子供の頃家の周りは竹やぶに囲まれていた。真ん中を抜ける道は、夜になると真っ暗で、肝試しに使われた。中ほどに3本の上りやすい木が有り、よく上って遊んだ。枝が折れてかなりの高さから落ち、息ができなくなる恐怖も味わったが、骨を折ることも無く、よく遊んだ、もう大きくなった頃の思い出だが、多分信じる人は少ないと思う、そんな経験をした、中学生ぐらいだったと思う、いつものようにその木を上り、竹やぶの竹に乗り移った、竹の枝は折れやすかったけれど、両手と両足の力の入れ具合を旨く調整すると、どんどん他の竹に移っていけた、竹が密集しているので、ある程度までしか撓(しな)らない。そのうち、上に登ことができるようになり、竹やぶの上に首を出すことができた。面白いことに、すべての竹が同じ高さにそろっていた、遠くに秩父の山並みと富士山が見えた、折れる枝に気をつけて、竹の林の上に出た、そして仰向けに寝転んだ。とても気持ちが良かった。
宮崎さんの、風の谷のナウシカを見た、最後のシーンを見ていてあの頃のことを思い出した。
竹やぶの端に行き、2,3本の、竹の上部を掴んで、そのまま竹を撓らせて旨く地上に降りた。あの時の気分のよさに友人に話したが、その目で見るまで、誰も信じなかった。
宮崎さんの、風の谷のナウシカを見た、最後のシーンを見ていてあの頃のことを思い出した。
竹やぶの端に行き、2,3本の、竹の上部を掴んで、そのまま竹を撓らせて旨く地上に降りた。あの時の気分のよさに友人に話したが、その目で見るまで、誰も信じなかった。
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