今朝郵便受けを開けて新聞を取ったら市の広報誌も一緒に入っていました。ワクチン接種3回目の案内など様々なチラシ類が折り込まれていましたが、それらの中にこんなのが↓
私も通っていた南郷里小学校の学区の方言集とは珍しい!(著作物をそのまま掲載するのは気が引けましたが、うまい具合にピンボケしてくれました。なお二つ折りになっていて内側には25〜103番目までが収められています。)標準日本語もまだ怪しいLindaを混乱させたら悪いかな、とも思ったのですが、朝食時に渡したらとても喜んでいました。なお湖北地方の方言とされる「いんでこほん」(「さようなら」「帰ります」の意)は収録されていませんでした。たしかにこの近辺では聞いたことがないです。もっと北の方、旧伊香郡あたりで使われていたのでしょうね。そういえば昨日放送された「よみがえる新日本紀行」がまさにそこ、しかも先日の日記で触れた五六豪雪の年でした。
なお記事タイトルの答えは「小皿」、今でも普通に使います。でもこんな字とは知らなんだ!
追記
この方言集の中から私が子供の頃よく耳にしていたものを抜き出してみました。1〜4が動詞、5〜9が形容詞、そして10が名詞です。
1.かく、2.きばる、3.米をかす、4.まつばる、5.あんない、
6.いかい、7.さみしない、8.のくとい、9.よぞくろしい、10.ながたん
これらの意味はコメント欄に。なお、1はもちろん標準語の「書く」とは別の動詞です。用例(手伝いを頼む時)として「ちょっとこれかいて」を挙げておきます。
1.持つ、持ち上げる、2.働く、頑張る、3.米をとぐ、4.絡まる、5.味がない=まずい、6.大きい、7.寂しい(否定形にあらず)、8.暖かい、温かい、9.いやらしい、汚らしい、10.長包丁