まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

結婚式

2009年01月25日 21時48分30秒 | Weblog
 今日は友人の結婚式1.5次会に家族で出席する。太陽もお利巧さんにしていた。以前も書いたが2月から1年限定で共にする友人が就農直前に結婚式を挙げた。お二人のまさに新しい門出。

 料理好きの新郎と芸術家の新婦。才能溢れたお二方。友人も個性豊かな方が多い。

 彼が言うには最終行き着いたところが有機農業だったという。30歳前だからこれまで幾つもの自分探しをしてきたのだろう。最後の母親の手紙がプロジェクターで映し出された。「ようやく自分の道を見つけ進み出したことに安心している」とあったが両親は農業という険しい道のりよりも前へ進み出したことの安心感が伺える。応援してくれることは今後大きな後押しになるし支えになる。

 私が思うに彼の人生20代という時間をサラリーマンという形で過ごすよりも色々なことを経験する時間に費やしたことは彼が真剣に生きるという事に向き合っていたからではないかと思う。20代という貴重な時間、自分を隠し偽る仕事について社会経験を積むのも良いが全てをこの時間にしてしまうのはあまりにもったいない過ぎる。20代はまさに自分探しの時間。大人でありながら大人になりきれない時間は多くを感じ、学び、出会い、飛び込む力がある。
 私も20代半ば今という時間を大切にしたい。

 農業はこれから多くの可能性がある。厳しいと言っても時代が後押ししてくれる。お二人の将来が楽しみでならない。
 農業で食っていけるように、一農家として胸が張れるようにお互い頑張ろう。