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野比海岸付近の地層を見に行ったら - その3

2020年04月30日 | 自然・アウトドア
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野比海岸東端エリアに露出した三浦層群逗子層という地層帯。顔を近づけてをよくよく見ると、大小さまざまな断層だらけであった。



深海から地上まで押し上げられる応力、隆起している間に発生したであろう地震による応力などを考えると、数えきれないほどの“ひび割れ的”断層ができるのも当然だろう。



ちなみにこの場所には、三浦半島を横断するいくつかの有名な断層帯の一つで、かつて大地震を引き起こし将来的にも引き起こす可能性が高い北武断層帯が通っている。残念ながらその断層は、この海岸には露頭していないというのが定説らしい。



意識しながら観察してみると、断層(ひび割れ)はいろいろなパターンがあって、見飽きない。



下画像の断層は両側から圧縮する力が加わったとみえて、真ん中部分が逆台形状に浮き上がった格好になっている。



アップで見る。木工細工の仕口の様にも見えて面白い。



そんな断層のバラエティに富んだ地層であるが、平らに重なった層の間には所々にユニークな形状の模様が現れていて、これがまた興味深い。



断層が“縦方向の面白さ」なら、層間の模様は「横方向の面白さ」、だ。

続く。

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