少し前、目覚ましを携帯からラジオに変えてみた。
理由はシンプルで「同じ音より変化のある音のほうが目覚めやすいから」。
たしかに、ヒトの声がある方が目覚めは良い。
ケータイと違ってラジオならそのままつけっぱなしでも問題ないし。
で、先週の土曜日。
なにげにそのままラジオつけていると、なかなかに旨そうな話をしている。
お題は「じゃこ天」のようで・・・・・・。
実は、じゃこ天が大好きだ。
地方出張で時間があると、必ず地元の市場やスーパーに行くのだが、
その時の買い食いの楽しみは「じゃこ天」。
やや離れて、「コロッケ」。
じゃこ天は、オトナの買い食いの王様です 笑
市場で食べる揚げたてのじゃこ天はまことに旨い。
ビールが飲める時間帯であれば、当然缶ビール片手に市場を徘徊するのだ。
そんなだから、その日のラジオ番組で
じゃこ天の通販やってるのに、つい聞き入ってしまった。
じゃこ天は地方色があるほど楽しい。
聞いていてひっかかったのが、「はらんぼ天」。
サラリーマン時代に2年ほど高知に通っていたので、「はらんぼ」と聞くと
ヨダレが出ます 笑
※はらんぼ=鰹のおなかの部分。内臓を出した外側の薄いところ。
はらんぼは身は薄いけど、脂のりのりで焼いて食うとたまらんのです。
※後日追記 私の思い込みで、カツオのはらんぼをまぜてあるじゃこ天と思ってましたが、
宇和海には「はらんぼ」という小魚がいるそうです。
ですので、高知で言うカツオのはらんぼとは全然違ってました 汗^^;
すみませんでした~
ちなみにこれが、小魚の「はらんぼ」
そしてこれが、カツオのはらんぼ
勘違い、たいへん失礼しましたm(__)m
で、人生初の通販電話 笑
アマゾンや楽天のネット通販は頻繁に使うけど、ラジオショッピングに電話したのははじめてだ。
・・・・・大当たりでしたw
真っ白に漂白した大メーカー品とは違い、黒々とした色が、いかにも
「皮も骨も全部入ってるべさ!」という感じだ。
敬意を表し、あえてレンジ加熱はしないで、きちんと油で揚げ直す。
・・・・・これ、最高です!
噛んだときに、これだけ汁気の多いじゃこ天は初体験!
魚の旨味のエキスと、はらんぼのおいしい脂がジュワッと口に溢れる。
普段はショウガ醤油などで食うけど、そんなもの一切いらんです。
ビールが、口に残った脂をさらっと流してくれ、また一口。
ときどき、粉砕された小骨のような食感のものに気づくのもまたイイ。
気づけば、4枚分一気食いしてました 笑
きちんとこだわって作ったじゃこ天は、やっぱ旨いわ。たまら~ん!
もうひとつ、セットに入っていたのが「じゃこカツ」。
見た目、トンカツだけど中身がじゃこ天 笑
これも良かった~~~
最初は「キワモノ???」と思ったのだけど、意外にもサクサクの衣が
じゃこ天に合う。
妙にじゃこ天の弾力と合うのだ。
そのままのじゃこ天と違い、衣がある分食感が楽しめるのと、
噛んだときの香りの立ち上がりが普通のじゃこ天より一拍遅れてくる感じが
なんとも良い(マニアックか・・・笑)
これも、ソースいらずの旨さでした。
良い香りはするけど、魚くささは感じないし、お弁当や子供のおかずにも
良さげ。
残念なことにちょうど切らしていたけど、生搾りのレモンがあればもっと
うまかったかなぁ。
まだあるので、次に揚げるときは忘れずレモン買っておかねば!
どっちも旨かったけど・・・・
小料理屋の和服の美人おかみに
「雅さん、はらんぼ天とじゃこカツ、どっちがいい?」なんて訊かれたら
私は迷わずはらんぼ天をチョイスしますな。
「え?女将がいいんだけど」とかいうお約束のボケはなしで 笑
じゃこ天は、ご当地に行って食うのが旨いに決まってる。
だけど、自分の地元にはない美味しさが届けてもらえるってのは
なかなか良いなと、しみじみ思った次第です。
ちょうど今朝も、なんだかかなり旨そうな蜂蜜とジャムをやってた・・・
いい蜂蜜って、とことん旨いんだよなぁ・・・
目覚ましをラジオにしたのが良かったのか悪かったのか・・・
ハマると散財してしまいそうでコワいわ 笑
あとで気づいたけど、ラジオかなざわの「ご当地逸品モノ語り」という
コーナーでした。
こっちだと、大のお気に入り、ぶった農産さんの「ブリぬか漬け(へしこ)」なんか出したら
売れるんじゃないかなぁ・・・
FMって音楽番組しか聞いてなかったけど、こんなんもあるんだね。
ごちそうさまでしたm(_ _)m