MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

真打ちは私

2013-11-20 00:00:00 | 私の室内楽仲間たち

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               真打ちは私



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 今回は、最初からクイズです。 演奏例の音源]をお聴き
になり、曲名を当ててください。

 クラシック音楽ファンを自認する貴方でしたら、おそらく耳
にしたことがある曲でしょう。



 お解りになりましたか? ではそれは、最初から “何秒”
の時点だったでしょうか?

 音源の長さは、2分14秒です。 評価をする権限など、私
にはありませんが、取りあえず以下の枠を設けてみました。



           A : ~ 0:07

           B : ~ 0:25

           C : ~ 1:37

           D : ~ 2:14

           E :  不正解



 もし、貴方の家族、友人とご一緒で、競争なさる場合…。
そのときは、楽器に親しんでおられる度合いや、アマチュア
音楽家、プロの音楽家の別…なども考慮に入れてください。

 ここはアンサンブルのコーナー。 仲が良くなくてはね?




 正解を確信した貴方! おめでとうございます。



 ここでは、まず譜例をご覧いただきましょう。
Vn.Ⅰのパート譜です。

 音源は、譜例の2小節目からスタートしました。

       ↓





 “Vn.Ⅰ” や “Vla.” はいいとして、どうも純粋な室内楽
曲ではなさそうですね。

 “Ob.” はオーボエ、“Cl.” はクラリネット、“W.W.” は
木管楽器。 最後は、ピアノまで出てきます。




 曲は、Beethoven の ピアノ協奏曲第3番

 “ピアノまで”…なんて、とんでもない失礼なことを書いて
しまいました。 もちろん、ピアノと管弦楽のための曲です。



 弦楽器は、コントラバスと弦楽四重奏の編成です。

 編曲したのは、ドイツの Vinzenz Lachner (フィンツェンツ
・ラハナー)
。 Beethoven の 40年ほど後輩に当ります。



 弦楽器の人数は、“2・1・1・3・1” という不規則な編成…。
もちろん、「全員で曲を体験したい」…という主旨だからです。



 この楽譜は、ネットで入手が可能です。

 IMSLP から入り、“2.3.1.1 For 2 Violins, Viola, Cello,
Double Bass and Piano (Lachner)
” をクリックしてください。




 なお譜例は第Ⅰ楽章の、オーケストラの提示部、
その途中からです。 第二主題、第一主題の順で
現われ、ピアノが登場したところまででした。

 ピアノは T.さんです。




     [音源サイト    [音源サイト



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