青春のト長調

2009-07-08 00:09:08 | 私の室内楽仲間たち

07/08　私の音楽仲間 (72)　～　Mozart のト長調 ②

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　Mozart のフルート四重奏曲ト長調を楽しんだ後は、恒例
の休憩。　お茶とお菓子で鋭気を養います。

　後半は顔合わせが変わり、同じ作曲家の弦楽四重奏曲が
２曲、待ち構えています。

　まず、同じト長調の K387 です。　ご一緒するのは、Violin が
ＭＳさん、Viola がＩさん、チェロはＭさんです。

　ＭＳさんとは、この場でお会いしたことはあったのですが、
組合せの関係で、楽器を持ってご一緒するのは初めてでした。
「みんなで正確に弾こう」という意気込みが、物腰の静かな中
にも伝わってくるような方です。　チャランポランな私に、うまく
合わせてくださるでしょうか。

　Ｉさんとは何度かご一緒しており、先日は老人ホームの
コンサートにまで付き合ってくださいました。　「本当に Viola
がお好きなんだな」ということが、よく窺え、また大変真面目
な方です。

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　Ｍさんとは、昨年一度だけご一緒しましたが、そのときは
Brahms の二つの弦楽六重奏曲でした。　今回は、違う意味
で難しい、Mozart の四重奏曲。　どうやら、とても楽しみに
して来られたようです。

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　　　　　　　　　　　　　　　(4) Brahms の弦楽六重奏曲第１番

　このト長調 K387 は、ハイドン・セットと呼ばれる６曲の中に
ある、大変明るい曲です。　作曲は1782年で、Mozart 26歳の
年に当ります。

　『春』という副題で親しまれていますが、これはどうも日本
だけのことではないようです。　もちろん作曲者が名付けた
ものではありませんが、確かに曲の雰囲気をよく表わして
います。

　第Ⅰ楽章、ト長調 Allegro vivace assai 4/4拍子。

　冒頭からさっそく伸びやかな歌が始まり、どの楽器もほぼ均等
に扱われています。　おっと、チェロだけは地味ですが、目立つ
ときには難しい仕事をしています。

　第Ⅱ楽章はト長調のメヌエットで、ト短調の Trio を持っています。

　これらの二つの楽章に共通することですが、スラーやフォルテ
が鋭くならないよう、自分自身の課題として心掛けました。　でも
さて、どの程度うまく行ったのでしょうか。

　第Ⅲ楽章はハ長調 Andante cantabile、ゆっくりな 3/4拍子です。
みんなで気持ちを込めて歌うことが出来ましたが、問題は私の
Violin パートにある、32分音符の細かい動き。　これが邪魔に
なってしまったかもしれません。

　さて、第Ⅳ楽章です。　さすがにみなさん、よく練習してこられ
たのですが、いざ一緒に合わせてみると、何となくやりにくそう
です。

　今までの楽章と、一体何が違うのでしょうか…！？

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MARU にひかれて ～ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

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