MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

イチロー ~ 一朗とイチロー

2008-11-08 01:13:06 | 音楽演奏・体の運動

11/08        一朗とイチロー




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(この記事の内容は、仮想インタヴューによるものです。)



 以前、パブリックイメージが先行していたときについては、
 ”追いかける自分” がいたんです。

 "イチロー” に追いつくのには、時間がかかりました。
 でも今は、彼は、もう一部になりました。




 本当のご自分との間には、ズレがあったということ…?




 世間のイメージのイチローに追いつきたい
 と思うことを止めたら、すごく楽になりました。

 以前は常にイチローの仮面をかぶっていました。



 でもある日から、そういうことは、もう
 基本的にはグラウンドの上だけでいい

  それ以外のところは自分らしく振る舞いたいな、
 っていう気持ちになった瞬間が訪れたんですよ。



 それで、僕はイチローの仮面を脱いだんです。』

 自分らしくありたいです。





 でもグラウンド上では、イチローさんは
やはり仮面をかぶっているということですよね?

 もしファンが喜ぶとしたら、イチローさんは、
そんなプレイや、仕草をしてくれますか?




 以前は、どうやったら人に喜んでもらえるんだろう、って
 考えながらプレイしてきたんです。 でもそういうときって、
 お客さんは、僕の方を向いてくれないんですよね。

 そこで考え方が変わってきたんです。 人を喜ばせようとする
 わけでもなく、好きなことをしていると、僕自身のプレイしている
 姿に、子どもみたいな雰囲気が出てくるみたいなんですよね。


 だから、今は、好きなようにやろうと思っています。 純粋に
 野球をしている姿が、本来の自分の姿
なんですから。

          



 その、純粋なイチローさんに私たちは拍手を送りたい。

 だからこそ、グラウンド上でも、周りからの賞賛を
少しでも受け入れてくれたら、ファンの一人としては
もっと嬉しいんですが…。 プレイ以外の動作でも。




 … でも、いつも、よほどのことがない限りは、
 褒められたことに乗ってはいけないと思っているんです。
 “ああ、これは、悪魔のささやきなんだなぁ” って。

 チヤホヤされると、いつも、自分を戒めています。




 … ともあれ、
8年連続 200安打というのは、考えてみると
恐ろしい内容ですよね? 言うのは簡単ですが。




 …、…。




 あ、今しがた入ったニュースです。 イチローさん、
8年連続ゴールド・グラヴ賞獲得、おめでとうございます!




 …、 …!!






(これは仮想インタヴューです。)

(続く)