Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

大津プリンス

2010年08月07日 | masudaizumi.com
昨夜は琵琶湖の花火大会。

大津プリンスにおとまりのお客様の会場で歌ってきました。

ピアノは先月ご一緒した平山朋子さんにくわえ、ギター、ベースの両方を弾くことのできる平山さんのご主人さまとご一緒しました。ありがとうございました。

1時間の演奏、10曲を歌いましたが、アルバムの曲で「カルメン」や「オーソレミオ」も久しぶりに歌ったね。

プリンスホテルのマネージャーの三谷さんも、ありがとうございました。


それにしても、すごい変化を発見なのです。

リトミックを始めて身体で覚えたリズム感のおかげで、リズムをとる感覚がまったく変わりました。
特に八分の六と三拍子のリズム。
おまけに、自然に、ゆったりとした気持ちで、身体のへんな力みがなく、歌えたの。。。


力みで一番害がでるとこは、ロングトーン。

シューベルトのアベマリアとか、「天空の城ラピュタ」の『君をのせて』、「千と千尋の神隠し」の『いつでも何度でも』など、静かな曲で息が長く、音程をうまくコントロールできたのは、今回始めてだったかも。

お子様もいらっしゃる、という会場だったので崖の上のポニョも歌いました。
子供たちの耳がいっきに集中したの、ぴーんと空気がかわったのを感じました。
名曲なんですね。すごい。

遠い席から、おとうさまにだっこされてステージ前まで歩いてきてくれはった女の子、ステージに頭をのせながら聴いてくれた男の子、お母様の膝にゆらゆらしながら手をたたいてくれた女の子、、、ほんとに、ほんとうにありがとう。

年を重ねるといろいろな意味で力みがとれる、といいます。
年をとるのもいいもんだな、って思いました。


日本語の歌詞もうまくできて、シューベルトのアベマリアは、この2年、試行錯誤して歌詞が変わっていましたが、やっと今回のコンサートで完成作になれそうです。「アベマリア、愛しき我が子よ」っていう始まりです。

オーソレミオも日本語、夏にぴったりの歌詞「真夏のエンジェル」です。


アルバムを作り直す事はできないので、こういった日本語版はコンサートバージョンとして作ってきましたが、新しいものでは、プッチーニのオペラの「お父さん、お願い」という曲も、半分くらいできました。
今回はご披露できませんでしたが、いい感じです。


七時半からの花火大会も少しだけ観る事ができましたが、すごく、すごく綺麗でした。
行きのタクシーの運転手さんがめちゃくちゃ早口の滋賀弁でその解説をしてくれはったのですが、琵琶湖の花火は春夏秋冬を作っているようで、確かにしだれ桜はすごかった。そして、冬にむかって枯れていく様もみたかったです。


保育所に戻るともう22時。。。マティスが泣いてました。
23時までたっぷり遊んでたので、夜泣きもなく眠っています。


少しづつですが、お仕事が再開できるようになって、ほんとに嬉しい。。。


東京でのステージまでもう一息って感じです。

この場所に遊びにきてくれる皆様、いつもありがとうございます。

幸せを感じる1日でした。



写真はまた後日アップします。では、また。