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出産について思う事。

2009年06月16日 | masudaizumi.com
今日は、マタニティ検診ではなかったのですが、貧血で、なんだか気分が悪くて、点滴か注射をしてもらおうと、予約なしで病院に行きました。


が、これが、間違いだった。

2時間たってもまだ呼ばれない、だんだん気持ち悪くなって、冷や汗がでて、小部屋で横にならせてもらいました。
となりでは、気持ち悪くてふーふーいっている人がもう一人。

それでも30分寝て、やっと順番が回ってきました。
2時間半待ち、って、、、

具合が悪いから、っていって来てるのに、通常の検診の人のほうが先で、具合悪いひとが最後の順番って、ちょっと不思議。


救急車で来たらよかったのかしら?

かなり不満が残りました。


となりに寝ていた人は、私の後の待ち合い番号だったようですが、いったいどうなったんだろ。

それに、会計のとき、ある事に気がつきました。

今年から妊婦さんの検診をただにする、って言っていた麻生首相の言葉。

その政策は今年4月から実施されたそうで、追加の補助金がでる受診手帳をとりに保健所にいったのですが、実際は無料にはならず、私の大阪市内では2960円まではカバーしてもらえますが、それ以上は自費。

結局いくらかは必ず1万円以内で、払っているわけです。

おまけに、ちゃんと値段やシステムを把握しておかないと、今年から施行されたせいか、少数の看護婦さんが、この制度を理解していないのか、これは今日は使えません、とか言われてしまうこと。

通常の予約ではなく、今日は貧血で、ってことで却下されていましたが、「検診も一緒にしたのですけど」っていったら、公費負担のシートを使ってくれました。


自分でも把握しておかないと、公費の内容は、検診だけでなく様々な検査で結構細かく分かれています。

妊娠後期になると、2週間に一回の検診。
かなりの費用になります。

しかもカバーしてもらえる値段が、市町村によって、ばらつきがあるそうな。

これは、、、、なんだかなっ





さらに、今年から施行されたのが、産科医療保証制度。
出産の際、なにかあったときの保険、3万円。
とてもありがたいものではあります。


おまけに前払いになった分娩費用、と、、、いわれてたら、あれもこれも、、、、会計で目が回りました、、、。


病院によって様々ですが、出産費用は、まだまだ高く感じます。


結婚や子供ということを考えるに、この出産資金の問題がありますが、私が20代だったら考えられない値段です。


子供を産む時期が高齢化したことに伴い、医学も発達している、といいますが、私が無知でちょっとびっくりしたのが、臨床胎児医学研究の専門医その存在。

たまたま大阪に有名な診療所があったので助かりましたが、全国から検査にきている人気の病院です。

産婦人科の先生からの強いすすめで、お腹に針を刺す羊水検査はさすがに怖かったので、胎児ドックというものと、脳内超音波という検査を受けました。

これも料金は、かなりお高いです。

出産って、体力もそうですが、費用もかかるんですよね。
女性は妊娠中は働く事ができないわけだし、旦那様も大変。。。

少子化は問題、といいますが、政府がこれらの出産費用を、市町村の行政に押し付けることなく、もう少し本気でカバーしてくれたらと願ってやみません。


あの、お台場に建てる予定で、117億円かける国際メディアセンターっていうのの建設、本当にやめて、こういうとこにちゃんと使って欲しい。