国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

名作2

2019-06-24 | 日記



そして午後はここへ。ほぼ毎年足を運んでいるサマーコンサートの会場です。開場前の行列がいつもより短いような気がしたのですが、それについては後で。

恒例となっているロビーでのウェルカムコンサートです。(逆光ゆえ人物特定も難しいと思ったのでモザイクなしで載せますね。)メンバーさんが持っていたのは見慣れない楽器。「ナチュラルホルンを見せて&聞かせてくれるのかな?」と思ったのですが・・・・・勘違いでした。

この人の説明を聞いて思い出しました。今日のメイン曲目であるブルックナーの交響曲第8番(略してブル8)には、このワグナーチューバが使われていることを。(作曲者が後期の交響曲第7〜9番 (いずれも超名曲) にこれを採用していたのをすっかり忘れていました。)この4人はいずれもホルン奏者ながら今日はこれも吹くとのこと。非常に珍しい楽器で、関西でこれを自前で所有しているのはわずかに二人なのだとか。私も生演奏を耳にするのはもちろん初めてでとても楽しみ!

ついでに演奏の様子も少しだけ。

最近お気に入りの場所となっている2階席の最前列に陣取りました。大曲だけに並んでいる椅子の数も普段よりかなり多く、数えてみたら80近く。そしてプログラム裏面に印刷されていた "Member List" にも同数の名前がありました。あとハープ2台も目を引きます。(なお、ブル8でホルンは8本使われますが、その名簿から奏者の半数 (おそらくウェルカムコンサートに登場した人達) が持ち替えでワグナーチューバも演奏すると判明。これは大変です。)

で、肝心の演奏ですが、難曲だけあって小さなミスや合奏の乱れは何度も聞かれました。とはいえ、アマチュアオーケストラによる入場料1000円の演奏会ですから、それに文句を言うのは筋違いというものでしょう。第4楽章の出だしとかエンディングなど、決めてほしいところはピタッと揃っていました。また、第1楽章のシンミリした部分でのワグナーチューバの侘びしい音色にはジーンときたし、第2&3楽章のハープの幻想的な調べにも魅了されました。ということで、私としては大満足。ただし・・・・・・・

残念だったのが客の入り。上の写真はもちろん開演前に撮ったものですが、始まってからも似たり寄ったりで、1階席の私の目の届く範囲に座っていたのは10名ほどでした。(今でもネタにされたりしますが、かつてロッテオリオンズが本拠地にしていた川崎球場を思い起こさせました。)やはり知名度が低い作曲家だとこうなってしまうのでしょうね。せっかくの大熱演がもったいない!(オーケストラとしても記念すべき第20回ということで満を持してこの大作を演奏することに決めたのでしょうし。)

ということで、オーケストラの地方公演でメジャーな作品ばかりが採り上げられる風潮にも不承不承ながら納得しない訳にはいかないのでしょうね。やはり京都や大阪、名古屋あたりまで定期演奏会を聴きに足を運ばないとダメなのかも。そういえば「そんなに聴きたきゃそっちから聴きに来い!」と言っていたのは大指揮者のハンス・クナッパーツブッシュでした。(既にここに書いていました。)
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名作

2019-06-24 | 日記
先月これをネット通販で購入しました。リンク先の写真ではチーズを思わせる黄色の五つのピースがキッチリ収まっていますが、三角形の一つが出っ張っているため青の円形ピース(ネズミが描かれています)が入りません。それをうまく並び替えて全て収めよという問題。

で、これがなかなかの難物。(上画像のようなのがダメなのは言うまでもありません。)箱の裏面に「先入観を捨てて」とあったので、ありきたりの解答であるはずがないと思いつつ、暇あるごとに挑んでみたのですが、どうしても解けませんでした。それが・・・・・

昨日の午前中はLindaと買い物に出かけたのですが、彼女が支度に手間取っている間に箱から取り出して並び替えていたら、5分もしないうちに「できたぁ!」 隣の部屋にいたLindaが驚いて駆け込んできたほどの大声を上げてしまいました。もちろんネタバレになるので載せられませんが、私の予想をはるかに上回るエレガントな正解に思わず「アッパレ!」 名作です。実は読書に疲れた時の息抜きにでもと思って買った品ですが、同じ時期に入手した別のパズルがまだ残っています。

上は五つのピースのうち四つを選んで枠に収めよという問題。詳しい説明はこちらにありますが、私は5通りある正解のうちまだ一つしか見つけていないので、しばらく遊べそうです。なお来月に鈍行列車の旅を予定しているので、その時には必ず携行します。
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