Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

優雅な月

2009年01月31日 | masudaizumi.com
レパートリーを膨らましたいこのごろ。

シューマンに加え、イタリア歌曲も掘り起こしております。

いろいろ迷って、結局「VAGA LUNA」というタイトルの曲から取り掛かることにしました。

優雅な月、という意味です。

母親が子供を生む時間は、月の満ち欠けや、潮の満ち引きに沿っているという話しがあります。

月というものが、人間にどれだけの影響を及ぼしているか、太陽ほど感じることはありませんが、夜に月がなかったら、どれほど寂しいことでしょう。

平安時代は、女性は月を見ながら、どれだけ思っている方が来ることを待ちわびたことでしょうか。

このVAGA LUNAという曲、月というものが、女性に例えられることからも、優雅な月、というのは、優雅な女性を意味していることは、すぐに理解できました。


鎌倉の実家の私の部屋からは、毎日、とても美しい星空と月を観ながら眠っていました。

大阪の都会に暮らすようになって、月をしみじみ観る機会がまったく無くなってしまった哀愁なのでしょうか。

どうしても最近、「月」というキーワードが心にひっかかっています。

これが、もしかしたら、いまの私への音楽的啓示なのかもしれません。


制服

2009年01月30日 | masudaizumi.com
来年からリトルが通う幼稚園の制服をオーダーする日。

ぶかぶかの袖に、ぶかぶかの帽子。

ここまで元気に成長してくれたことを感謝し、愛しく思います。

私も、覚えていないだけで、こんなときがあったのですね。
両親や祖父母が、笑顔で私を見つめてくれていたときが。

結婚という契機をもって、私の生活は180度変わりました。
特にこの家は特殊なので、どの御家庭とも比べることができないとは思いますが、違った考えを持つ人間が、何人も、ひとつの屋根で共に生きることの難しさ、苦しさ、我慢、さらに、歓び、学び、そして笑顔。

生きるということは、家庭、家族をはずしてはありえないこと。

自分が両親の手のなかで育ち、そこでは当たり前だった「甘え」という常識を、新しい家族と暮らすことで発見した私。

いまの生活では、自分のなかにねむる、新しい自分を見つけるために、どれだけリトルが助けてくれていることでしょう。

私一人では、とても無理だったと思います。


リトルを通して、自分の受けた愛情を振り返ることができて、実の両親には、日を増すごとに素直に感謝できることが出来ているこのごろです。

心からリトルに感謝です。

ぶかぶかの制服を着ているリトルを見ながら、うるっと来てしまいました。





鼻炎

2009年01月29日 | masudaizumi.com
今日は、なんだか鼻炎のよう。。

もう???
と思うけど、たしか、昨年の今頃も、同じことブログに書いたかも。
目がひりひり、鼻がむずむず、くしゅくしゅん、、、は~~~つらい。。。


今日は月に一回のママ友とのランチの日。
リトルを預けてからの3時間、いろいろなお話を聞くことができて、育児に自信ない私には、大切な時間です。

というのも、最近、叱る、ということの難しさを日々感じているのです。

たとえばね。


お湯をためたお風呂に、シャンプー、リンス、洗剤までも流し込み、ミックスミックスといいながら混ぜて喜んでいるリトルを、怒っていいものか。

お料理大好きなリトルが、洗剤と牛乳を一瓶づつボールにあけて、混ぜて、レンジでチンしている姿をみて、怒っていいものか。

少量のお水が入ったコップを床にじゃ~っと逆さにして、その上を「くまさん」といって、四足でぴちゃぴちゃ歩いている。。


全部ひととおり、どこまでなにをやりたいか、傍でじっとみているわたしも、どうかと思うのですが。それが楽しいことだとわかるので、どうしても怒る気になれず、笑ってしまうのです。



そんな話しをしながら、ランチ前にお茶しているとき、花粉に効くハーブティと書いたメニューがあって、それはエルダーという葉のお茶でしたが、匂いがきついかな、、と心配でしたが、それほどでなく、とてもまろやかで、ミントの配合もあるみたいですっきり美味しかった。


そのお茶を頂きながら、ママ友のお一人が、鼻炎に効くハーブがあると教えてくれました。

ハーブコーディアル。


レメディのことかな?と思ったら、全く違うものでした。


とりあえずネットでネトルという種類のものを買ってみました。

リトルのアトピー治療でも、一時挫折した漢方治療。ステロイドをこのまま塗っていていいのかなぁと悩んでしまっているこのごろ。


アレルギーって、いろいろ治療法あるんですね。


子育ては、迷いの連続です。


西宮ガーデンズ

2009年01月28日 | masudaizumi.com
今日は西宮ガーデンズにいってきました。

東京ミッドタウンみたいかと思いきや、意外と庶民的でした。
でも品揃えはよくて、広さのわりに見やすいし、野外に子供の遊び場もちゃんとあって、気に入りました。

飲食店は大阪のものが多かったかな、そこは、ちょっと残念。
もっと四国や九州の知られざる名店のものがレストランで欲しかったのですが。


ママ友お薦めのマッキントッシュのお店へちょっとだけ寄ってみました。
あ~。かわゆい。。。
どれも買ってしまいそう。

いつも買い物をするときは、一人で、時間をしっかりとって、まとめ買いをするので、今日は財布の紐をしっかりしばっておりました。

大阪市内は、少しずつ出かけることに慣れてきたこのごろですが、神戸はまったく行く機会がありませんでしたが、全部見きれなったので、また時間を作っていってみたいな、と思える場所でした。

梅田で、初めて、阪急から四つ橋線に歩いて乗り換えをすることができました。
こんなに乗り換えに歩くと思わず、いつも途中でタクシーに乗っていましたが、今日はめちゃ不安でしたがとにかくリトルのテンポで歩き続けること15分。

これで、またひとつ、大阪に慣れることができました。





聖バルナバ病院コンサート

2009年01月27日 | masudaizumi.com
次回の聖バルナバ病院でのチャリティコンサートの日が決まりました。


3月7日土曜日
15時30分から一時間です。

最近リトルのお友達のママ友が増え、次回のコンサートにたくさんお誘いしてみようと思っています。

以前書いたことではありますが、ここでバルナバチャリティコンサートのお話をご紹介させてくださいね。


今度は、前回好評だった子供と一緒に歌う童謡のほか、子供のための英語のうた、宮崎アニメのなかから、数曲を歌ってみようと思っています。

千と千尋の神隠しの曲も、そのひとつです。

生で音楽を聴くってことが、どんなに身体にいいかってことは、先日の私自身の熟睡事件でも実際体験したので、宣伝をしないつもりでしたが、次回のコンサートから、もっとたくさんの親子さんにご案内したいな、と思うようになりました。


コンサート開催の、ことのはじまりは、私自身の体験。

子供が生まれて、本当に嬉しかった。

だから神様と病院に恩返しがしたくなったのです。

その気持ちは、リトルが前置胎盤で、アルバム発売記念コンサートをキャンセルしたり、その後もずっと不安定だったので、体が心配でなかなか外出できない妊娠生活で、生まれるまで不安を抱えていたことが、大きな核になっています。


そんな妊婦さんのためのコンサートをしたい、また小さなお子様がいればゆっくり時間のとれないお母様のためのコンサートを!と思っていました。

診療のついでの病院で、コンサートがひらかれていて、ちょっと寄ってみたら、すごいラッキー。。。。みたいな気軽なものであってほしかったのです。

最初のわたしの気持ちは、内容まで考えず、ただ、その思いだけで、バルナバ病院にお願いしました。

小さな子供って、急に熱をだしたり、インフルエンザになったり、、でしょう、。


お母様はコンサートに行きたくて、せっかく買ったチケット代も、このお子様の事情でパーになってしまうし、なかなか子供と一緒では予定は決められませんよね。



そんなわけで、お気軽に、これたらどうぞ、って無料にしました。


昨年12月には、出産後の妊婦さんも入院されているお部屋から何名か聴きにきてくださって、身体はくたくたでしょうに、とても嬉しかったです。



コンサートの開催1、2回目は私のアルバムの曲ばかり歌っていましたが、それはご一緒に来ているお子様のこと、まったく考えていなかったんですね。

ちょっと反省。

そして、いまでは、プログラムの半分はお子様も楽しんでいただける内容になっています。

今年も年間4回開催予定です。

 なんとなく、ですが、今年は3月、6月、10月、12月くらいがいいかな、と考えています。


もうちょっと慣れて、お客様が定着したらコンサートの回数を増やしたいと思っています。

会場は、とても素敵な教会です。
この場所も、とても気に入っていることのひとつです。
制作はみな病院で働くかたにお手伝いをいただいている、手作りコンサート。

普段の増田とは違う内容のコンサートになります。
お子様が泣いてしまっても、走り出してもかまいません。愛するお子様とご一緒に。是非お越し下さい。


東京にも、こんな素敵なスタッフのいる病院があればいいのにね。