社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

新連載 「 権利と義務 」 第七話

2014-10-25 09:20:45 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いてありがとうございます

 

パソコンってやつは急に壊れやがるんですよ

 

予兆はありましたんでね・・・

 

前もって準備を進めておりましたが、いろんな設定でまぁ手間取ってます

 

VISTAに変更したときはですね

 

頭を悩ませたのは スキャン機能

 

クリップオーガナイザでスキャンする所に至るまでに結構調べました

 

今回もやはりスキャン

 

JTRIMで解決しました^^

 

なんかね、前のパソコンの設定を丸ごと保存して、このボタン押したら全て一発OKってな

 

具合になりませんかね(笑)

 

 

新連載 「 権利と義務 」 

   第七話 

 

 

Tさん 「 条件ってなんや?なんで条件なんか出されなあかんのや 」

 

V 「 弁護士から請求来ても、わしも払えんもんは払えんし、ここの分譲地の事もあきらめられへん 」

 

Tさん 「 もうええ、西本さん、帰ろう 」

 

私 「 まぁまぁ、聞いてからでもいいじゃないですか。どっかで落としどころ作らないと、来た意味もないですし^^ 」

 

 

Vはまさにこのタイミングの為に今までふてぶてしい態度を取っていたに違いなかった

散々もったいぶった挙句、条件を提示してTさんに飲ませようとしていたのだ

 

 

しかし、Vの口から出た言葉はおよそ信じられないものであった

 

V「 条件の一つは、この分譲地の中にある他区画の一つをわしに譲ってほしい」

 

私「 まさか無償でですか?」

 

V「 そうや、あの区画は売り方が悪くて間口も狭くて家も建たん。別にええやろ 」

 

ふとTさんの方を見ると、心なしかメガネが曇り始めている

 

 

怒りで体温が上がったのだ!

 

私 「 ありえませんね。他にもあるんですか? 」

 

V「 Tさんの所有権になってる分譲地内の道路部分(道路の一部はTさんの所有権であった)の

所有権をわしに移転してほしいんや 」

 

私「 あははは・・・あはははは・・・・・・」

 

ふと気づけば、私は笑い出していた

恐ろしい程に他人への気遣いができないVが、もはや笑いの対象にしか見えなくなってきたのだ

トンデモナイ事を、ちらちらとこちらの顔色を窺いながら話すVは、とても滑稽に見えた

 

Tさん 「 自分で何言ってるかわかってるんか・・・そんなことを言える立場じゃないやろ・・・

対等以上の物言いやないか、わしはあんたに貸しはあっても借りはひとつもないんやぞ」

 

Vさん「 それとこれとは別や・・・」

 

私にはとても別にして良い話には思えなかった

 

私 「Vさん、そこまで言ったら失礼ですよ。言うだけで失礼の域ですよ。なんで既にTさんの敷地に

引き込みまでしてある水道管の使用許可の印鑑をもらうのに土地をプレゼントしなきゃいけないんですか?

交換の対価がバランスとれてませんよ。あなたも分譲をしたことがあるなら、印鑑を押す際の金銭相場も

知らない事もないでしょう。それもですよ、利害関係のない第三者がある日突然水道管に接続させてくれ

って言った来たならまだしも、その場合でも、お金を取る人や会社は今は見かけませんよ?

その上、工事はVさんがやったのか知りませんが、その費用の大半はTさんから出ているんでしょう? 」

 

V「 ただ出してもらったわけじゃない、借りたんや、だからわしの所有物や 」

 

Tさん 「 借りたって・・・一銭も返してへんやないか!十年以上も前の話やぞ! 」

 

V「 そこでや、わしの所有物じゃないって言うんなら、さっきまでの条件に加えて、今までの借金を

チャラにしてほしいんや 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「 あはははははははははは、あはははははははは 

 

 

 

 

 

 

もはや私は心の底から笑ってしまったような気がする

決して私が貸したお金ではない

 

しかし、こんな人物はとても許せなかった

 

ましてや、家などの人の幸せに直結する財産を扱う人間としては、その存在すら許しがたい

 

 

Tさん「 ・・・・・・ようもそんな事言うたな・・・・考えられへん・・・・・お金借りに来たときは、涙まで流して

夜中まで頼みこみ続けたあんたが、その言い様はなんや・・・・・  」

 

私「 もういいでしょう・・・Vさん分かりました。この話はこれまでです。では、失礼しますね 」

 

V「 わしの許可がなければ、建築はでけへん筈や・・・・  」

 

私「 僕も次の案が無くここに来ている訳ではありません^^金銭の貸し借りの事は私は口を挟みませんが

あなたの人間性はよく分かりましたよ^^あなたの最大のピンチをこれまでに救ってくれた方を今日、今

失ったんですよVさんは。私は粛々と作業を進めます。」

 

怪訝そうな表情のVを立ち上がった私は見下ろしていた

 

私「 あ、そうそう、今引き込んでいる水道管ですけどね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撤去してくださいね^^ あなたの費用と責任で^^

 

 

 

他人の土地に放置の状態となっていますから^^ 」

 

 

撤去するだけでも道路を掘り起こしたりと、費用はかかる

 

「 撤去しなければ、役所と裁判所から撤去命令だしてもらいますから^^

それと撤去時の掘削の同意の印鑑も、改めて所有者のTさんに取りに来てくださいね^^ 」

 

 

私とTさんはVの家をでた

 

私「 Tさん、さっき私が話した次の案でいいですかね? 」

 

Tさん「 西本さんに任せますわ、わしにも意地があるしな、必ずここに家建てて黙らしたる 」

 

 

 

プルルルル

 

Y「 もしもし、毎度です^^ 」

 

私「 あ~西本です。予定通りですわ、準備かかってください 」

 

Y「 OKです。役所のOKももう取ってますんで^^ 」

 

私「 よろしくです^^ 」

 

 

あらかじめ準備してあったネクストプランにスタートをかけた

 

 

 

 

 

 

                                           続く・・・・

 

 

 

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