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緊張と弛緩

2009年06月14日 | masudaizumi.com
朝九時、リトルのお稽古を、パパさんにしてもらってから、十時には、リトミックの集中講義へ向かいました。

夕方五時まで、びっしりリトミック漬けです。


あああ、、幸せ。


リトミックは、現在、モンテッソーリの教育と融合されながら実践されています。
子供が自立するのは、歩き始めた1歳半くらいから。

一人でやりたい、という子供の気持ちを、どこまで汲み取れるか?
三歳までは、子供の精神構造がどうなっているか、たくさんの例をだして先生が噛み砕いて教えてくださいました。
つい3ヶ月前までのリトルと当てはまって、自分の行動を思い起こしたり、理解できなかったリトルの行動を、いまさら発見したり。。。。


紹介してもらったモンテッソーリの教具、そういえば、たくさんプレスクールに並んでいたっけ。

教具、といっても、木製おもちゃのこと。

でも遊ぶことで、課題を与えられたおもちゃでした。
そして、子供が失敗をしながら、間違いを修正、達成することで、自信がつくように、それぞれが、高さ、重さ、言葉、感覚を学べるよう、考えられてつくってあることを知りました。

色や素材を統一させることで、「長い」「短い」という言葉を知る棒のおもちゃ。
ただの円柱ブロックだと思っていたおもちゃは、実は、積み重ねたり、並べたりすることで、算数や量感を育てる使い方があったこと。。。





午後からは三歳から六歳までは、どのように子供が発達していくか?という講義。

幼稚園になって急にしっかりものに変わったリトルがそばにいることで、授業が本当によく理解できることは、感謝です。

肉体的エネルギーと精神的エネルギーが交互に成長することで、ある日の子供が、急に暴力的に変化したように思えたり、急に賢くなったように見えたり、、、、数週間ごとに変わる子供の性格にママが振り回されてしまうとき、実は子供の小さな行動の変化は、ほんの表面上のことで、脳のなかはすごい発達と学びを得ていることなんですね。




お母さんからは、「どっちでもいいじゃない」と思える、子供の小さなこだわりが「秩序」。
生きるための、道案内、羅針盤というか、地図というか、、、を作っている時期。
子供にとっては、大切な道しるべを、生活のなかでマークしている作業だから、必死にこだわり抜いているって、、
この環境で自立して生きていくために、そのこだわりがなければ、生活のなかでの順番がわからなくなってしまう。。。

講義を聴きながら、そうだったのね~と思う事ばかり。



だからどんな小さな作業でも、噛み砕いて、順序で教えてあげると、子供はすぐ理解できるって。


何でも、おもちゃは、全部自分のもの、と言い張ってしまうお子様に、どのように対応をしたか、集中できないお子様をどのように乗せていくか、、、という体験談など、ためになることばかりでした。




午後三時から、休憩をしてから、今度はボディテクニック。

リズムの授業かと思っていたら、自分の身体を柔らかくして、自己啓発セミナーに似た感じ。
精神をリセットすることや、歩くことをいろいろ形をかえることで、自分の癖や素の姿を発見していくこと、、、
自分の周りにある空気を響かせて、感じること。。


見えないもの、わからないことを、一日で、あれもこれも、詰め込んだ日でした。
あ~~~コーヒー飲みたい~~~~。


そんな一日のなか、クラスのお友達と、初めてゆっくり、ガールズトークが出来たことが、なにより嬉しかったのでした。





帰宅してから、頭がパンパンだったので、さきほさんと文楽の若手の皆様との鍋の会に誘われるままに、東心斎橋のモツ鍋やさんへ出かけました。

いま、予約がとれないお店として、有名だとか。

南小学校から北へ50メートルの場所です。
白味噌以外に、五種類のだしで、モツ鍋が楽しめます。

考えたら、もつ鍋って、5年ぶり?????

わお~~~~




見た目は普通?でもほんと、美味しかった。


はふはふ、っと、、、、幸せと感動を頂いてきました。
きなこと黒豆のアイスも絶品でした。

ごちそうさま~~~


また明日から一週間、がんばりましょうね!