え、お呼びでない?!

日々の由無し事、時々、自転車ネタ・・・こりゃまた失礼いたしました。

河津桜が次々と

2022年02月27日 | 自然・アウトドア
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ここのところの暖かさで、4~5日前よりも昨日、昨日よりも今日と、地域内の河津桜が次々と開花してきました。



写真にはありませんが、メジロ等もさっそく蜜をついばみにやってきてます。



7~10日くらい後には、満開になっているのでしょうか。本当は本場の河津桜を見に行ってみたいけれど、これはこれで楽しみ~。

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風変わりな雲

2021年12月12日 | 自然・アウトドア
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午前中は穏やかな日和だったのに、午後に入るとビュンビュンと南西の風が吹き荒れる今日でした。

ちょうど上空では気流がぶつかっている所為なのか、変わった形の雲が次々と湧き起ってましたが、一時はこんな雲も。



まるで立ちはだかる様に、太陽光を遮るまんじゅう型の雲。雲の厚い部分は暗く、周辺部だけがひしゃげたリング状に白く輝いて。



珍しい雲だなあと思いながらしばらく眺めていましたが、ほぼ同じ場所で微妙に形を変えていくのがユニークでした。









白いリング部分のあちこちには、これまた微妙に色合いを変化させながら彩雲が現れておりましたよ。











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ミニチュアな扇状地と河岸段丘

2020年05月13日 | 自然・アウトドア
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浜に流れ出る小さな沢水の流れ。

まるで、ミニチュアな扇状地と河岸段丘の形成過程を見ているかのような。砂の中に混じる黒いのは砂鉄。



扇状地というよりも、三角州のほうがイメージ近いかな。野比海岸にて。

ちなみに今、「対話で学ぶ 江戸東京・横浜の地形(松田磐余 著)」を読書中。

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再び野比海岸へ行ってきた

2020年05月09日 | 自然・アウトドア
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先日、東京湾の今後の潮汐動向を調べたところ、この前後それぞれ一ヶ月程度(都合二ヶ月)の期間の中では、今日の正午過ぎが最大の引き潮になるということを知った。

前回野比海岸(横須賀市)に行った時よりも更に17センチも海面が下がる格好だ。より広範囲の岩礁(地層)が現れることが予想され、興味をひかれた。

行ってみた。

野比海岸の東端、千駄ヶ崎のカーブ付近からの眺めを今回と前回とで比較してみる。撮影画角が違うので分かりづらいが、確かに前回より10~20メートルほど波が遠ざかり、岩礁が大きく広がっていた。

今日(5月9日)。



前回(4月26日)。



そもそもが狭い野比海岸にしては、ごつごつと岩場が広がってなかなか立派な光景である。東京湾越しには房総半島(千葉県)が見え、尾根筋がなだらかに右傾斜している左奥の山は、鋸山(のこぎりやま)だ。



なぜかこの部分だけ平らに浸食されず大きな岩塊のごとく取り残された、筆者の心の中での通称“ゼブラ岩”。ちなみに縞々模様の白っぽい分部は砂岩、黒っぽいところは泥岩である。地滑りの結果、海底で砂岩と泥岩が交互に重なった地層を、地質学の専門用語では“タービダイト”というそうだ。



磯の中から陸方向を見る。凸凹した磯の表面はイソギンチャクだらけだ。申し訳ないが多少は踏みつけながら岩場をウロウロする。



まさにギザギザと洗濯板状に浸食された地層。より激しく波に削られているのはどうやら泥岩のようである。実際、陸に露出している泥岩部分を擦ると柔らかくてポロポロと崩れるが、砂岩部分は固く引き締まって崩れることはない。



磯の先端付近には、なんだか刺身のツマにでもしたら旨そうな海藻がいっぱい根を張っていた。実際のところ、食べられるのだろうか。



そんなことを考えていたら昼飯の時間が近づいてきたので、今日のところはこの辺で撤収とした。

潮汐表によると、明日も午後1時前頃に今日に劣らず大きく潮が引くようだ。天気が悪くなければ、野比海岸以外のどこかへ行くのも良いだろう。

余談だが晩の食卓には、マグロ赤身の切り落としが並んだ。料理屋で出てくるような旨いツマと合わせて食べたいものだ。
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野比海岸付近の地層を見に行ったら - その4

2020年05月03日 | 自然・アウトドア
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野比海岸(横須賀市)に露頭している、“三浦層群逗子層”と呼ばれる縞模様の地層帯。

様々な断層(亀裂、ひび割れ)と共に面白かったのは、層の合間に散見されるクネクネとした波状の模様だ。これがまたユニークで興味深い。

こちらのクネクネが大きくて非常に分かり易いだろう。



アップで見る。これは“スランプ褶曲(しゅうきょく)”といって、海底に堆積していた未固結の柔らかい層が地滑りでずり落ちた結果、波を打った様になるのだそうだ。



従ってスランプ褶曲は層の一部分だけの変形(その上下の層は平ら)なのであり、一方、ある纏まった地層全体が地殻変動によるゆっくりとした力を受けて大きく曲がるのが、“褶曲”である。

以下は、野比海岸で見つけたスランプ褶曲あれこれだ。なおこの付近においては、褶曲は見当たらなかった。もしかしたら背後の山の中に隠れているのかもしれない。











下画像もスランプ褶曲のうちなのだろうが、まるで目玉焼きを二つ並べたような姿で、まさに偶然の面白さを感じる。



以上、野比海岸で見られる地層をシロウト目線で4回に分けて紹介してみた。

正直、いずれ大地震を起こすであろう北武断層がこの地に走っているのは知っていたが、海岸に露頭した地層にはほとんど気に留めていなかった。

こうしてつぶさに観察してみて、たいして広くもない露頭帯であっても層の中にはさまざまな現象・痕跡が見つかるものだなあと、人間の一生とは比べ物にならない地球の時間感覚と営みにすっかり感心してしまった。

数年前に行ったことのある城ケ島などは、島全体が大規模な地層の塊なので、野比海岸より遥かに貴重で珍しい現象が見られたはずだが、その時は目に入る景色を単純に「凄いなー」と眺めつつ海岸線を歩いただけだった、今思うと実にもったいないことをしたものだと思う。

近々、城ケ島とその周辺を再度訪問して、よくよく地殻変動の痕跡を見てこようと強く思う筆者なのであった。
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野比海岸付近の地層を見に行ったら - その3

2020年04月30日 | 自然・アウトドア
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野比海岸東端エリアに露出した三浦層群逗子層という地層帯。顔を近づけてをよくよく見ると、大小さまざまな断層だらけであった。



深海から地上まで押し上げられる応力、隆起している間に発生したであろう地震による応力などを考えると、数えきれないほどの“ひび割れ的”断層ができるのも当然だろう。



ちなみにこの場所には、三浦半島を横断するいくつかの有名な断層帯の一つで、かつて大地震を引き起こし将来的にも引き起こす可能性が高い北武断層帯が通っている。残念ながらその断層は、この海岸には露頭していないというのが定説らしい。



意識しながら観察してみると、断層(ひび割れ)はいろいろなパターンがあって、見飽きない。



下画像の断層は両側から圧縮する力が加わったとみえて、真ん中部分が逆台形状に浮き上がった格好になっている。



アップで見る。木工細工の仕口の様にも見えて面白い。



そんな断層のバラエティに富んだ地層であるが、平らに重なった層の間には所々にユニークな形状の模様が現れていて、これがまた興味深い。



断層が“縦方向の面白さ」なら、層間の模様は「横方向の面白さ」、だ。

続く。
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野比海岸付近の地層を見に行ったら - その2

2020年04月28日 | 自然・アウトドア
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さて、野比海岸(横須賀市)である。

海岸通りから眺めると、丁度この日の干潮時間帯に当たったらしく、潮が大きく引いたことで露出した岩礁が広がっていた。



もちろん事前に潮位を調べたうえで出かければ何のことはないが、何も考えずにふらっと来てこれだけ大きな干潮時に行き当たるのはめずらしい。

これなら道路直下の地層帯も、波に悩まされることなく観察しやすい。早速、浜に降りた。



野比海岸は場所によって年代や性質の違う複数の地層が露出しているらしいが、この東端付近では80度から90度くらいに立った縞模様の地層を見ることができる。



地質の本によると、これは「三浦層群逗子層」と呼ばれる地層で、約800~400万年前に相模トラフの陸地側海底(北アメリカプレート)に堆積した泥や砂が、南からやってきたフィリピン海プレートが相模トラフの下に沈み込む際に押し上げられたものとのこと。



宮崎県の日南海岸(青島)ほどではないが、海面下から現れた岩礁は、ちょっとした“鬼の洗濯板”状態である。ふと思った。平成生まれ人は、洗濯板など知っているのだろうか。ホームセンターでは今でも洗濯板を売っているのだろうか。



目の前にある何百万年も前の地層・・・・。野比海岸に限らず三浦半島一帯は、三崎や城ケ島周辺を始めとして様々な地層帯の宝庫と言えるエリアだが、地球の営みとは、いかにもダイナミックで偉大なものである。



ゆっくり観察してみると、地震を引き起こす様なものではないが、縞模様の中には至る所で大小さまざまな断層を見つけることができた。



地球規模のダイナミズムを考えれば、断層と言うよりも“ひび割れ”といった程度のものであろうか。遥かな時間をかけて押し合いへし合いしながら隆起してきた訳だから、当然と言えば当然のことか。

続く。
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野比海岸付近の地層を見に行ったら

2020年04月26日 | 自然・アウトドア
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午前中、街へ出て用を済ませてから、野比海岸(横須賀市)に小径車を走らせた。

野比海岸の東端エリア、千駄ヶ崎の海岸から少し離れた山の斜面に、古い地層が90度傾いて(垂直に立って)露頭している場所があるという。

今まで自転車で散々に走った道路沿いにもかかわらず、全く気がつかずに迂闊であった。行ってみた。

現場は土建屋の敷地内にあるので露頭した崖に近づくことはできず、50~60mほど離れた歩道から眺めた。

これか! 予めの情報がインプットされてなければ柱状節理のように見えるだろうが、これは何百万年も前に海底に堆積した地層が、地殻変動によって隆起したものである。



垂直にまで押し上げてしまう自然の力にはただ感嘆するしかないが、正直なところ遠目の観察だったので、詳細が分からず迫力にも欠けたのは残念であった。

周りを見渡すと、山肌を人為的に切り欠き地層が剥き出しになった箇所がいくつか所見られた。



再び小径車に跨り僅か100mほど先の野比海岸に出てみると、なんと幸運なことに潮が大きく引いて、海岸線に沿って露出している地層の観察にはもってこいの状況になっているではないか。



ここは海岸に降りて、じっくり観察しない手はない。

続く。
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自宅付近からのダイヤモンド富士

2020年04月14日 | 自然・アウトドア
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曇りまたは雨で、一昨日と昨日は夕陽を見ることができずにヤキモキしていたが、今日はようやく快晴。

筆者の頭の中では、自宅付近からのダイヤモンド富士は12日頃が的中日ではないかと見込んでいたので、今日は富士山を通り越しての日没であろうと期待薄であった。

ところが17時50分頃に高台に着いてみると、なんと、若干のビミョーさはあったがいい感じで富士山山頂に向かって太陽が落ちてきているではないか。予期していなかったので、これにはたまげた。

早速カメラを取り出し、ドキドキしながら待つことしばし。

はい、山頂ど真ん中に着地しました。しかし、これではまだダイヤモンド富士に非ず。まるで真珠の粒をポンと載せたみたいで、言ってみればパール富士ってところか。



そこからさらに2分ほど待つと、はい、おめでとうございます。数条の光を放ちダイヤモンド富士になりました。



もはや諦めていたダイヤモンド富士が、逆転サヨナラホームランの如くにプレゼントされたみたいで、大変気分の良い一日の締めくくりであった。

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ダイヤモンド富士のはずが -- 走水海岸にて

2020年04月06日 | 自然・アウトドア
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本日6日は計算上、横須賀市の走水海岸付近から眺めると、日没時のダイヤモンド富士が現れる日。

日の入りに合わせ、時間に余裕をもって出かけてみた。誰かと接近してしゃべる訳でもなく、アウトドアだからコロナの心配も無かろう。

場所は走水海岸の、伊勢町漁港の橋の上。海(東京湾)越しの撮影だ。

背後の高台にある、国道16号沿いの展望台の方が眺めは良いが、そちらは立派な機材を持った方々が集まっていたので、海上からコソコソ(笑)と狙ってみた。

幸い雲は無く、空は快晴。17時50分を過ぎて、いよいよ太陽が富士山頂に触れんばかりに落ちてきた。



おっと、山頂の平坦部分にドンピシャリとはいかなかった。



1秒毎、みるみるうちに富士山に沈み込む。



三分の二ほどが沈んだ。ダイヤモンドまでもう少し。



さあ、来るぞ、来るぞー。



いよいよ・・・・、あれ? ダイヤモンド富士にならないじゃん。



なんで~? レンズの光学的な問題? 焦点距離のせい?

少々残念な気持ちで、落日後の余韻を楽しんだ筆者でした。明日はたぶん、富士山を越えて右側(北斜面に)沈むんだよなあ。

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