いつもこのブログを見て頂いて有難うございます
以前、小倉へ出張した時、ここにも記載しましたが、一つ感じた事があります
それは
小倉城を中心とした見事な 「 水辺開発 」
いわゆるウォーターフロントってやつですね
ゴールドコーストのサーファーズパラダイスしかり
ワイキキしかり
大げさかも知れませんが、水辺 エリアの開発がその都市の印象、観光による集客
それによる商業の発達、交通網等に多大なサジェスチョンをもたらし、それに呼応する形での
発展・整備が表現力のある都市を作り上げていくように感じます
表現力のある都市?
イメージできますかね?
ワイキキと言えば~?
「 海 」
長野と言えば~
「 山 」
こんな感じです
一都市の中でもこれは変わらず、和歌山市という人口30万人の中都市の中で見ても
吹上といえば~?
「 高級住宅街 」
いわゆるこういう事です
表現力のある土地とは、そのエリアの地名が発するビジョンが、明確である事を指すんですね
では、スケールを少し大きくして見て・・・・
和歌山市と言えば~ ?
何が出ますかね?
まずは和歌山市に住む住人として内側から勝手に考えてみますと・・・・
ラーメン?
海産物?
あれ?食べ物ばかり・・・
そう僕が考える和歌山市(市ですよ)は
ハードを生かせていないんです!
海と山
そろってはいますが
周辺のインフラ環境が、海や山などのハードを生かす形でリンクしていないんです
でもって、和歌山市の印象が、ハードそのものではなく、生産物や食べ物などになっていくわけ
そんな中で、この仕事をしておりますと・・・・・・
他府県からのお客様のイメージが見えてきます
外からの和歌山市の印象は
海
が圧倒的に多いわけです
しかし、先ほど述べました通り、インフラが周辺環境を生かす形で整備されておらず
海や山などの近くで有ればある程 「 住みにくい 」といった現実があり
遠方より熱心にお問い合わせを頂くお客様に、海の眺望を取り込んだ住宅をご紹介するのが
とても困難で、申し訳なく思うわけですね
しかしそんな和歌山市の中でも、一つだけ、それらをカバーしつつあるエリアがあります
それは
和歌浦
買い物施設などが圧倒的に少ない訳でなく、主要駅までの距離がそこそこある事を除けば
ウォーターフロントの開発としては 上々の仕上がり
第四種風致地区 という景観を守って行く為の建築規制がある事も、すごく閑静な街の出来上がりに
影響していると思うんですが
私が思う中で、比較的に短期的に整然と街並みを整えられ、海との距離を生かす形での
街の形成は、和歌浦を除いてありません
中長期的に見れば、いずれこのエリアの実勢価格は上昇してしかるべきと
個人的には思うわけです
いや、責任はもてませんよ(笑)
しかしですね、関西ではないエリアの人から見る和歌山らしさを感じさせ、居住も快適であろうウォーターフロントは
やはり 「 和歌浦 」
なぜ和歌浦なのか?
これ、和歌山出身で関東に居住していて、尚且つ和歌山に土地を買うという計画をお持ちの方に
聞いたんですが・・・・・・
その方はいわゆる VIP
海外の方とも接触が多く、日本に詳しい外国人や、関東から和歌山らしさを表現する和歌山の中の居住地を選ぶ時に
和歌浦以外はあり得ない
とおっしゃっていました
その方のおっしゃった理由は二つあります
一つ目は・・・・・・・
~ 万葉の地 ~ である事
二つ目は
徳川御三家の和歌山ではなく
紀州雑賀を連想させる事(鷺の森別院に退出してきた、本願寺顕如と共に織田信長に激しく抵抗)
ま、紀州雑賀は実際には和歌山市全域に及びますがね
これらが近代までの街づくりに少なからず影響を与えていて
ビュー(景観)が和歌山市の中の他の海辺とは違うとおっしゃっていました
面白いですね~
大阪方面からのお客さんで、海 → 和歌浦 というお客さんはほぼ皆無なんですが
関東から見ると 和歌浦なんですね~
とりとめもない話でしたけども~
今は和歌山市の中でも「 街をあげて何かをやる 」という風潮がすごく盛んになってきていると
思うんですよね
古~い歴史引っ張り出して
それに関連付けて盛り上げて行く活性化も面白いですね~
以上 ~
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