真佐美 ジュン

昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」

ふしぎなメルモ 最終回

2007年02月23日 12時14分34秒 | ふしぎなメルモ
第26話 「さようならメルモ 」3月26日放送
        脚本 せき・らん(石津嵐さん) 演出 大貫信夫さん

 「いかん、ぜったいにいかん、もうこれ以上、メルモに対して救いの手を伸ばすことはいかん!ましてこれ以上、ミラクルキャンディを補充するなどもってのほか」と黒ヒゲ神様はメルモの母に言っている。

 なおも、頼み込む母親に、「いつまでもキャンディに頼ってばかりではいかん、」と白ヒゲ神様も諭した。

 「せめてもう1度だけメルモにあわせて」と頼む母親に、「とんでもないことだ」と机を叩いて怒る神様、思わず驚いた知恵の輪の神様が飛び上がった拍子に、知恵の輪がはずれた。

 そして「渡ひろみ、今すぐとはいかないが、願いは聞き届けるぞ」と白ヒゲの神様は、母親に言った。 「いつまでも待ち続けます」とメルモの母は答えた。

 学校帰り校門で、友達とメルモは別れ一人帰る。
(背景のミスで学校の名前が、杉村小学校と、杉山小学校に、なってしまっていた3話ではメルモは杉原小学校3年B組となっている、リテークする時間がなく、そのまま放送してしまった)

メルモを呼び止める、加藤次郎。あした自分の誕生日なので、誕生パーティに来るよう、メルモを招待する、

ワレガラスが祖国へ帰ることになり、彼はメルモたちに一緒に来ないかと誘った。
子供たち三人で暮らさせるのが心配だったのだ。しかしメルモはすぐには返事ができない。
一方、二郎の母親から弟たちを連れてこの家に来なさいと誘われた。
メルモは、トトオとタッチの面倒を見なくてはと、困っていたが「パパとママもぜひ、一緒に連れてくるように」といっていたとメルモを誘った。

帰宅したメルモを、ワレガラス先生が待っていた、チッチャイナ国が革命で新しく生まれ変わり、親友から新政府樹立に力を貸して欲しいと頼まれ帰国することにした、チッチャイナ一緒に行こうといわれる。

次郎の誕生日次郎パーティに友人たちが来て祝っている、気まずくなったメルモたちは、帰ろうとしたが、次郎の母に呼び止められ次郎の両親から「あなた方の両親の代わりをさせてくれないか」といわれる。3兄弟も大歓迎だという。トトオの大賛成といい、「今夜から家族の一員だ」と加藤家は喜んだ。

空港に見送りに行くメルモとトトオ、タッチ、それに次郎、ワレガラスは帰国し、新たなメルモの人生が始まった。

15年後

メルモは手塚病院の分伝室に居た。
待合室には成人した次郎が待っている、そこへ次郎の母と、成人したトトオタッチが来る。
そして女の子が生まれた。

ワレガラスから、手紙が来て、結婚式の回想シーンとなる。

(ワレガラスの回想で、今までの話のシーンを使い、主題歌の2番の歌詞を紹介した。そのあとでエンディングも2番の歌詞を紹介している)

その1年後メルモは出勤する夫、次郎を見送っている。
イタズラしたター子が、青いキャンディを口に入れてしまう。

そして現れたのは、メルモの母であった。メルモに会いたいという気持ちを、神様が、1分間だけかなえてくれ、ター子の体を借りて、会いに来たのだった。
 抱き合うメルモと母、この時間(とき)は永遠(とわ)の1分間であった。
やがてときはすぎ、母親は赤いキャンディを食べて、さよならを行って、ター子に変身してしまう。

さようならメルモ、それは、遠くすぎさった、ふしぎなメルモへの別れの言葉

さようならメルモ。  さようならメルモ

            -完-

出演 渡メルモ、渡トトオ、渡タッチ、ワレガラス、メルモの母渡ひろみ、白ひげの神様、黒ひげの神様、知恵の輪の神様、加藤次郎、加藤太郎、加藤三朗、加藤家の両親、メルモの学友、次郎の友人たち、杉山小学校の皆さん(杉村の看板もありミスである)
後半 成人した 加藤メルモ、渡トトオと渡タッチ、加藤次郎、看護婦さん、手塚院長。神父さん、加藤ター子(赤ちゃん)

作画スタジオジョーク   タマプロダクション 
背景 明石貞一さん 門屋達郎さん 
仕上 木のプロ、スタジオリブ
特殊効果 佐藤章二さん 
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6 コメント

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メルモの父親 (無名)
2007-02-24 08:24:10
メルモの父親は製作に
於いてどういう設定になって
いたのでしょうか?
記憶がないのですが。
メルモの父についてのお答え (眞佐美 ジュン)
2007-02-25 10:31:52
参考ですが一話で母親が死んで天国に行ったとき、神様との会話です。

メルモの母「え!死んだんですって」
羽を持った神様「そ、良くあることですよ、酔払い運転の犠牲」
メルモの母「死んだなんて、信じられませんわ」
知恵の輪の神様「皆さん、そう、おっしゃられます、だが、事実は事実」
メルモの母「お願い、私は、死ぬのは嫌です、うちには、子供が3人もいるのです、
小学3年生をかしらに、幼稚園の子と、1歳半の子が居りますの、
”主人がいません、”このあとどうすればいいのでしょう、
せめてあと5年、5年でもいきられたら、あのこたちも大きくなり、あたしがいなくても....。
メルモ、トトオ、タッチ、あいたいわ、死んだなんてやです、やです」
 知恵の輪の神様の運命の知恵の輪がはずれる
知恵の輪の神様「できた!知恵の輪がはずれたぞ、3年もかかって、はずれなかったんだ」
白髭の神様「そりゃぁめでたいな」

と続きますが
 さらっと、「主人がいません」とだけ言っております。

これでは、父親の事に疑問を持った方がたくさん居れてたでしょうに、これだけというのは余りにも不親切で、説明していないのと、同じですね。

 ご質問を頂き、あれ!説明していなかったっけ、と調べなおしてみて、今になって気がつきました。

スタッフたちに企画の段階で、父親はすでに死んでいて、母親が死んでしまい、メルモたちの両親はいなくり、メルモが母親代わりをする。という設定で
という話し合いを何度もしておりますが、その事が、すりこまれてしまい、父親がいないということが、スタッフ間では、手塚先生も含めて、「わかっている事」と、勘違いしてしまい
きちんと説明する事を、しておりませんでした。

ご質問を頂いて、あらためて見ると、お恥ずかしい限りです。
Re:メルモの父についてのお答え (虫プロファン)
2007-02-27 21:13:39
自分が子供の時には、きっと見過ごした
エピソードがあって、そこに何かが
あったに違いないなどと思っていました。
DVDセットにも解説にも何も無かったので
質問させて貰ったのです。(原作漫画?
にも多分答えは無かったと思います。)

三人の下の子供があかんぼだとすると、
父はつい最近まで生きていたことになり、
メルモはあの歳ですから父が海外長期
単身赴任とかでなければ、父のことを
知っている憶えている年齢だろうので、
性教育色のある番組ということだから
回想シーンなどがあってもおかしくなく、
変だなと思ってました。父親の職業など
は特に設定されていなかったのですね。
また、半年放送は、もしかしたら1年間
放送だったかもしれなかったのでしょうか?
それとも、最初から半年と限定していた
のでしょうか。
虫プロフアンさん (真佐美 ジュン)
2007-02-28 12:25:54
父親の件は多分手塚先生も指摘されるまで気がつかなかったと思います。

ただ単にメルモは、父は亡くなっていて、母親が交通事故でなくなって両親がいなくなってしまう。という設定という説明だったです。

 「すでに父親はいない、」そこから始まっていたので、メルモの父の説明がなされていないことに気がついておりませんでした。

「メルモたちは孤児」というような言葉も使われたと思います。

終わりのほうで、加藤家の家庭に入りますが、そこでも両親がいないのでというような説明だったと思います。

 生活費の問題でも、母親が残した生命保険という言い訳をしておりますが、あとで生命保険証書を伯母さんが奪おうとする、話もあってしまい、しっかりした設定をしておりませんでした。

 私は、後に担当したドラえもんでも、ジャイアンの母親は亡くなっていたという設定にした、失敗もあります。

 当初から2クールという予定でした、ただ視聴率が取れれば延長されることになっておりました。はっきり半年で終了が決まったのは「恋人がいっぱい」のまえあたりからで、わたしはメルモの相手は昭吾だと思っていたのですが、昭吾は先の話に登場させ、加藤次郎という人物を登場さて、最終回につないでいきました。
リニューアル版メルモ (虫プロファン)
2007-03-01 04:42:30
DVDは発売予告の時とは異なり、
音声リニューアル版しか買えず、
残念に思っています。どうやらVHS版
はリニューアル以前のものが売られて
いたらしいのですが、今では手に入り
ませんし、概して当時は高かったでしょう。

宇野誠一郎氏の作曲を(OP,EDに限らず)
全て塗りつぶしてしまっわれたのは実に
残念なことで、作曲家に対して、ずいぶん
失礼なことがされたと思っています。
映画やアニメ、TV番組のようなものは、
著作物の同一性保持の権利あるいは義務が
ないのでしょうか。監督あるいは手塚氏が
世に出したものを、後世の第三者がリメーク
ではなくて、改変して出すことができて
しまうというのには多少納得がいきません。
たしかにオリジナルではエレクトーンの
音が耳につきすぎの感じはしましたが、
虫プロ最盛期ほどの予算を管弦楽団には
かけられなかったのだと思っています。
 輸出を前提としていなかったために、音楽
とセリフが別々に分離された形では録音と
しては残っていなかったのでしょうね。
 武藤礼子さんの声が消えてしまったことも
残念です。放送禁止用語問題のためなのか、
声優の再放送時の権利金問題のためなのか
知らないのですが、ムーミンもそうですが
過去の名作が地上波では放映されなくなり、
DVDかあるいは有料衛星放送、はたまたブロ
ードバンドネットワーク公開でしか観られ
なくなったのも残念なことです。デジタル化
でチャンネルが増えれば、かつてUHF放送が
開始したときに放送できるソフトの調達や
製作の予算をあまりかけずに間に合わせと
してアニメの再放送が多かったのと同様に
テレビアニメが再放送されるようになるで
しょうか。でもかつての製作スタッフには
お金は入らない??
Unknown (真佐美 ジュン)
2007-03-01 11:45:21
 リニューアルでは私に連絡はありませんでした。

ですから口出しできなかったのです、スタッフの名前が消されたことに抗議いたしました。結果エンディングに一部当時のスタッフの名前がのるようになりました。

 生前から手塚先生は、なおしたいと申していましたが、それは、スケジュールの関係で、何も無いフィルムでのアフレコをしたので、せりふと絵が会っていない、リテーク出来ないところも我慢したので直したい。というものでしたが、まさか音楽やアフレコをしなおすとは考えも及びませんでした。

 そのようなリニューアルをするなら、新たなお話を作って、やって欲しかったです。ですから、手塚プロへ行くたび愚痴を言っておりますし、あれはリニューアルではなく、リニュー悪だと、悪たれをついています。

 音楽に関しては、スケジュールの関係で、作曲する時間が無かったためで、予算の関係では有りません。
手塚先生の意向を生かせるだけ生かそうという意図でギリギリまで、待つという姿勢でした。 放送するのは不可能と言われた、想像を絶するスケジュールで作った作品なのですよ。


ビデオ化されたものは、2話ほどカットされております。LDのほうには全作入っております。
 オークションなどで、たまに出ますが、人気のあるのは嬉しいのですが、そのため、かなりの金額になってしまい、手に入れるのが難しいです。

 フィルムはいくつか持っています。エンディングのフィルムはすべて持っていたのですが、机の引き出しに入れておいていつもじゃまになっていたので、一本を残して、捨てました。

LD化のとき、エンディングのネガは残っているのですが、予算の関係から、映像化されず、ネガを調べてスタッフを調べたらしいので、名前が違ったりしております。

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