『 薬の飲ませ方 』
薬は、医師が処方してくれる場合と、市販の薬を買う場合があります。
服用にあたっては、医師の指示や説明書に従って、分量・時間・服用方法などを
正しく守らなければなりません。
[1]市販の薬は、説明書を必ず読みましょう。
用法や1回に使う量、いつ飲むかなどのほか、
効能や効果、成分、使用上の注意や副作用も記されています。
[2]用法・用量を守ることは、薬を正しく効果的に作用させるために重要です。
多量に使うと、有害な作用が生じることもあります。
[3]服用時間は、食前、食後、食間などの指示があります。
食前とは食事の前約30~60分、食後は食事のあと約30分以内。
食間とは食後約2時間のことです。何時間おきという指示のこともあります。
[4]薬の併用は避けましょう。
互いの作用を弱めたり、強めたりして、本来の効果を失います。
また、副作用があらわれたり、医師の診断の妨げにもなります。
『 薬は正しく保管しよう 』
《 保管場所 》
保管場所は、子供の手の届かないところに。
お菓子と間違えて食べてしまうことがあるので注意する。
《 湿気、光、熱は避ける 》
湿気、光、熱は変質のもと。しっかりふたを閉め、
直射日光の当たらないところに置く。
暖房器具からも遠ざけること。
《 薬だけまとめて保管する 》
殺虫剤や防虫剤といっしょに置かない。
《 ほかの容器に入れかえない 》
使い方を間違える危険がある。
《 有効期限を守る 》
表示された有効期限を過ぎたら残っていても思いきって捨てる 。
小学館 『 家庭の医学 』
【参考・参照・引用】