Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

ポケモン ゲットだぜ

2009年05月30日 | masudaizumi.com
リトルは、いつも遊んでくれる、近所のおにいちゃんが憧れの存在になっていて、なんでもまねっこをしています。

最初は恐竜

2歳から恐竜の名前を覚えている子も珍し、と思いますが、今度ハマってしまったのが、ポケモン。

3歳でポケモン、って早くないかな


それにしても、あのオープニングの音楽。


私には耳障りで、子供番組の最近の傾向に心が痛いです。

私の世代は、ゆっくりで、メロディが綺麗なものが多かったのに。

当時のものを再放送したりするオープニング曲は、必ず、テンポが速くなって音があえてこの言葉を使うと、「うるさい」。

絶対に、絶対に、あの音楽の作り方は良くない、と思う。

どんなテレビソングも、さびや、一部分しか歌えないリトルが、サザエさんの歌を一回で覚えて、フルで歌っているリトルをみると、やっぱり、身体になじむテンポやメロディってあると思う。



毎日、ポケモン、ゲットだぜ!って叫んでいるリトルをみて、なぜそんなにハマっているのか、さっぱり共感できず、置いてきぼりのママです。


コーチング

2009年05月26日 | masudaizumi.com
育児の「コーチング」という方法について書かれている川井通子さん著「起こらないママになれる本」を読みました。



コーチという名のとおり、トレーニングを受けた第三者が、お母様の育児の悩みをガイドしていく方法です。


しつけ、育児は、家庭によって全く様々ですし、子供さんの性格もさまざま。

どう話したら子供の心に響くのか?
なにが自分にかけているのか?

リトルが2歳になって、プレスクールに行きたくない、と毎朝泣き続けていたときに購入したものです。

「行きたくない」といわれたら

どうして? 行かないとだめ


と問いつめたり、脅したりするのではなく


まずは、気持ちを受け止めるそうで。。。


「そうか、行きたくないんだ、、、、」



その他、お菓子を買って、と、ごねられたときは


「そっか、お菓子、欲しいのね、ふ===ン」

とリフレインするそうで。。

気持ちを反発させてヒートアップするではなく、まず気持ちを受け止める。
これって、男女の関係でも同じですよね。

相手を攻めると、同じエネルギーだけ攻撃されてしまう。

例えば、「どうして時間通りこれないんだ!こんなに待ってたのに」とかね。大人の会話では、理屈や事柄をぶつけることで言葉になっていきますが、本当は、僕は悲しかった、という気持ちが核になってる




行きたくない、というリトルを説得するには出発前の時間的余裕がないと、難しいことですが、毎朝三十分、がんばっていました。


どうやったらいいかな~?と二人で玄関で解決方法を探してみたけれど、答えはひとつ。


「ママがいないから」

結局、こればかりはどうにもならないので、三月まで泣き続け、改善された様子はみることができませんでしたが。





でも子育てのなかで、子供への言葉がけのコツがたくさん書かれて役になった本です



いまは、幼稚園に出発するのに、泣いた事はありません。


なにかプレスクールに行きたくない理由が他に、彼なりにあったのでしょう。
言葉で表現できなかったのでしょう。


また来年あたり、この本を読む機会があるかしら、と思い、本棚にもどしました。

映画俳優

2009年05月25日 | masudaizumi.com
ハリウッド映画俳優で好きな人。


トム ハンクス
ダスティン ホフマン
ジョニー ディップ


どの俳優さんも最高です。



先週は、新作キャンペーンで日本を訪れていたトム ハンクスのインタビューをあちこちでみることができて、とても幸せでした。


最近観た、トム ハンクスの作品は、「チャーリー ウィルソンズ ウォー」
台詞に業界用語が多くて、たくさんの情報を凝縮パックしたような難しい作品でしたが、こんな人がいたなんて、という衝撃のほうが強く、多くのハリウッド映画が、大物スターの競演がちらついて作品が薄くなってしまうものですが、この作品はとてもそんな余裕はありません。アメリカの裏の歴史を少しだけでもかじることが出来てよかった、、、と思えた作品でした。

それに対して「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」
ダスティン ホフマンのファンタジックな魔法の世界の作品。
ティム バートン監督でジョニー ディップが主演していてもおかしくないような作品でしたが、これはすごい!

おもちゃのCG加工が、最初の15分で、もうお腹いっぱいになるくらい。

ワンダフル!

と思ってめをこらしてみていたら、エンディングでこけました。

え~~~~~~~~~!!!!!!


ここで終わるの?????????



とだれもが思ったことでしょう。


信じる気持ちをテーマに創ったのでしょうが、ヒロインのピアノの作品も完成せず、これから新しくスタートさせるおもちゃ屋は、いったいどうなるの?会計士はいったいどう変化していくの?と疑問につつまれて、強引に幕を閉じられてしまった。


それでも見る価値はあります!

この2作品は、おすすめです。

呼吸

2009年05月24日 | masudaizumi.com
この2週間、頭痛で読書からはなれていましたが、また今朝から復帰しました。


私の本の読み方は、一度本を買ったら、ざっくり一気読みして、もう一度時間がたってからじっくり読む。
一年くらい置いて、読んで、また心にくっときたら、とっておく。
心にひっかからなかったら、売ってしまいます。

今日は、朝5時頃から7時まで、2冊読み返しました。

まだ話せない赤ちゃんがジェスチャーで実はお話している、というベビーサインの本
そして齋藤孝さんの「呼吸入門」


ベビーサインの本は、あまり心に響かなかったのですが、あと半年したら必要かも、と思ってとりあえず本棚に戻し、「呼吸入門」に、波動がハマりました。


特に心にひっかかったのが

「能の呼吸」
「日本人は型を創出する天才だった」

という章。


いままでその様式美だけで、芸術の価値が理解できなかったお能のことが、この本でやっとわかりました。
記述してある文章をピックアップしてみます。



   立つ事の芸術


  大げさな演技がないから、立っているだけでも存在感が圧倒的

前後左右上下の無限に気迫を発して立つ

   そのぶれない精神のあり方

意識の高さが耐えられない人は眠くなってしまう


幽玄なる霊魂の世界へつながっていく、高い瞑想状態に似たもの

脳の覚醒状態を楽しむもの

すべてを支配しているのは呼吸。


これらのこの本に記載されていた言葉の表現で、私は心に響かないお能の世界に、やっと足を踏み入れた気持ちになりました。

演劇や、舞台をされている人の存在感って独特ですよね。

これらは、すべて、呼吸にある、と書いてあります。

私が録音した一枚目のアルバムは、歌の呼吸にすごくこだわって創りました。

基本的に人間の心臓の早さと同じテンポ、もしくはゆっくりなものが多く、ものすごくロングトーン、つまり息を吸わずに歌い続けるところが多いです。


そのかわり、息を吸うところは、ゆったり、たっぷりとってあります。

CDを聴いていると眠くなるのは、おそらく、その呼吸のリズムがものすごく深いからということも関係していると思います。


マーラーのアダージョで表現したものは、幽玄の世界です。
マーラーは死に対する憧れがとても強かったそうです。
動きがまったくなく、録音していても、いま歌っていても、一番緊張感がある曲です。

すこしだけお能に近い曲かしら、、、と思ってしまいました。


マスク

2009年05月23日 | masudaizumi.com
リトルが、「マスクのニュースをみよう!」というほど、マスクが街に浸透した一週間。


関西のテレビのニュースでは、インフルエンザに対して、かなり冷静な対応になってきました。

そのなかでも、マスクが、感染予防にまったく効かないという事実を実験、報道していました。

マスクメーカーの社長も、「花粉、ほこりには効きますが、インフルエンザの感染を防ぐには、100%効かないのです。感染者のかたが、健康な人に菌をうつさないことには、有効です」とはっきり明言していたのです。


これだけ売れてから、そんなこというなんて、ちょっとずるい。


私も知らずにマスクしていた一人です。


そのニュースでは「マスク狂想曲」といっていましたが、まさにその通りでした。