イネの栽培試験はとっくに終わっていますが、一部の水田には冬の間も水を張ることになっています。冬期湛水(冬季湛水)と呼ばれる農法で種々のメリットがあるとされています。ただしイネの非作付期間ゆえ農業用水は当然ながら止まっているため・・・・・
キャンパス内を巡る環濠(お堀)の水を汲み上げて使っています。このセッティングには結構苦労しました。
日が経つにつれて次第に水が抜けにくくなってきたお陰で給水は週に1度か2度で済むようになりましたが、だいたい30〜40分かかるので、それを毎朝のランニング時に行うようにしました。ただし何かのトラブルで水の供給が途絶えると「空引き」の状態になってポンプの故障を招くため、キャンパスからは出ず、ひたすら圃場(水田、畑その他)の周囲を走っています。
今日は牧草地でちょっと珍しいものを見ました。
放牧されているヤギ3頭のうち1頭が高さ1mほどある台の上にいました。(私がスマホを取りに戻る前は4本足で立っていました。)学生か誰かがわざわざ担ぎ上げたとも思えません。
別方向から見たらこんな感じです。いちおう階段状になっていて駆け上がれなくはないようです。とはいえ台上に美味しい餌がある訳でもないでしょうし、目的が何なのか謎です。(他の2頭は全く興味を示さずひたすら草を食っています。)給水を終えて自室に戻る途中、飼い主の先生のお部屋を訪ねて訊いてみましたが、理由は分からないとのことでした。ただし、そうするのはいつも同じ1頭のようです。単に目立ちたがりなんでしょうか?
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