社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

すべった話 第二話

2011-08-31 17:34:16 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

前回に引き続き、今日はすべった話を書こうと思います。

不動産の商談は、些細な事で状況が一変する事も多く、つきつめれば、誰が悪い、誰のミスで・・と言う事を追及する事は

ナンセンスだと考えています。

しかし、商談とは常に相手が有る事であり、プロなればこそ、当然予測の元にトラブル回避のプロセスをたどる必要があります。

今回の件は、いいケーススタディだと考えますので、ご判断は見て頂いた方にお任せしたいと思います。

 

 

第二話

前回の事も有り、私はA氏よりの申し出にはかなりの警戒心を抱いていた。

しかし、買付証明書は実際にFAXされ、購入希望者がサインをし、印鑑を押している以上、私の判断で売主の利益を損ねる事

は出来ず、まずは経緯を売主に報告へ向かった。

 

報告の内容は、買付証明書が送られてきたが、前回、不首尾に終わった業者さんを経由してきたものである事。

その方の人格や行動とは無関係に、その仕事の進め方のみを判断材料とするならば、私としては積極的に進める事は

お勧めできない旨を伝えた。

更に、その業者さんの先には何故か4社の同業者がいると言う事。

この事については、他府県の業者さんではない事から通常は考えにくい事であるという事。

これらを報告し、売主さんの反応を確かめてみた。

 

売主さんは、私の判断でどうも話がややこしいと言う事で有れば、商談はお断りしてくださいという回答であった。

 

正直、こまった・・と私も悩んではみたものの・・・・購入希望者さんが印鑑を押している以上、むやみな返答も出来ず

数日間はゆっくり考える事にしたのだが、そんな折、A氏より連絡が入った。

 

A氏 「 急で悪いんですけど契約は○○日でお願いしたいんですわ。書類は持ち回りでいいんで、重要事項説明と

     契約書の説明はこっちで買主さんにやっときます。」

私 「 え・・・三日後じゃないですか! あまりに急すぎませんか?売主さんの都合も有りますし出来るかどうか

    すぐには回答できませんよ」

A氏 「 何とか頼みますわ。買主さんがそう言ってきてるんで」

 

 

受けて良いかどうか悩んでいる所へこれである。

その数十分前に、先に検討していたお客様のお話は否決となった事もあり、とりあえず契約書と重要事項説明書の作成は

早急に行う旨を私はA氏に伝えた。

 

三日後には買主の手元にこの書類が無ければならない、と言う事は私は既に大方調べてあるとはいえ、再度の現地調査と

役所調査を行い、一日を使い切ったころに全ての掲載すべき情報を収集し終えた。

次の日、持ち回りで有る事等から、売主さんに時間を取ってもらい・・契約書と重要事項説明を行いこちら側でやるべき事を

終えた。

怒涛の二日間である。

内心、相手の事も考えてくれよな・・という気持ちが私の中にはあった。

余裕を持って契約日時設定をする様に買主さんにナビゲートするだけなのに、何故、それをせず、無理っぽいスケジュールを

押し込んでくるのか?という事にいらだちを覚えた。

 

 

とは言え、全てを終えた時は達成感も有り、一応の満足感が無い訳も無かったのだが・・・

その時、私の電話がなった。

相手はA氏である。

 

A氏「 ○○です。すんません、西本さん、実はね、買主さんが契約日を一週間延ばしてくれゆうとるんですわ」

私 「冗談でしょ!?なんですかそれ?」

A氏「 いやね。私も怒ったんですわ!相手の都合も考えろって!そやけどどうしても明日は無理らしいんですわ」

 

ちなみに、このA氏は前回もそうであったが、独り芝居の様な物語をよく行う。

「 こんな話を持ち出して相手にこう言ってやった 」的な、こちらにとってはどうでも良い、責任回避のしょうもない話である。

 

私 「 もういいですわ。ちょっと時間ないので分かりました。一週間後ですね。」とだけ言い、私は電話を切った。

 

 

この時点での不安ボルテージはかなり満タンに近い状態であった。

 

 

                                                                         続く・・・・


すべった話(ほやほや)

2011-08-29 19:21:05 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

今日は、非常に気分の悪い一日でした。

以下の話は、誰かは特定できない様に配慮しつつも、事実に基づいて書こうと思います。

同じ思いをする同業者を増やさない為に・・

 

 

話は遡る(さかのぼる)事、約一月前、とある方からお電話を頂いた事が始まりです・・・

プルルル・・ガチャッ・・・・

私 「 クリエイトです♪ 」

A氏 「○○の○○です。」

A氏 「この間の件はスミマセンでした。力足らずでご迷惑をおかけしました」

※A氏は、数ヶ月前、あるクリエイトが管理している物件に、お客がいるので、と連絡をくれていたが、不調に終わった。

 

私 「 いえ、いいですよ。 で今日は何ですか? 」

A氏 「 いや、この間の物件ですがね、新たにお客さんがいましてね。買い付け証明もすぐに出すってゆうてるんですわ」

私 「 そうですか。ですがこの物件は今、分割ですが半分ほど欲しいと言われているお客様が一組いまして・・・

    今、建築屋さんで図面を引いている所なんです。」

A氏 「 それはいいですわ。うちのお客さんは一括で全部の面積を欲しいゆうてるんで、分割せんでも済みますね。」

私 「 いや、そうは行かないんですよ。半分でも先に手を挙げられているお客様がいますんで。そちらがどうするか

    先にお返事を頂くまでは何ともお応えできません。 」

A氏 「 そうですか。でもうちのお客さんはもう買付証明を出すゆうてるんで、とにかく送りますわ」

 

 という経緯を経て、私は先のお客様のご意向を確認する作業を始めると共に、A氏は買付証明書なるものをFAXしてきた・・・

 

不動産の商談は、間で動く私たち不動産業者の思惑とは無関係に、お客様のひょんとした心変わりでフイになってしまう事は多い。

そういう時は、決まって売主と買主との間で動く私たちが最終的な苦情の受け所となり、信用を損ねたりする。

そういう苦い経験を、不動産業者であれば必ずと言っていいほど体験しており、私も当然同類の苦い経験を持っている。

(※それを防ぐ為にも買付証明書なるものを提出して頂く事で、買主の本気度を測り、売主へ相談する際の証拠ともする。)

しかし、プロならば苦い経験を繰り返してはいけない。

不可避の災難はいつやってくるか分からないという気持ちを胸に、常に慎重を保ってきたつもりだった。

 

 

前回の商談の時、A氏とのやりとりでは、A氏の言った通りになる事はまず無かった。

何日後までに買い付け証明を出すので物件を止めてほしい・・・との事であったが、結局それが提出される事は無かった。

私はその時は、言われるがままに、その物件の商談は期限を切った上で新たな商談を一時STOPする事にした。

 

はじめに設定した期限までには、商談の進展はなにも無く、買付証明書も提出されなかったが、A氏より連絡が有り

「 お客さんが分割の地形について迷っておられるので、数日間、期限を延ばしてほしい 」と伝えられた。

私は断る理由も無く、承諾をしたが一抹の不安を抱いたのを覚えている。

 

不安を覚えた要素については以下に記載する通り

① 仲介業者がA氏を含めて3社いる(私を加えれば4社になる)

② A氏がお客様の直接の声ではなく、その3社を通じての声を聞き、それを私に伝えてきている事。

③ 期限を延ばすにあたって、具体的な理由が得に無い

 

その時点では、その物件を希望する他のお客様はいなかった為、状況に変わりが無いと判断し、いいですよと回答した。

結果、延長した期限までにも買付証明書は提出されず、最終日に私が電話をすると、A氏は「 今日中に返事をします 」

という「 買付証明書を出す 」という事とは少しニュアンスの違う回答をした。

私の中では「 あぁ駄目だったんだな 」と既に結論が出ており、もう一度確認をして更に「 ごめんなさい 」を言わせる事に

少し申し訳なさを感じたが、敢えてそれを行って頂くことにした。

なぜなら、こちらはこちらで、売主と作業をしているのである。

値段の事、抵当権の事、分割の地形についての可否、商談が始まれば、買い手だけが動くと言う事では決してない。

既に動きを始めさせてしまった売主さんへの報告の為にも、相手のしっかりとした返事は必ず必要となる。

 

数時間後、予想通りの回答が来た。

私はままを売主に伝え、売主は「 そうですか。仕方ないな 」と了解してくれた。

 

その経緯を踏まえての今回である。

第一報を受けた私は、「 話には乗らないでおくべき 」という考えが80%だった・・・・

 

 

                                                                  続く・・・・

 

 

 

 


良い一日

2011-08-22 17:30:59 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

 

本日は、学生のころからとてもお世話になっているK先輩の新居建設用地の決済を終え、その後有田市へ物件調査

へ行き、只今帰還致しました。

 

この季節は南へ向かって車を走らせると相当疲れますね。

 

しかし、今日は平素からお世話になっている先輩の大事な不動産購入のお手伝いをさせて頂いた事でとても満足の一日

でした

どのポイントにについて満足なのか?

という所が私にとってとても大事な所でして・・・・・

 

一生に一度かも知れない不動産購入にあたって、「 相談してもらえる自分である事 」

この一点につきます。

 

 

なぜなら、縁もゆかりも無い方からのご依頼も、仕事ですのでとても嬉しいのは当然として、お付き合いのある人から

ご相談を受ける事は、ややもすれば、「 無関係の業者に依頼すれば依頼者からすればむしろ気楽かもしれない 」

というハードルを超えてご信頼頂けたと理解しているからなのです。

勿論ですが、これは私の手柄ではなく、K先輩の律儀さが最大の要因なのですが・・・・

 

しかし、何といってもこの事は最大の冥利につきます。

又、この時点でその方との一生のお付き合いがスタートしたといっても過言ではありません。

 

今日は早く帰って、で乾杯です!

 

和歌山の不動産物件情報はこちらから

http://www.create-mn.com/


秋に向けて

2011-08-19 19:14:03 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

 

お盆休みは如何でしたか?

私はと申しますと、中二日にゴルフへ行った以外はこれと言って・・・・・・

まぁ普段仕事で頑張ってくれている嫁さんと打ちっぱなしへ行って、バーベキューを庭でやった位です。

 

来週からは秋の気配もだんだんと・・と行ったところでしょうかね。

休みがあると、ついつい、ある案件の事ではなく、仕事全体の事とか考えてしまって、はっきり言って私はあまり

休みが好きではありません。

なんかネガティブになりがちなんですよね。

ゴルフや何かしら体を動かしていると、まるっきり忘れられるんですよ。

 

さて、ヨモヤマ話はそれ位にして・・・・

実は不動産物件の新規情報は8月はあまり多くありません。

市場自体がやや停滞しているのかも知れません。

その影響で、新規物件の更新も少なく、頻度も落ちがちなんですが、9月も近づいてきますと物件数も増えてくると

思います。

 

新規物件のチェックは怠らないでくださいね。

又、特段の事情が有り、私が所有者様より依頼を受けておりますが広告していない中古物件情報もあります(小雑賀近辺)

そのエリアで中古物件をお探しの方はご相談ください。

 

又、現在トップページに注目物件で掲載しているつつじヶ丘の中古一戸建ては、状態も良く、家も高級感のある良い物件です。

つつじヶ丘でお探しの方は必見!

 

お気軽にご相談くださいませ。

 

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時代は変わった

2011-08-11 18:49:23 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

実際、かなりの忙しさだったのですが、ブログ更新が遅い理由とさせていただきます。

 

さて、本日、若づくりの設計士に、「最近ブログも更新してないし・・・」と嫌味を言われたからではありませんが

不安になってきたので更新します。(笑)

 

わたくし、去年の9月ごろ ゴルフ なんぞを始めまして、一年が経とうとしております。

長い長いドヘタクソ生活を終え、ようやく100を切り!1プレイヤーとして成長しました!!!!!

いや~長かったですよ・・・・どういう理論であの先っぽの曲がった鉄の棒で、あの小さい玉を打つのか?

それすらも分からないままの数か月をすぎ、異常なスランプにも悩まされ、この二カ月ほど、ようやく

100~109までのスコアを繰り返していました。

 

今までは調子の良い時は100前半、悪けりゃ120近くなんて事を繰り返していたのですが

109を超える事は最近は無くなりました!!!

 

これからも躍進を続けていきたいと思います。

 

さて、話は変わりまして、最近すごく興味を持って見ているサイトを紹介したいと思うのですが

「 ポンパレ 」ってご存知ですか?

ご存知ですよね?

 

これ、すごいですね。

各地の旅館やグルメ、商品が50%オフになるのはもはや当たり前の世界・・

今まで正規料金を支払って国内旅行をしていた自分が馬鹿に思えます。

 

みなさん、旅行を計画する時は一度ご覧下さい。

又、どこに行こうか悩む段階で見るのが最もいいかもしれませんね。

 

とんでもなく安いホテルや旅館がきっと見つかりますよ!

 

 

和歌山の不動産情報はこちらから

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物件探しは人探し

2011-08-04 17:58:57 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございます。

 

又・・・しばらくブログをさぼってしまいました・・・

まめに見て頂いている方には申し訳ございません。

 

今日は不動産屋らしく、職業柄の話を書こうと思います。

平素、物件情報を更新して情報を配信している私ですが、ひとつ悩みがあります。

これは、ネットに頼らない不動産屋さんも同じ悩みを持っているのではとも思えるのですが・・

それは、お客様とのやりとりが続かない → 追客の仕様が無い → お客様からすると登録したのに何の影響も無い

という陥りがちな状態の事です。

 

 

主催側の私から見ても、会員のご登録の作業は「 面倒 」です。

 

せっかくそこまでして頂いたにも関わらず、物件情報を送らせて頂いた後に何の反応も無い・・

これが多くのパターンです。

もったいないと思いませんか?

 

わざわざ登録してやってる んですよ?

こき使いましょうよ!

 

物件情報の送信について誤解があるといけませんので、改めて記載しますが、送信する物件情報はお客様のリクエストに

沿っているか、色んな不安材料がないかなど、全て私が吟味した上で送信しております。

コンピューターによる自動配信ではありません。

もし、送られてきた資料の内容が、希望に沿わない、なんとなく気に入らない、こんな時でもその情報が有るか無いかで

私の動きは変わります。

リアクションが有る場合は、必ずお客様の思考回路を辿ってみようと考えます。

逆に全く反応が無いと、反応が有ったお客様へかける時間が多くなります。

 

不動産を購入する時、お客様から見て、一番重要な事は 「 取引を任せる営業マン探し 」である事は間違いありません。

それは、相性なのか?使い勝手の良さなのか?自分に対する一生懸命さなのか?

色々あると思います。

しかし、究極は、自分の目線に立ってくれているか??では無いでしょうか?

こういう人は、やりとりを少なからずも重ねなければ、絶対に見つかりません。

ただの運です。

 

ある物件情報はこの会社でないと扱えない・・・と言う事は不動産業界ではほとんどありません。

売りに出されている不動産を誰を通じて買うか?という事を決める権利は常に購入者が持っているのです。

後は信頼できるそのパートナーに依頼を行うのみです。

つまり、購入予定のお客様が不動産を探すという事は、その物件を調べ、取引をまとめ、ナビゲートをしてくれる担当営業を

見つける事に他なりません。

 

チラシを見ては数々の不動産会社に電話をかけ、ストレスを抱えるというのは正直疲れますよね?

実はお客様は、それを行う必要はありません。

 

それすらも、信頼できる不動産営業マンに任せればいいのです。

後は報告を受け、検討するだけです。

 

今、毎日の営業の中で、多くのお客様の動きを見ておりますと、本来、お客様の代理として仲介すべき営業マンが

やるべき事をお客様自らが一生懸命されている様に強く感じるのです。

そして時には疲れ、時には精力的に 物件探しを行い、不動産営業マンの様な事をさんざんやった挙句、契約は

不動産屋を通じなければ・・と手数料を支払われているのです。

 

まずは 人 です。

任せられる 人 を探せば、不動産購入は上手くいきます!

 

 

和歌山の不動産物件情報はこちらから

http://www.create-mn.com/