Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

野球

2006年03月22日 | masudaizumi.com
おめでと~~~~~~!

ニッポン!!!!


いい試合でしたね~。


もう感動でした。

言葉はありません。


イチローかっこよかったね~。


あと松中。打ったね~!!!ドカベンみたい。


義弟は、選手がつけていた、身体にいいといわれている、電磁入り三つ編み首バンド、作ってました。すごい!!

試合の後、家族でみかんジュースで乾杯しました。

世界一だよね、すごいね。

あの、誤審の審判、面白かったね。



いや~久し振りに燃えました。


イエイ!

困った人

2006年03月20日 | masudaizumi.com
世の中には、自分にとって困った人という人物が何人かいるものである。

過去の生き方、「業」というものをしょって生まれてきた、つまり、私は、この人とどう付き合うかを学ぶことで、またこの世で、魂を磨いていることになる。

この困った人とどう付き合うか、が修行である、と自分に言い聞かせているものの・・・

さようなら、と縁を切ってしまえば簡単なのだが、それが自分の母親となるとそうはいかない。

家中の人間から同情されているので、なんとか救ってあげたいのはやまやまではあるのだが。

自分の母の話しをする、ので、変な語り口になってしまう。

昔から、私は、母、父とも、いい関係ではなかったが、育ててもらった恩があることを悟り、2年前から恩返しをはじめている。

それにしても、自分の産みの親との付き合い方が、いまだにわからない、というのは困ったもの。父はまともなのだが、母のプライドの高さと、頑固さ、そして、しつこい性格は、まるでストーカーのよう。私にとっては恐怖でさえある。

電話がかかってきて、たまたま忙しくでない、となると、多いときで、くりかえし、一分おきくらいに10回は着信があったりする。そのうち三回くらいは留守電がはいっていて「もしもし!もしもし!?きいてるの?もしもしもしもし・・・」というだけで切れていたりする。


あの~~~留守電の遣い方、、間違ってますから。

その後電話をこちらからすると「もう、何言いたかったか、わすれちゃったわよ!こっちは忙しいんだから、私が電話かけたときででくれないと困るのよ!」と言い放つ。溜まった父親の愚痴を話したいらしく、電話をまともに受けていると一時間を越えるときがある。

「もう切るよ」と一方的に切っても、またかけてくる。

人の悪口を一時間以上きくのは、気分の悪いものである。

かわいそうだから付き合っているが、どうやら、姉のとこにも電話しているらしい。

最近、私がストレスなので無視していたら、ついに嫁ぎ先の義母にまで深夜に長電話をかけてきて・・・・やってしまったらしい。

となると、これは、愛情不足に他ならないのである。



すごいぞ・・・・この人



身体が元気だから、心配はしていないが、最近は年をとってきたので、主人に頼み込んで、両親を食事に招待するようにしている。

が・・どうやら最近母親は、あちらの世界、つまり妄想の世界にいく頻度がかなり高くなってきたらしい。


いきなり死んだ犬の話になって「タローが月のなかに見えるの」と言い出したとき、主人の目が点になっていた。


食事会のときには、主人に、文楽について、知ったかぶりの話しをしていた。
謙虚という言葉を知らない自信満々の母だから、自分がアホだって話しをさらけても、恥ずかしくないらしい。

先日は、私が山口に3年半いたのに、三ヶ月しかいなかった、と言い張り、矢沢永吉さんのコンサートにいったとき、私をぼこぼこにしたことも、「ライブドアとおなじで、新聞のでっち上げよね~」と語る。覚えていなかったのもびっくりしたが、彼女の中で、ライブドア事件は新聞メディアのでっち上げゴシップだとおもっているらしい。

下北沢のとなりが永福町だといいはって、きかないし。

本人に事実を言っても、プライドが高い性格上、自分の非を認めない、

ので、もう家族は何も言わないようにしている

ちょっと可哀想な人である。



最近困ったのは、プレゼント。


ただでさえ人によって好みがあって難しいのに、家族となると、それを全く気遣わないのには、参ってしまうね・・・。

主人の公演のお祝いのおもたせで「これプレゼント」と嬉しそうに持ってきたものが、コンビニで売っているプリン5個とマンゴープリン1個。その配分もわからないが、大きなコンビニプリンを、おもたせにする感覚が私にはわからない。

が、気持ちは嬉しい、ということで、何も言わず、いただいておいたが・・・食べず・・・。


去年のクリスマスには、「自分の送ったものが嬉しいに違いない、当然だろう」くらいの勢いで、自分が着なくなった、白地の汚れだらけの着物を送ってきた。

あまりの汚れで、座布団カバーにもならないので、箪笥にしまう。

そのクリスマスプレゼントと思われる箱のなかには、値札(1200円)をつけたままの靴下や、高校生が好きそうなバーバリーのマフラー。相田みつおバリの、自分で筆ペンで書いた直筆の言葉の額縁(もちろんその額縁にも値札:900円が貼ったままである)・・・などがはいっていた。

最近は赤ちゃんへ、と童謡CDやら本を贈ってくる。これももちろん値札と計算書付。プレゼントなのだろうか?

知人の方から頂くものは、本当に気が効いていて、あ~それが欲しかったの、というものを頂くのだが、母からのものは使えないものばかり、置き場所がなく、ただただ溜まってくるのであった。



ちょっとびっくりしたのは、送ってくる荷物の宛名、つまり私の名前も書き間違っている。

すごいぞ・・・


「メールを最近始めたの」、といっていたかとおもったら、誰から来たかわからない差出人なしの誤字だらけのちんぷんかんぷんなメール。

たぶん、これは母かも、と思いながら、最初はいたずらかな?と思ったが、母はカンカンである。


ところが文章の最後に「いずみより」とかいてあったりする。

。。。。おいおい


説教も大好きで、先日の夕食会のとき主人に説教していたが、この前は、なんと義母にも電話をかけ、「こどもは、愛情が不足すると、ストリートギャングになるの!だから絵本をたくさん読んで聞かせなきゃだめなんです。五ヶ国語が話せるようになるんだから。私はずっと研究しているんです。」などと、力説していたが、文楽の家で、五ヶ国語話しても、日本語が出来なかったら意味はないのである。

さらに、研究していても実行は伴わない。私は小学校に上がるまで、両親と離れて暮らし、宮崎で祖父母に育てられたことなど、母はすっかり忘れてしまっているらしい。


私は愛情不足でストリートギャングなんだろうか?


だいたいストリートギャングって何?




もしもし・・・愛情不足は、あなたですよ~。

困った困った。

まあ、傍目からみていて、けっこう笑ってしまうので、ほっておいているが、コミュニケーションとは難しいものである。

プレゼントも断るわけにも行かず、義母も、「かわいそうに、寂しいのよ」と電話にも付き合ってくれていて。




そんな同じ悩みをもつ、友人の大阪吉本出身の芸人真理ちゃんと、ずいぶん前、よく親の困った話しをしたものだ。

真理ちゃんの場合、ある日、自律神経失調症になって、「地面が溶けて揺れてる~~~」といいだして・・・・結局カウンセリングに通い、家族が原因で、トラウマと精神負担になっていて、家族もカウンセリングをうけてもらい、皆で解決したって。

突然性格や関係が治るわけないけど、皆で努力しているって。

で、真理ちゃんは数年かけて、ゆっくり直ってきました。


芸人さんがテレビ番組で「オカンがアホで・・・もう勘弁してほしいですわ~」と、その行動を暴露してネタにしていますが、それを聞いて、私は、かなり救われています。

あ~・・・・うちんとこだけ、アホかとおもったら、結構、みんな悩んでるんや。


芸人さんの話しを聞いてほっとしたものである。

なんだか、家族とは難しい関係で・・・反面教師である。

夏の夜の夢

2006年03月20日 | masudaizumi.com
今日は大阪松竹座に、尾上松緑さん主演の<夏の夜の夢>を観にでかけました。

藤間流の踊りの方が多いのか、お着物をお召しになっていらした女性のお客様が多く、とても華やかな客席でした。

それにしても、豪華キャスト。

元おにゃんこ、じゃないや、モー娘。の保田圭さん、河相我聞さん、がでてきたと思ったら、演劇界の大御所・村井国夫さん、床嶋佳子さん、サトエリこと、スーパーボディの佐藤江梨子さん、マイケル冨岡さん・・・・など。

テレビ俳優さん方が多かったせいか、なんだか台詞まわしが、切れが悪いのか、聞こえなかったり、アクセントがなかったり、で、ぜんぜんシェークスピアの台詞っぽくなくて、耳がさびしかったです。

私も演技はへったっぴ~~~なので、人の批評をできるほど偉い人間とは思っていませんが、今日の舞台は、どうなんだろ・・・。

それにしても、日本の演劇界は、商業演劇としてなりたっていくために、つまり、切符を売るための、なんでしょうが。テレビ俳優が舞台にでたり、タレントさんが出たり、そのまま映画にでたりと、ま~役者さんがごっちゃになっているので、不思議です。

逆をいえば、経験をつんで、才能を開花させていく過程をみれるというのは、日本の演劇独特の文化なのかもしれません。

私もミュージカル<キャンディード>にださせていただいたけど、今では顔から火が出る気持ちですもん。裏声だから、なに語っているかわからない、と宮本亜門さんにダメダシされて、もっともだと思いつつ、あのお芝居では治せなかったと思うな・・・。

でも、意外だったのが、タレントの佐藤江梨子さん、保田圭さんの台詞まわしがとっても良かったこと。そういえばお二人ともダンスもやっていたし。

てなこといってますが、この文章は、私の主観ですので、勝手なこといって、本当に皆さんすみません。

私の舞台のたのしみかた、というのは、やっぱり、「観る」のではなくて、台詞を「聞きに」いっているんだな~と、自分の感受性を発見してしまいました。

私は、耳から、喜びや快感を感じるほうなんでしょうね。

胸に響く、身体が鳴りをもっていた声の舞台役者さんって、技術をもっていて、それがたくさんの人数になって、舞台ってすごいエネルギーを発散する芸術。

イチローさんも。今日は皆をひっぱって王ジャパンを勝利に導いた、すごい気迫でしたね。

テレビをみていたら、大阪のおばちゃん特集をやっていた。常に飴さんをもってしゃべりまくる、笑い、食べ、おせっかいで、おおらか。

あのエネルギーもすごいね。

私もあと10年したら、あんなおばちゃんになれるのだろうか。

私もがんばろ!

そんな人間のエネルギーを感じた一日でした。


童謡の謎

2006年03月18日 | masudaizumi.com
合田道人さん著の「童謡の謎」という本をご存知ですか?

一時期流行った「なんとかの謎」シリーズだと思うのです

グリム童話の謎、アンデルセンの謎、ルイス・キャロルの謎・・・・

ひえ~麻薬中毒で、ラリラリぱ~で描いたのが「不思議の国のアリス?」

などとびっくりしたものですが、この童謡の謎もかなり濃い~大人の話です。

童謡界の帝王、海沼実先生がつくった児童合唱団「音羽ゆりかご会」出身の増田としては、これは読まないね。

日本橋三越さんのステージや、横浜 赤いくつの像・除幕式、新橋日劇での古賀政男ショーやウルトラマンショーなど、数々のセレモニーで歌いにいきましたし、芸能活動ではない、ガールスカウト的な厳しいしつけや、お稽古など、今でも小学校のときのとてもいい思い出です。

それが、いまや、なんと、こんなキッツい曲だったとは。

「みかんの花咲く丘」は東海道線のなかでできたらしいですが、これが、私も「ヒールマイハート」と歌詞をつけたイタリアオペラの間奏曲がモチーフになっていたとは。

日本の歴史やその時代のこどもの悲しい歴史や文化が詰まった面白い本ですので、是非よんでみてください。

そういう意味でいえば、「ハルとナツ」もブラジル移民の方の歴史を描いたものですが、また放送が決定しました。あれ?きいたことある曲だわ、と思ったらテレビで宣伝していました。

3月27日から再々放送決定です。

どうぞお楽しみに。


ソナタってなに?

2006年03月15日 | masudaizumi.com
冬のソナタのパチンコがいま、話題を呼んでいます。



そんな流れから・・・・


ソナタってなんやねん?とよく聞かれます。


私がクラシック音楽のすべての意味を知っていると思って~、皆さん!

私あまりそういった理屈もの、楽用語があまり、得意ではなく

マイライブラリーから音楽辞典を開きました。

ソナタと調べると、『奏鳴曲』(そうめいきょく)

カンタータが「歌う」という意味のcantareからきているのに対し、ソナータはSonare(ソナーレ)から鳴り響くという意味、つまり器楽曲に16世紀からあらわれたらしい。

ソナタ形式というスタイルで書かれた楽曲のこと。

そのほかのスタイルは

小夜曲(さよきょく)セレナーデ
夜想曲(やそうきょく)ノクターン
円舞曲(えんぶきょく)ワルツ
遁走曲(とんそうきょく)フーガ
前奏曲(ぜんそうきょく)プレリュード

といった日本語の訳詩言葉がついている。

ふむ。

さらに、狂詩曲(きょうしきょく)ラプソディ

アメリカの作曲家・ガーシュイン作曲の”ラプソディ イン ブルー”で知れ渡っている「ラプソディー」とは、日本語で狂詩曲(きょうしきょく)と訳語がついている。

私のアルバムでも、「パガニーニによる主題の狂詩曲」という曲が録音してある。

ふむ。

でもなんだかいまいちわからない。

わかったら、その曲を理解したってことではないけれど、肌で感じない。

ワルツってのは、踊りがあるから、実感できるのですが。

なんであのドラマは、「冬の狂詩曲」じゃなかったんだろ

「冬のワルツ(円舞曲)」でもよかったわけじゃない?

なんでだろう、なんでだろ、、、なななななんでだろ~

やっぱり、「フユ・ワル」とか略したことまで考えたんだろうか?
「フユ ノク」「フユ ラプ」どれも変な感じ
やっぱりそうなると「フユ ソナ」なんだろう。私も2年前はどっぷりはまってしまった。土曜日の夜11時10分に釘付けだったもの。

それにしてもセコムのCMでのぺ~さん。日本語がとても滑らか。

どこかのCMの「あなたが~~~  好きだから~~~」っていう方とは違う。
あのCMは、何度観ても笑える。と思っていたら、キンキキッズさんも、ネタにしていた。やっぱり違和感がある。


それにしても韓国とのWBC、すごかった。いや~声をあげて応援してしまいました。惜しかったね。

ソナタとは、イタリア語で「響く」という意味です・・・と説明することにしました。