Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

大阪初プロモーション

2005年11月26日 | masudaizumi.com
今日は大阪初のインストアライブ。

会場はいつもの、クラシックCDの売り場に、たたみ一畳のようなミニステージかしら、それとも一階の玄関かしら~と思いきや、建物の上の階の、ちゃんとライト照明もついたイベントスペース。こんなの初めてでびっくりした~。

それにしても大阪のお客様はすごい。
増田を初めて会場で知ったかたは、東京の場合だと、そのときのリリースのCDを1枚買うのが普通ですが、大阪のお客様は、違いまっっせ~~

今日並んでくださったかたほとんど全員が、ファーストアルバム、セカンドアルバム、サードアルバム・・・と違う種類のCDを、まとめて何枚もお求めいただき、ファーストアルバムが売り切れになってしまいました。

あららららららら。。。。



大阪の方はお財布の紐が硬いときいていたのですが、びっくり、ふとっぱらでした。

ありがと~~~~ございますっ!!!

それと文楽関係の姉御さま方、旦那様が公演中に抜け出してご来場いただき、ありがとうございました。

なんといっても、地元大阪ってのが、いいですよね、

welcome to osaka!って英語でいったらスマートだけど、「よ~来たなぁ~、大阪ええとこやろ?応援するから頑張りや!」みたいな・・・引っ越してきた東京もんを迎えてくださるかんじが、たまらんじゃ~ないの。


ディスクピアさん、細かいケアをありがとうございました。

は~!明日はロングドレスから一転、着物の日や~。

人形浄瑠璃・文楽の大阪公演が千秋楽なんです。

昼の部は物語りが難しいのですが、夜の部は文楽初心者の私でも、楽しく観れました。最後の段の<狐火>なんてとっても有名で、一度はテレビでみたことあると思いますが、やっぱ生はすごいですよん。

もう、明日は一日キッツイからな、早よ、寝よ。


今日また新しい方にあえてよかった。いつか、大阪でライブ実現するからね、そのときは絶対逢いましょうね・・・むにゃむにゃ




いずみ

ファンクラブ事務局より

2005年11月25日 | masudaizumi.com
こんにちわ。

ファンクラブ事務局よりお知らせです。

ファンクラブ入会へ、たくさんのメールアドレスをご登録ありがとうございます。来年から正式にスタートに向けて、現在先行予約を受け付けています。

皆様からのメールを受信後、一週間以内に、受付確認のメールをおおくりしていますが、こちらからのアクセスが不可能な方が数名いらっしゃいます。

お心当たりの方は、お手数ですがmail@masudaizumi.comへ、タイトルを「ファンクラブ先行予約」と書いて、メールアドレスとお名前、郵便番号、住所を登録していただけますよう、お願い申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

スタッフ一同


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増田いずみファンクラブ事務局

お問い合わせ: fanclub@masudaizumi.com
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心豊かな手紙

2005年11月23日 | masudaizumi.com
街を歩くと、黄色や赤に染まった落葉樹が、かさかさと音をたてて走り去っていきます。


今月は年末ということや、ライブに向かっての準備とオペラの勉強が忙しく、おまけに文楽のチケットをお客様にお送りするのに間違いがあってはと、ぴりぴりしていて、やっと落ち着いたところ。

さらに年賀状、お歳暮の準備と共にペン習字を再開。
いまは草書体というものにはまっています。

結婚したときに師匠の伊藤京子先生から「あなた、お手紙をこれからたくさん描くことになるのですから、習字を勉強しなさい」といわれたのがきっかけで、今年から始めました。

大学時代やNY留学中、伊藤先生からいただくお手紙は、なんと横長の半紙で平安時代のような巻紙で届いたもので、その達筆なこと、今考えれば草書体なのでしょうが、読みにくくて困ったときもありました。

いつかは、師匠のようなリッパな文化人になれるよう、自分を奮い立たせよう!!

と、まず向かった先は、心斎橋そごう内の本屋さん

新しいそごうはデパートというよりは、テーマパーク。文具や雑貨売り場が最高に楽しいですので、大阪にいらした際は、是非足をはこぶことをお薦めします。

1時間ほどぶらぶらしたあと、「手紙のある暮らし 心豊かな」という主婦と生活社からでている写真集を買いました。葉書にミシンで布を縫い付けたり、マニキュアで絵を描いたり、イラストもかわいらしく、こんなお手紙をいただいたら嬉しいだろうな、というものが満載です。

先日、ご贔屓のお客様から、今迄ためていた切手を100枚ほどいただいて、お手紙をだすたびに、季節や文面に合わせて切手を選ぶのはとても楽しいと発見、最近は切手も少しづつ買い集めるようになりました。


皆様からのファンレター、最近はメールでくるものが多いですが、お手紙で送ってくださった方には、それなりに時間をかけて筆を選び、便箋を選び、間違えたら書き直し、、、と時間をかけた思いが感じられるので、私もお返事を手紙で書いて送るようにしています。

仕事から開放されるリラックスのスイッチが、またひとつ探せたような気がします。

デパートの帰り際、クラランスのミニローションプレゼント券を持っていたので、化粧品売り場に立ち寄ると、なぜか隣のゲランへ。

どの雑誌でも、スチュワーデスさんや女優さんの、ものすごい好評が載っている「スーパーアクアセラム」と化粧水「イッシマ」。たいていは過大広告なんだから、本当に効くのかしらと半信半疑でしたが、ボトルを開けると・・・・・

プワワワワ~~ンとバラの香り

すごい!

カ~ン!

頭の中でゴングが鳴り、リングに倒れる私。


ワン、ツー、スリー!!!ノックダウン!(審判の声)

わ~~~~~~~~(会場の歓声)


即効買ってしまいました

おかげさまで効果覿面、今日のほっぺはプルプルです。


いずみ

プランタン オペラ講座

2005年11月21日 | masudaizumi.com
11月18日は銀座プランタンでオペラ講座なるものを開きました。

第一部として「どうやって観る演目を絞るか」第二部としては「オペラ講座」

オペラ観劇未経験、または、初心者の方々に、どんな洋服で劇場へ行ったらよいか、チケットはどれくらいか、どんな演目を選んだら良いか、どこでやっているの?会場でのマナーは?海外の公演事情は?・・・・など、皆さんからいただいた質問をイントロに、古典派のヘンデルのカストラートの舞台から、ロマン派のプッチーニ「蝶々夫人」、さらには現代で最新の日本オペラ「忠臣蔵」「Jr.バタフライ」までをDVDと当日プログラムでご紹介。

私が個人的に好きなオススメの歌手やその人生をご紹介、最後に皆様からの素朴な質問「なぜオペラ歌手は太っているの?」「増田さんはどうしてオペラ歌手になろうとおもったの?」などというディスカッション方式で幕を閉じました。


この日のために、プランタンさんから解禁になったばかりのボジョレヌーボーの差し入れ。みんなで乾杯して、とっても和やかな雰囲気で過ごせました。

といってもこの日のために、今月は猛勉強。自宅に買い集めたオペラ解説本を20冊ほど読み返し、DVDを5本見直して、自分でもオペラっていいな~と再確認。

この日のために買ったカウンターテナーのヨッヘンコバルスキー出演のヘンデルのオペラDVD「ジュスティーノ」はベルリンコミック劇場での収録ですが、演出がクプファーという私の好きな人で、予想通り、とってもかわいく演出していて、オススメです。


まるでファンクラブのような和みの時間を過ごせました。

来年はこういったオペラ講座の活動も全国でできたらいいな。

金曜日の夜、ワインとオペラなんてちょっと素敵ですよね。
ご来場のみなさま、楽しい時間をありがとうございました。

また続編があればお会いしたいですね。
こんどは紅茶とオペラっていう昼の会もいいかも・・・・

それにしてもプランタンの地下のパン「ビゴー」美味しかったです。
クリスマス限定のパン、名前わすれちゃったけど。
お試しあれ・・・

いずみ


この週末に教わったこと

2005年11月14日 | masudaizumi.com
う~~っサブイ!!もう気がつけば11月半ば。

小雪さんとミキティのテレビのCMの映像が、あ~もう冬だよね・・・っと肌で感じ入るこのごろ

このくらいの寒さになると、私の大好きなタートルネックを引っ張り出して箪笥の中身をニットに衣替え。水色、青、ピンク、白、黒、グレー、紫、茶・・・ほとんど全色もっているので、毎朝箪笥をあけるのがちょっと楽しみだったりします。

ちなみに、今日は水色のユニクロウール100%のタートルネックを着ております。これが結構薄くて、今の時期にぴったり。

昨日から急に寒くなって気管支がクイーンと痛くなり、麦門冬湯をお湯で溶かして飲んでおります。NYで激サムを体験してからこの時期になると、気管支炎になる癖がついてしまったようで、これを解決してくれたのが、この漢方。

お湯で溶かすとトロッとなるので、レンコン湯のようです。レンコンは気管支に大変よいのですが、なかなか買って擂って、生姜と混ぜて・・・って~と面倒くさい。そこで、このバクモントウユ。

全国のプチ気管支炎&プチ喘息諸君!是非お試しあれ。

さて、この週末はいかがお過ごしでしたか?

私は大阪の新聞社2社の取材とFM大阪でラジオ収録をしてまいりました。

東京の取材と違って、とっても安心するのは、大阪のマスコミ関係の皆さんの地元愛と大阪が育てた人柄なのでしょう。大阪の話で盛り上がり、最近お仕事がとても楽しいです。

しかも、皆さん多才で、サンケイ新聞のT記者は、古楽バイオリンの奏者だったり、FM大阪のYアナウンサーはクラシックコンサートをプロデユースされていたり、で、大阪や神戸の音楽大学や、ホールの特性を伺ったり、とくにFM大阪のクラシックのCDの豊富さにはびっくり。ビクターで廃盤になって探しても見つからない私の師匠:伊藤京子&立川清登の日本語訳モーツアルトオペラアリアのCDには、かなり興奮してしまい、私のほうが教えていただくことが多くて、みなさん音楽愛に満ち溢れておりました。

ありがとうございま~~~す

え?今は亡きオペラ界の大スター立川清登さん、ご存知ない?阪神タイガースの「六甲おろし」は立川清登&二期会合唱団が歌っているんですよ~。いい声でしょう?

立川さんを知った方のほうが少ないでしょう。が、もしかしたらクイズ番組の司会者として覚えていらっしゃるかたのおおいのでは?まだいまほど海外からオペラ歌手が公演にこなかったバブル前に、大活躍した美声のテノール歌手でした。日本オペラ「夕鶴」の与ひょう役なんか、とても素敵。是非機会があれば録音を聞いてみてください。日本人らしい甘い美声です。




そして、11月12日は、私が嫁いだ先のおじいちゃま、三味線の二世・鶴澤道八の命日でした。

朝からお坊さんがきたり、三味線の一門のお弟子さんがお線香をあげにきたり、京都のお墓にお参りにいったり・・・。

私は、なんでも考えるより行動が先で、結婚も、あまり考えず体で覚えようと飛び込んだ世界でしたが、「何もしなくていいよ」という主人の言葉を半信半疑で結婚しちゃってから、気がついたことがあります。

この家にきて半年、毎・月命日、お坊さんがお経をあげにくるのです。いままで全く知らなかった般若信教というものを声をあげて読むなど、結婚前は予想だにもせず、気がつけば、私は、長男の嫁だったのでありました。

勝手な妄想ではありますが、オペラ「蝶々夫人」の一幕で、キリスト教に改宗するシーンを思い出してしまいました。

私の幼稚園時代は、信心深い祖父母と暮らしていたので、仏壇に朝一番の炊きたてのお米をそなえ、朝晩手を合わせていましたが、通った幼稚園はキリスト教。毎朝お祈り「天にましますわれらの父よ、ねがわくば・・・」と、東西ミックス宗教でやっていたのが、6歳から両親と暮らすようになってからは、神さんってなんや?ってなもんで・・・。

鶴澤一門の三味線方の皆さんが、師匠とその先祖を大切にされ、感謝と礼の心をあらわされる姿をみて、ジ~ンと感じるところがありました。クラシック界は、世襲制はないので、先生と生徒の一代限りのお付き合い、師匠の先祖にまで手を合わせるしきたりはありません。きわめて現代的でドライであり、なんだか寂しい気さえします。

なんだか最近教わることばかりですが、心豊かな週末でした。

来週は私も宮崎の先祖におまいりにいってきます。

今日はまた静かな月曜日。

皆様が、穏やかな日を過ごせますように・・・


いずみ