国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

三行半

2017-03-14 | 帰省(2017〜18)
少し早いですが、次の年末年始に予定しているLindaの里帰りのため航空券の検索をしてみました。(今更ですが先の正月休みはベトナムへ行ってました。)



昨年調べた時と同じく米国経由を回避して欧州経由にすると最低でも往復20万にはなりますし、長時間のトランジットも強いられる。(なお今回はなぜか関空〜サンタクルスでは安いのがなく、ラパスになりました。)ということで一応調べてみたのが最初の画像の2番目です。やはり安いし乗り継ぎも楽そう↓(帰りはダラスで結構待たされますが。)

(ちなみに成田空港発で検索すると、以下のようにさらに1〜2万ほど安い結果がズラッと出てきますが、大阪発も要は成田までの国内便が加わるだけで後は一緒。少し高いようでも陸路移動にかかる金と時間を考えたら十分元が取れています。)


ということで、多少面倒でもLindaの米入国ビザを取得しようかと考え始めていたのですが・・・・(なお私もESTA (電子渡航認証システム) の再申請 (費用14USドル) が必要となります。Lindaに会うためのミシガン行きの前に取得したのが2015年7月で、あと4ヶ月で失効するためですが、有効期間の2年は短すぎると思います。)

このページで説明されている通過ビザ(Cビザ)なるものが必要と判明しました。当然と言われればそれまででしょうが、顔写真やら必要書類やらを用意しなければなりません。(Lindaとの結婚や彼女の入国に必要な手続きで七転八倒していた頃の悪夢が甦りました。)あと驚いたのがビザ申請には本人確認のための面接が必須であり、そのために米国大使館または領事館(当地から最も近いのは大阪)に出向かなければならない(加えて事前のオンライン予約が必要)ということ。数時間しか滞在しないのに何でここまで要求する? 南米出身者が忌み嫌うのもよくわかります。

さらに先述のページには載っていないことですが、アメリカ合衆国査証(ビザ)の基礎知識という書類には「申請料金:US$100相当の日本円」とありました。昨年Lindaのベトナム入国ビザを取得した時の経費(申請費用+往復の送料)と比べたら2倍近い。しかもメールや電話での問い合わせにも金を取るのだとか。セコい!

これで嫌気がさしただけでなく、ビザ取得の手間暇&コストを考えたら大して得にもならなさそうなので三行半を突き付けました。当地在住の南米系住民がよく利用しているという中東系(エミレーツ、カタールなど)の航空会社についても精査してみます。

おまけ
 検索中にマレーシア航空の南米便(ヨハネスブルク経由ブエノスアイレス行き)が安いという情報を見つけたので、リンク先で捜してみたところ・・・・・・少し古いページだったためか見つからず。代わって出てきたのがコレ↓

2位以下を引き離してダントツに安い。何で?

・・・・と思ったのですが、判ってみればこういうことでした。たぶんサンパウロ〜ラパス or サンタクルス間の往復を加えたら大して安くはならないでしょう。それにしても航空券代金とほとんど同じ額の諸経費が何でかかるのか納得がいきません。米国経由の便はこんな馬鹿げた料金体系にはなっていませんから↓


おまけ2
 本文終わりで触れた中東経由について調べていた際、「ロサンゼルス国際空港では、めちゃくちゃ混雑することで悪評の高い入国審査と、非情に不愉快なセキュリティチェックを通過する必要があり、さらに最近はテロの影響などでそれらがさらに厳しくなっております。」という記述を見つけ、「まさに我が意を得たり」と思いました。(なお「非情」は原文ママですが、その方が相応しいようにすら思えます。)数年前に南米からの帰路でLAを経由したのですが、空港職員はことごとく私達日本人グループを犯罪者であるかのように扱いました。うち中年のアジア系女性職員は一人の同行者に言いがかりを付け、引っ張っていこうとしました。私のすぐ横にいたその同行者(女性)は日本語で独り言を呟いただけなのに、自分の悪口を言われていると勘違いしたようです。私が「落ち着いて下さい。彼女はあなたのことは何も言ってませんよ。」と取りなそうとしたところ、先方は顔を真っ赤にして「お前も連行するぞ!」と脅かしてきました。(容姿からの推測ゆえあんまり言いたくはありませんが、)コンプレックスを抱えられるだけ抱えて生きているような人物でした。同じアジア系を相手に鬱憤晴らしでもしたかったのでしょうか? 運良く危機からは免れましたが、あの卑劣な言動は今思い出しても腸が煮えたぎってきます。ついでながら別の職員のほとんど恫喝ともいえる追い立てのせいで私達のグループは前後に分断され、はぐれた一家族が危うく乗り遅れるところでした。私がこれまで降りたった中で文句なしに最低の空港であると言わせてもらいます。(なお米国の他の空港も乗り継ぎ時に混雑することはありましたが、このような不愉快な目には遭っていません。)
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