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神の雫

2009年01月19日 | その他イケメン話
先週火曜から、ペ・ヨンジュンファンにとっては注目のドラマ「神の雫」が始まりました。

これは、スポーツ紙などでも一時期話題になっていたので、ファンでなくてもご存知の方はいらっしゃると思いますが、知らない方へ少しだけ説明しますと、この原作漫画の作者は主人公のワイン評論家"遠峰一青"のモデルを、ペ・ヨンジュンにしていると発言。
その後、原作者のラブコールに応えるかのように、ペ・ヨンジュン側がこのドラマ化の話しを進め、去年、彼の次回作が、この「神の雫」韓国版に決定したという発表があり、ヨンジュンファンは今回、一足早い日本でのドラマ化に注目していました。
しかし、早くからもう1人の主人公"神咲雫"役に、カトゥーンの亀梨くんが抜擢されたことは広く知られていましたが、問題の遠峰一青役を誰が務めるのかは、暮れになるまではあまり知られていませんでした。
かくしてキャスト発表の日、多くのファンが驚く中、私は嬉しさと期待通りのキャスティングに小躍りしたのであります。
田辺誠一!
きたーーーーーッ!と目薬をさして叫びたい心境をおさえつつ、第1話を鑑賞した感想としては…相手にとって不足はナシ!です。(笑)
亀梨くんもそうでしたが、まるで漫画から抜け出たかのような風貌と仕草。
『絶対にありえないかもしれないけど、もしかしたらこういう世界があるかもしれない夢を見せてくれる最高に面白いステージ』が原作だけのことはある大袈裟な演出に耐えうるだけの演技力!(長い!)
ヘタなのか、上手いのかよくわからないが(爆)完全にその人になりきれる演技が出来るのは田辺誠一をおいて他にいるでしょうか?!
もしかしたら多くのヨンジュンファンは期待するあまりにがっかりしたり、そこまでいかなくても「えぇ?!」と思った方がいるかも知れません。
しかし、雫とのワイン表現対決で、シャトー・ムートン・ロートシルト(’90)を口に含み
「おぉ…このワインは一枚の絵画だ。大地を讃える肉厚な筆使いでカンバスに絵の具を何層にも塗り重ねて描かれた、ジャン=フランソワ・ミレーの代表作…『晩鐘』(長いので中略・爆)…私はまるで、あの名画の前にたたずむようだ。」
と、長い台詞を口もあけず(笑)遠くを見つめる表情で、流れるように表現するワイン評論家・遠峰一青は最高でした。
これを、普通に演じきってしまっては面白くありません。
ドラマの持つ、それこそドラマティックな盛り上がりは、あの田辺誠一だからこそ出せるのです!
さすが、「ガラスの仮面」の速水真澄を実写で演じきっただけのことはある!(笑)と私は非情に満足しています。
対して雫はこのワインを「永遠(とわ)の別れ」と端的に表現する。
このワインを作った年(’90)の葡萄を食べた時に母親が死んだ記憶が蘇り、持って生まれた天才的な嗅覚と舌でそれを素直に直感的に表現する、若くて真っすぐな主人公の雫を、亀梨君は等身大で好演しています。
この対照的な二人はまるで、実は自らの強さと努力でトップに君臨し続ける姫川亜由美と、その彼女が唯一恐れる、生まれながらにして天才的な直感力を持つ北島マヤ!ではありませんか!?これはやっぱり田辺誠一繋がりのマジックなんだろうか?!(…違うよッ!

そして脇を固める女優陣も面白い。
内田有紀は、過去つかこうへいに大改造されて以来開眼した女優であり、田辺氏同様、いかなる大袈裟な演出にも耐えうる実力の持ち主!同じく戸田菜穂も「ショムニ」で鍛えて以来、イメージの幅が広くなった演技派女優です。
このいい意味で作り物くさいゴージャスな役者陣に囲まれて、今回初の社会人役を務める亀梨君の初々しさも、私的には見所大だと思っています。
さて、第二回は明日。毎回やみつきになりそうな予感です。

ちなみに、竹中直人が、いつ「のだめチャ~ン♪」と言い出すかドキドキした。という事もつけ加えておこう…(爆)

ドラマ「神の雫」公式HP

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