国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

超の付く御の字

2023-09-15 | 日記
(タイトルの「御の字」は本来「大いに有り難い、非常に満足である」という意味なので (こちらを参照)「超」は不要ですが、それほどにも天気が持ったことに感謝したい気分だったのでつい。)

ダイヤ通りに運行されてさえいれば「先に」で示した通りのスケジュールで十分でした。けれども1本遅かったせいで足止めを食らって後悔するのは嫌だったので、予定を変更し田村駅6時17分発北陸本線上りに急いで乗車。以後の米原発、名古屋発も前倒しで乗車し、9時22分に中津川へ到着しました。(当初の計画では9時46分着でした。どっちにしてもその先は10時ジャストまでなく、そして現地発信に書いた通り天気は全く崩れなかったので、結果的に待ち時間が長くなっただけとなりました。)

ところで名古屋から乗ったのが快速列車だったため、高蔵寺の次の定光寺、さらに次の古虎渓には停まりませんが、前者には大学1年前期の地学実習で降りたのを思い出しました。(いろいろ地層を見ながら歩いたなぁ。)

それで駅名の看板の撮影を試みたもの、さすがに通過では無理でした。

ついでながら高蔵寺を過ぎてからしばらく中央本線は単線区間だった記憶がありましたが、横(進行方向の右)にも線路がしっかり敷かれていました。何せ40年前のことなので変わっていて当然ですが。

中津川駅前です。改札を出て待合室を見た瞬間、ここにLindaと来たのが2回目であることに思い当たりました。彼女も憶えていたようですが、前回は6年前の鈍行列車の旅(飯田線→中央本線→太多線→高山本線)の二日目でした。(あの時は待ち時間に缶ビールを開けて一気に飲んだんだっけ。)つまり塩尻〜中津川間は前回とは逆コースとなります。

大阪近郊区間の弱冷車を知っている身にとって、JR東海の車内は冷房が効きすぎていると感じました。Lindaも寒いと言って1枚羽織りました。

ここまで来ればもう安心ということで私は読書に没頭。

時には「呑み鉄本線・日本旅」(©六角精児)も。もちろんペットボトルの中身は日本酒です。


これを撮った直後、隣りに座っていた御婦人(アジア系)から「ここの駅の名前は?」と英語で尋ねられました。私が答えたら慌てて下車。ホームにはたくさんの外国人観光客が降り立っていました。有名な観光地ですから当然ですね。私も次は必ず訪れるつもりです。

ところでスマホの路線検索で初めて気付きましたが、上のように中央本線(中津川発)にそのまま乗っているよりも塩尻で篠ノ井線(甲府発)に乗り換えたことで8分早く松本に到着。お陰で少しだけですが自由時間が増えました。

中央本線のこの先はやはりダメのようです。(深刻な洪水被害に遭われた千葉や福島の方々には心よりお見舞い申し上げます。)


お昼は事前リサーチで見つけていた鶏唐揚げ専門のチェーン店で。(松本には駅ビル内と駅前に2店ありますが、最初に訪れた前者は入口前で順番待ちだったため後者へ。)からあげ定食と山賊焼定食を一つずつ頼みシェアするつもりでしたが、心変わりしてハーフ&ハーフ的な「山賊焼からあげ定食」を二つ。Lindaには少し多かったようで一切れずつ私が引き受けました。

食後に散歩を兼ねて市内へ。もっとも次の発車時刻(14時9分)までという時間的制約により、なわて通り商店街を通って外から松本城を見るだけになりました。1週間も措かず国宝天守を二つ見ることになろうとは(現存天守12のうち国宝にも指定されているのは彦根、松本、姫路、松江、犬山の計5城)。だだし、この後は失敗しました。どうせ電車が来るのだからと思い、最寄りで一つ先の北松本駅に向かったのですが、何もない無人駅で待つだけに。(私は読書で退屈しませんでしたが。)少し遠くとも賑やかな松本駅に戻っていればウィンドウショッピング等を楽しむことだってできたし、始発駅ゆえ座れたはずです。


とはいえ大糸線の車内も込んでいたのはしばらくの間だけ。次々と人は降りガラガラになりました。(雨は降っていなかったものの、さすがに北アルプスは全く見えず。)

南小谷駅に到着。これも知らないと正しく読めないですよね。むしろ長浜市にある南小足町の方が字面はそれっぽかったりして。(実際には「みなみこあしちょう」ですが。)

ここから先は非電化区間なので気動車(ディーゼル車)が待っていました。(ちなみにこの駅以南がJR東日本、以北がJR西日本です。その辺りのややこしい経緯がこちらに。)

この看板をわざわざ撮影したのも理由が。前にも触れた地質調査のアルバイトが終わって賃金を受け取った翌朝、会社の人が車で送ってくれたのがこの駅でした。その後はあやふやな記憶ですが、往路の逆コースを引き返して名古屋の下宿に戻ったのではなく、糸魚川まで出てから北陸本線の普通を何本も乗り継いで長浜の実家に帰ったはずです。

定刻17時21分に糸魚川へ到着し、初日の旅程が終了。出発ギリギリまで抱いていた不安を思い返せば自分でも信じられないほど順調そのものでした。4年前と同じ駅前のホテルにチェックイン。その中に店舗を構える居酒屋の料理がことごとく美味しかったので、夕食はそこでも良かったのですが、なぜか定休日でもないのに閉まっていました。

それでちょっと歩いて別の店で食べることに。価格的に不満はなくとも味はそこそこ止まりでした。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おまえ誰や? | TOP | 鉄オタ(もどき)と忍者好き »
最新の画像もっと見る

post a comment