まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

初ブログ

2009年01月04日 19時51分00秒 | Weblog
あけましておめでとうございます。

今日は新年早々にする話題ではないのですが。正月親戚の集まり、新聞記事から社会からはみ出して一年の私が感じたことを書きます。 

自分で野菜を作り毎日食べる。食糧は調味料以外ほぼ自給し、家族とずっと一緒に居られる生活。
実家に帰り両親、親戚に会えば今がどういう社会なのかを肌で感じる取る事が出来た。


娘二人の親戚の叔父さんはこんな事を言っていた。「今の社会は女性も子供を産んでもどんどん社会に出て行かなければならない」と。この言葉に腸が煮えくり返った。その場でどうのこうのと言った訳ではないが。

今日の朝日新聞の朝刊の一面に「寝屋川の無認可保育園で保育資格者不在時、生後5ヶ月の子供をうつ伏せで寝かせている間に死亡。両親が訴え5千云々万円で和解。」
この記事を読んで疑問が多くあった。
何故両親は訴えたのか?生後5ヶ月で何故母親は働きに出て子供を預けたのか?保育園を選んだのは両親ではないのか?記事で何故親の責任について訴えないのか?何故高額の和解金が必要なのか?

保育園側の肩を持つ訳ではない。この保育園も両親の事情も分からない。どちらが悪いとかという事ではなくこの記事から私は思うことがある。

両親は子供を育てるという責任と義務がある。子供を預けるという事はその責任・義務を預けるという事ということ。当然慎重に選ばなければならない。
無認可保育園という事は保育料が高い。この家庭は一定所得以上の収入があったと推測される。それなのに何故生後5ヶ月で他人に預けたのか?私には理解が出来ない。祖父母ならまだしも。自分達の責任を預けたにもかかわらず何故訴えられる!?何故金が必要?

毎日家族と一緒に居る私は何故母親が仕事しながら子育てができるのかも分からない。子供を育てるというのは片手間で出来るほど簡単?我が子との時間は大事ではないのか?各家庭事情はある。しかし、出来る限り自ら子育てをしようというのが親というものではないか?


子供が地域に大事にされなくなり両親に大事にされなくなれば・・。子供は誰から愛情を受ければ良いのだろう。誰を信用すれば良いのだろう。子供にとって大事な物はお金持ちの家で育つことだろうか?頭の良い学校に行き安定した職場で働くことだろうか?

母親は母親で無ければならない。出来るだけ専業主婦が良いというのが私の考え。
子供のことを一番に考えれば特別な事情がない限り生後五ヶ月で他人に預けるのは親の無責任でしかない。
今の社会というのはこういう事が当然のようにまかり通る社会なのかと将来を心配する。