毎日の献立に頭を悩ます主婦の皆様には「けっ!」と思われるかもしれないが
趣味の思いつき料理は楽しい。
「この素材はどうやって食べるのが最も美味しいか」という永遠のテーマ(笑)に
イマジネーションで取り組むのはたいへんクリエイティブな作業だと思っている。
特に奇をてらったものである必要はないし、出来てしまえばごく普通に見える料理でも
それが創作したものであり、想像以上に旨ければこんな楽しいことはない。
まあ、よほどに変わった組み合わせや調理法でない限り、ニアイコールなものは
すでに誰かが作っているのだろうが・・・。
で、一発目は
「姫竹と鶏肉のピリ辛炒め」
先日いただいた姫竹を適当な大きさに切り、鶏もも肉のブツ切りと一緒に炒める。
ゴマ油、塩、醤油に一味唐辛子を効かせて。
歯ごたえが気持ちよい姫竹は、わずかな苦味を感じ、それがまた鶏肉とよく合う。
皿に盛ってからゴマをすり、ネギと一緒にあしらって完成。
こいつは飯のおかずにもいいけど、なんと言ってもビールに最高!
で、もう一品。
「鶏胸肉の醤油漬け ニラ昆布添え」
パサパサになりがちな胸肉を、どう美味しく仕上げるかは取り組みがいのあるテーマ。
もも肉に比べ安価だし、ローカロリーで、美味しく料理できれば言うことなしの素材だ。
以前教えてもらった「鶏ハム」なんかも秀逸なメニューだが、今回は別方向からアプローチしてみた。
我が家のオリジナル・お気に入りレシピに
豚肩ロースの醤油漬けというのが
あるのだが、
この豚肉を鶏胸肉に変えてみたらどうだろうという試みだ。
出来上がりはまずまず。
漬け込んだことで肉にしっとり感が出るし、淡白な味の胸肉がなんともいい香りと
味わいに仕上がっている。
が、やはり豚肉と比較してしまうと脂のなさによる旨み不足を少々感じざるを得ない。
で、最近ハマっている「ニラの塩昆布和え」を乗せて食ってみた。
ニラの塩昆布和えは超簡単・お手軽安価ながら、なかなか侮れないメニュー。
ごくごく短時間で湯通し(さっと熱湯をかけまわすくらいでも充分。やりすぎるとクタクタになってまずくなる)したニラの水気を絞り適当に切り、塩昆布・ポン酢少々と和えるだけ。
冷蔵庫で一晩置けば味がなじんで出来上がり。
これは、ネギのレシピとして教えてもらったのだが、ニラでもまた面白い味わいに
仕上がる。
日持ちも良いし、こいつもおかずによし、軽い酒肴によしの万能メニューなのだ。
これを鶏肉に少し乗せて食べてみると・・・・
・・・・・カンペキです。
淡白な胸肉がニラの風味で一気にワンランク上の味わいに。
加えて、どうしてもパサ感が消しきれない胸肉がニラと昆布のウェット感で
なんともいい具合に落ち着く。
安価な素材を、いかに美味しく楽しむか。
うまくいくと、やめられないですね
【業務連絡】家さま:三つ葉、うんまかったですd(>_・ )グッ!
写真アップしたかったすけど、うまく綺麗に撮れなくて
いつもありがとうですm(_ _)m