へんくつゃ半睡の「とほほ」な生活!

 奇人・変人・居眠り迷人。医療関連を引退⇒
某所で隠遁準備中。性質が頑な、素直ではなく、
偏屈でひねくれています。

【言】ことば文化・・・上等舶来志向!@きれいな日本語

2009年04月27日 | 日本語入力

 世界中に溢れる日本製の自動車や電子機器が、
日本を感じさせる独自のものだとはいいかねる。

 

                              

 そこで、ことば文字をはじめ、感覚でわかる文化的なものに目を向ければ、

日本に溢れる外国と、外国にある日本の少なさとに気づく。

 

   

 経済大国であるだけに、その格差はなおさら際だっている。
 いわゆる国際化の時代になって、そんな一方通行もずいぶん減ったが、

まだまだ日本人の旺盛な「上等舶来志向」にはかなわない。

 

 

    

 古来、中国との関係がそうであった。

   

漢字は輸入されても、かなは輸出されない。
漢詩を日本人がまねても、和歌を中国人が作ることはない。
漢和辞典はあっても、和漢辞典はない。(※日中辞典はある)
中国の古典は日本の古典であるが、日本の古典は中国の古典ではありえない。

 

   

 文化的先進後進といってしまえば、それまでであり、
実際そう考えている人も多い。
 しかし、それだけではないような気がする。

 

   

《 参考・参照・引用 》

讀賣新聞 2009/04/27 朝刊 文化面「ワールドスコープ」

  岡本 隆司 京都府立大学准教授 生の「日本」溢れる台湾

コメント
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