まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

町へ

2009年11月03日 23時39分16秒 | Weblog
 朝起きると寒い。

 車で畑へ向かおうとキーを捻る。
 セルが回らない。
 何も音がしない。ん?

 バッテリーが上がったようで・・・。ライトも何もつけっ放しでは無かったのに。前からもう寿命かなぁとは思っていたけど、急に寒くなったからか?原因不明。
 
 以前、村の集いで酔っ払って鍵一式を無くしていてからバイクが動かせずにいた。先日バイクの鍵の部分を壊し乗れるようにしたからこれでバッテリーを買いに行こう。
 燃料が僅かなので入れようと思っていると重大なことを思い出す。給油口にも鍵が付いていた。よりによってこういう時に買いに行くだけの燃料が無い・・・。

 と言う訳で・・・。

 農業を始めて初めてバスに乗って町まで降りる。リュックにバッテリーを担いで。
 
 バスの時刻表を見ると昼は2時間おきに一本。町まで500円掛かる。
 帰り若い女の子がTSUTAYAから同じバスに乗る。実家の大阪だと自転車で行ける距離にあるのが当たり前だったけど。
 「田舎なんだな」と思う。

 自分の中ではもっと田舎が良いのになぁなんて思うのだけどこういう非日常のことをすると、また違う目線でこの場所を見る事ができる。ここでも可能性はある。なんだか良い収穫があった。

 行き帰り同じ運転手さんだったことに密かに喜ぶ。

 殆ど一日を費やしてしまうが配達の朝でなくて良かったと胸を撫で下ろす。
 
 帰ってから以前作った机の修理。