Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

今日から

2009年07月29日 | masudaizumi.com
今日から、しばらくこのブログをお休みしようと決めました。

新しい命を迎えるにあたり、心も身体もゆったりと迎えてあげようと思って。

私としては、この場所が非常に居心地のよいとこなので、寂しい気持ちでいっぱいなのですが、お腹のなかで気持ちよく眠っている命が、わたしと、家族を選んで、遠い天から降りてきてくれることを、こころから感謝し、祝福したいと思うのです。

またこのブログは、来月末ごろから、再開できるといいな、と思っています。

たしか、リトルを出産したときも、こんな宣言をしたものの、寂しくて書き込んでしまいたい日があったな。。

暑い夏、どうぞ、お体をご自愛くださいね。

よきご報告ができますよう、祈っていてくださいまし。


あ、、、気になっていることが、ひとつ。。。。



ファンクラブに、毎月コンスタンスに、お申し込みをいただいていて、とても、とても、とっても、とっても嬉しいです。
暖かい応援メッセージも、ありがとうございます。

きになっているのは、お申し込みいただいたメールマガジンの登録が、なかなかスムースに進んでいないこと。

いまだに10名ほど、メルマガを購読するのに、アドレス登録を完了されていません。
メルマガはご希望ではないのか、それとも、メールアドレスを登録できないで、困っていらっしゃるのか、、、心配しています。


そこで、このページで、お詫びも含めて、昨日発行したメールマガジンを載せさせてください。

ファンクラブ会員以外のかたも、お楽しみいただければ嬉しいです。


ではでは、、、また会うときまで。


増田いずみより




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『 癒しオペラ通信 』 ■■■■■■■■■ Volume. 43 2009/7/28発行
目次 
♪ いずみより・・・近況報告
♪ 今後の活動&ニュース (今月はお休みです)
♪ My Favorite ・・・扇子
♪ クラシック音楽への誘い・・・映画「海の上のピアニスト」より 愛を奏でて
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♪ いずみより・・・・近況報告

 梅雨明けしたと思ったら、雨続き。でも昨夜遅くから降ったどしゃぶりの雨のおかげで、とっても涼しい日が、二日続いています。まもなく出産予定日。きっと来月は赤ちゃん誕生のお知らせをこのメルマガでもご報告できると思います。

 この夏、使い始めた香水があります。クリスティアン ディオールのグリーンのボトルの「ポワゾン ターンドル」。

「毒」という名前が大好きで、香りもさわやかなので大学時代に愛用していました。大学時代は、オペラのなかで、「毒」の登場する「アドリアーナ ルクブルール」という作品が大好きで、いつもオペラを身にまとい、感じていたい、という思いもありました。師匠の伊藤京子先生も、香水は常に身にまとっていらして、その憧れもあったのかもしれません。先生が通った道は、香りでわかる、と生徒一門では語り継がれたほど。その香水もディオールでした。佐藤しのぶさんは、出演するオペラによって、香水を使い分けていたほど、女性オペラ歌手と香りは切り離せないもののようです。大学時代ではちょっと背伸びをしていたような気分で、卒業してからは、使うのを止めていましたが、いまは、香りに飢えていて、なんだかしっくりくるさわやかな香りです。

 そしてジュエリー。リトルが生まれた時に記念で購入したヴァンクリ-フ アーペルの指輪と、ネックレス。これがないと、なんだか落ち着かない。ずっとつけていなかったのに、この夏は、なんだかシルバーのキラキラしたものが好きになってしまって。日本語カバーの詩を作っているなかに、シューマンの指輪の曲があったのがきっかけだったのでしょう。今は亡きルチア ポップの歌うシューマンの歌曲を毎日聞いていたら、胎教になったのか、お腹の赤ちゃんは、シューマンを聞くととても静かになります。シューマンという男性が作曲したのに、なんて女心をわかっているんでしょう。
穏やかなメロディの作品が好きです。

小さい頃は、男の子に生まれたかった、、、って、いつも母親に嘆いていました。木登りとか大好きだったので、やんちゃだったのですね、よくスカートを破ったり、膝を擦りむいて帰っては、しかられて、お行儀作法とか、言葉遣いとか、とても厳しくしつけられていたのを覚えてます。でも、いまは女性に生まれて良かったと思える幸せな夏です。
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♪ My Favorite~扇子

皆さんは、夏になると扇子を持ち歩きますか?私は今年、扇子デビューです。着物を着た時も飾りとして帯にはさんでいましたが、今年のマタニティライフでは、体温が上がるので、扇子なしに外出できなくなりました。引き出しにとってあった扇子を引っ張りだしてみたら、スペインの扇子がいくつかでてきました。私の扇子との出会いは大学院のオペラの授業。オペラの登場人物の小道具として、扇子の使い方を習いました。扇子をうまく使いこなすことで、いくらでも芝居はエレガントを増します。「フィガロの結婚」第4幕では、スザンナが伯爵夫人の真似をするシーン、その扇子の使い方で、感情を表現したり、階級を表現しています。演出家の栗山先生に特訓されたことを思い出します。

で、いまになって不思議に思ったのが、扇子の歴史。日本から伝わったのか、海外から伝わったのか、、、?調べてみたら、7世紀に日本でつくられて、スペインに伝わったとか。


それに日本では、冬でも、外気の寒さよけとして使われていたそうな。そういえば平安絵巻で観た事があったかも、、と思ったら「木筒」というものでした。その後携帯に便利に京で作られた扇子が日本から世界に発信した生活美術品だったなんて。ちょっと嬉しいですね。

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♪ クラシック音楽への誘い ~ 映画「海の上のピアニスト」より 愛を奏でて
 「羽田健太郎 スクリーン テーマ ベスト盤」ポニーキャニオン(2008年10月発売)

何度も観ても感動してしまう大好きな映画の一つ。そのロマンチックな音楽は、皆さんよくご存知のエンニオ モリコーネ。このアルバムのなかで、私が一番好きな曲は「ノクターン ウィズ ノー ムーン」夜想曲なのに、月がない情景。ドビュッシーの月の光とは対照的なイメージですよね。

でも、今月おすすめするのは、この映画で一番有名な「愛を奏でて」という曲、羽田健太郎さんのアルバムに収録されています。羽田さんとは、なんどかお仕事ご一緒させていただきましたが、リハーサルは、笑いが絶えず、こんなこともできるよね、といろいろなアイディアを次々と出されて、音楽のおもちゃ箱をハートにもっている方だなぁなんて思った記憶があります。「題名のない音楽会」に出演したときなど、テレビに慣れていない新人の私に声をかけて励ましてくださったり、いつも優しく、演奏中には、音楽を愛している気持ちが伝わってきた素敵なかたでした。今は天国でどんな音楽をかなでていらっしゃるのでしょう。たくさんある羽田さんのアルバムのなかから、この一枚を選びました。
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クレヨンハウス

2009年07月28日 | masudaizumi.com
もうすぐ、リトルと2人で遊びにいく事はなくなるんだ、っていうことが寂しくて。

体調がいいこともあって、出来る限り、お出かけしています。

先週末は、雨のなか、江坂のクレヨンハウスへ。。。


すっごく素敵なお店です。
お子様へのプレゼントをお考えなら、是非、おすすめの店です。
おもちゃも、木製のもので、シュタイナー教育関連の制作ものや、モンテッソーリの開発したものもありました。

東京には表参道のハナモリエビルのあたり、ちょっと道を入ったところにあります。


おもちゃだけでなく、絵本の収集がすごい!
久しぶりに、たくさんの絵本に囲まれて、3時間くらい、すごしてしまった。


夏休み、八月っていうと、自分の記憶なのか、なにかを製作したくなりませんか?

最近、水性クレヨンをぼかしながら描くことにハマっているのですが、新しい色を含んだ「LYRA」の色鉛筆を買いました。

形が三角なので持ちやすいのと、クレヨンのようなタッチで描けるの、しかも発色が美しい。


それに、発泡スチロールをマシュマロの形にしたドイツの創作おもちゃ「PLAY MAIS」
梱包用でよく見る発泡スチロール、でも箱いっぱいにカラフルな色が、はいっていて、ちょっと水をつけるだけで、くっつきます。

粘土や糊で、手が汚れるのが苦手なお子さまっていると思いますが、部屋を汚されたくないママにも、ぴったり。

あっというまに出来上がるので、飽きっぽいリトルも達成感も得られて、やり遂げることができる喜びを味わいました。


ポケモンのフィギュアでは、こういう気持ちや、手先の感覚は得られませんから、やっぱりいいおもちゃを選ぶ事って大事ですね。



結婚について

2009年07月27日 | masudaizumi.com
今日は、ぽんぽこりんのお腹を抱えて、披露宴に出席してきました。

新郎28歳、新婦27歳。

私には20代で結婚するって、とても勇気がなくてできなかった。
29歳のときは、めちゃ結婚しないと、、とあせった時もあったけど、結局留学が決まったタイミングでもあり、結婚は、その後に、ってことになっちゃった。

その当時、素敵だなって思う人がいたけど、なんだか自分とは釣り合わない雲の上の人で、、、ほのかな恋心は、NYでの新しい環境での生活に興奮と刺激がいっぱいで、自然と消滅してしまった。

昨日美容院にいって、「まわりがみんな結婚するから、焦ってるんです」っていってる美容師さんと語り合ってしまった。
20代の頃は、結婚に失敗したくない、っていう思いで、相手ばかりをあまりにも厳しくみてて、わたしは何様?と言えば、まだ歌で食べていけるほどの生活力もなく、精神的にも自立してなくて、、、。

あの頃結婚していたら、絶対相手に依存してしまっていたと思う。


美容師さんと至った結論は、仕事や自分のやりたいことに情熱を持っていないと、いい恋は出来ないってこと。


今日は、新婦さんの美しい純白なお姿に、じ~んとしてしまいました。





皆既日食!

2009年07月22日 | masudaizumi.com
すごい!

感動しました。

皆既日食をみようと張り切ってるのは、今週から道頓堀の中座がリニューアルオープンをして呼ばれてる、くいだおれ太郎くんです。


曇り空だったので、眼鏡がなくてもよく見えました。




皆様は、皆既日食、いかがでしたか?



忍耐

2009年07月21日 | masudaizumi.com
今日はね、失敗で学ぶってことをリトルと一緒に経験して、、、

それでもって、私は、待つ忍耐を学んで、もう、、、くたくたなんです。


おやつの時間。机の下に寝転んで遊んでいるリトルに「机の上にあるママの作った蒸しパンとお茶、倒しちゃうからやめてね」と三回いいました。

それでも聞かないので、心を鬼にして、っていうのもへんですが、リトルに任せていたら、、、、


やっぱり、ガラステーブルをひっくり返し、天版ははずれ、私のコーヒーもこぼれ、蒸しパンは崩れて、床の敷物はびしょびしょ。

まずは、ガラス天板が頭に落ちて、痛い、と訴える大泣きのリトル。

けがをしていないか確かめてから、「ダメっていったのにやめなかったからのは、自分だからね、どんなに痛いか、知っているから教えてあげたのに、君が悪いでしょ。お片づけも大変だってこと、知らないでしょ、自分で責任とってね。ぜんぶ洗ってね」


そういって、ぎゅっと抱きしめたら、私は身を隠しました。

ずっとウェンウェンと泣いていたリトルでしたが、15分ほどすると、泣きながらも自分で片付け始め、「できない~~、できない~~~」と訴えていた声から、重い天板を何度も直したとき「出来た!」と嬉しそうな声に変わりました。

その後、二人掛けのソファーを動かして、三畳分もある床のマットをはがし、「ママ~~、テンタッキ(洗濯機)に、このシーツはいらないよ====」と言って私を呼びにきたのです。

リトルの顔は、自分で片付けたよ!と自信に満ちて、嬉しそうに笑っていました。

私は、20分間、覗きたい気持ちでいっぱいでしたが、じっと我慢我慢。

使ったことのない、忍耐のエネルギーにもうくたくたになってしまいました。


「責任」という言葉を初めてつかってみて、どうなるか、と思いましたが、予想以上にしっかりしていたリトル。
親が思うより、子供は何でもできるんですね。

これからも、一緒に成長していけたら、と思います。