これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

セクハラの特効薬

2018-04-23 16:36:57 | 社会問題
 先週、電車で隣の席に座っていた女性が福田淳一事務次官の雑誌・記事を読んでいました。
 福田氏のセクハラ問題が報じられた時、財務省ではまだセクハラが横行していたのかとビックリしました。トップが日常的にセクハラする職場って想像出来ますか?

 今回は、セクハラが問題になり始めた頃(約30年前)に、ある大手企業で実際に起こった話です。

 職場で女性の身体に触るのを楽しみにしていた困った男が、ニューヨーク事務所に転勤になりました。この男性は職場に少し慣れてくると、白人の女性のお尻を触り、女性が「キャー」と大きな声を出したらしいのです。もっとも、アメリカ人は「キャー」とは叫ば無いようですが!
 その後も、同じ女性のお尻を触り、3回目の後、女性が提訴しました。男性は同僚達が、「そんな事実は無かった」と偽証してくれると考えて、裁判で否定した様です。女性の大きな声を聞いている以上、偽証は出来ないですよね!

 アメリカでは、この種の裁判で偽証すると、和解金がとんでもない額になるらしいです。

 結局、2,000万円程出して和解したらしいのですが、この噂は瞬く間に全社に広がりました。お尻触るのに、1回700万円にもなるのか! 奥さんにどんな説明をして2,000万円出したんだろうか? などなど、職場は大いに盛り上がっていました。

 その後直ぐに会社が、(氏名や事の詳細は記載されていませんでしたが、)「セクハラは固く禁止する」趣旨の通達を出したので、事実だった事が分かりました。
 事務所ではその前から禁止されていましたが、現場にはヌードカレンダーがまだ多数貼られていました。通達が出ると、直ぐに全てのヌードカレンダーは撤去されました。

 福田氏に5,300万円の退職金が出るかも知れないとの報道がありましたが、とんでもない事です。財務省が真剣にセクハラ問題に取り組むのであれば、福田氏の退職金をゼロにすべきです。特効薬になります!