわか雨に遭遇しそうです。
定山渓大橋でバスを降り、定山渓ダムに向かいました。白井川に架かる「時雨橋」は紅葉の場所として知られているようで数人の方が紅葉を楽しんでいました。橋を渡る車もここではスピードを緩めてゆっくりと紅葉を見ながら渡っているようです。定山渓ダムに至る道路の両脇の山々も毛糸のパッチワークのようでとてもきれいでした。
定山渓ダムの登山口で準備をしていたら雨がぽつぽつと降ってきたので、雨カッパをいつでも取り出せるように準備をして登り始めました。登山道はウエット状態の上に落葉が被さって滑りやすい状態でした。下りは苦労しそうです。こんなときは、歩幅をもっと小さくしてのんびりと紅葉を楽しみながら登ったほうがいいですよね。
山頂近くになってきたら雨音がパラパラという音に変わりました。なんとあられが降ってきたのです。「ここまで来たんだから」と、山頂に向かいましたが、すでに2組の方が山頂にいました。こんな天気でも登って来るのは、私と同じく紅葉がお目当てなのでしょう。天気の回復を期待しましたが雨がやまないので早々と下山を始めました。心配した通り、下りは非常に滑りやすく、尻もちをついてしまいましたが、登山口付近まで戻ってくるとなんと急に晴れてきました。「なんという天気だぁ!」と思わず叫んでしまいました。
ダム緑地で食事休憩をして、時計を見るとまだ12時半なので、「湯の街」⇒「二見公園」⇒「二見つり橋」⇒「カッパ淵」と紅葉を楽しみながらバス停に向かいました。カッパ淵周辺の紅葉はすでに終わりのようですが、たくさんの方がつり橋の上で写真を撮っていました。カッパ淵からバス停へ向かっているとき突然太陽が顔を出し遊歩道を照らしました。光と紅葉のコントラストがとてもきれいでした。
お天気 のち