中華風冷やしイケメン韓タレ添え★BLOG de Diary

♪中華明星も韓国スターも好きな私の徒然日記♪

編集カット

2005年06月25日 | 日々の雑談
韓国ドラマや台湾ドラマが日本で放送される時に受ける洗礼は編集カットである。
下で書いた貧窮貴公子も実は45話まである。というのは最近知った話だ。(←CSの予定では、確か20話完結だったと思う)
過去を溯れば「冬のソナタ」が上陸した際も実はカットが沢山あり、後にファンをノーカット探しにさんざん錯綜させた末、翌年、ノーカット版特別放送が実現した。
その前の「イブのすべて」も半分に削られて放送されていた。
冬のソナタより早く韓国ドラマとして放送されたこの「イブすべ」にハマった友人が、すでに当時から半分なんだ!と怒っていたのを思い出す。
他にもカットされていないモノはないのではないだろうか?
でも、私は日本のこの編集の仕方は、嫌いじゃない。
むしろ主人公の周辺の出来事をダラダラと見せられるよりは直球というカンジで良い。(何故かあっちのドラマは主人公の周辺を追う話もよく混ざってくる。でもそれが後から重要な伏線になる…という事もけっこうあるのだが(^^;。)

むかーし昔。(笑)
日本のテレビ局が作った番組で、ハリウッド映画の予告編ばかりを集めたアカデミー賞というものがあった。表のアカデミー賞のように毎年放送されていた。
しかも深夜枠で。でも、この予告編アカデミー賞はかなり面白かった。ぶっ続け3時間ぐらいかけて朝までやっていたのを、私はかぶりついて見ていた。(笑)
3年ぐらいは続いていたような記憶があるが、ある年、その番組で本国で作った予告編と日本で作った予告編を比べてどう違うか?というコーナーがあった。
凄く面白かった。
で、それを見ると、なんと日本の方が面白かったのだ。
サスペンスは本当にドキドキハラハラ!インパクトも強く、本当に本編が見たくなるような上手い作り方。ロマンスは本当にロマンチックで美しい画面ばかりを上手く繋げている。ナレーションも凄く臨場感溢れている。
かたや本国の予告編は意味もなくただ場面を追うものが多く、説明的で意外につまらなかった。本編はあんなに面白いのに…。
もちろん国民性の違いもあったのだろうが、それを差し引いてもかなり日本の編集力のレベルは高かった。
だからというワケではないが、いま数ある韓国・台湾ドラマも短いなりにつじつまもあい、それなりにいい仕上がりになっていると思う。

しかし、そうは言ってもちょっと不満はある。
それは…韓国ドラマや台湾ドラマを見ているコアターゲットは、ほとんどの人が主演や共演俳優のファンであり、だから少しでも長く彼等を見ていたいのだから、やっぱり、カットされるのは許せない。という事だ。
でも日本の放送形態からして恐らくノーカット版の放送は出来ないのだろう。

あ、でもこれって後からノーカット版を売り出そうとするメディア側の策略~?(爆)